2019年8月19日

簡単な節水方法でトイレの水道代は下がる! 節水のためのリフォーム費用もご紹介

一般家庭の水道代は毎月5,000円を超え、1年間で6万円以上の出費になります。水は生活をする上で必要なものですが、トイレの節水を心がけることで、水道代を下げることができます。ここでは、トイレの節水方法や節水のためのリフォーム費用についても、詳しく説明していきます。

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トイレは意外と水を使っている

東京都水道局が平成28年に行った調査によると、各家庭が使用した1ヶ月あたりの平均使用水量は下記のようになります。

1人世帯:8.2㎥
2人世帯:15.9㎥
3人世帯:20.4㎥
4人世帯:24.3㎥
5人世帯:28.5㎥

季節や地域によって違いはありますが、思ったよりもたくさん使っていますよね。8.2㎥というと8,200Lですので、毎月8.2トンもの水を使っていることになります。1日あたりで計算すると273Lですので、2Lのペットボトルでは約137本分にもなります。

一般家庭水使用目的別実態調査 出典:東京都水道局

同じく東京都水道局の調べによると、使用水量のうちトイレで使っている量は約21%です。なんと1人あたり、1日54.6Lもトイレに水を使っている計算になります。「そんなに使ってないよ」という方もいるかもしれませんが、1975年に作られたトイレの使用水量は1回あたり13Lも使用します。

1回のトイレで何回も流す人もいるでしょうし、5~6回も流せば上記の計算はそれほど大げさな水量ではありません。

1人あたり1ヶ月で約350円のトイレの水道代として払っていることになり、4人世帯なら1,400円も払っています。これを大きいと考えるか小さいと考えるかは家庭によって違いますが、水は限られた資源であり、環境面から考えても使用水量は抑えるべきです。

最新のトイレに交換すると節水できる!

トイレの節水で最も効果が高いのが、最新のトイレに交換する方法です。どれくらい節水できるのかは後ほど詳しく説明しますが、古いトイレから最新のトイレに交換すると、使用水量が確実に半分以下になります。

従来のトイレは便器の縁から中心に向かって、まっすぐ水を落とすことで汚物を押し流していました。洗浄方式は年々進化していましたが、それでも汚物が便器に残るのを防ぐために、大量の水を使っています。

ところが、最新のトイレは渦巻状の水流を作れるようになり、大量の水を使わなくても便器の汚物を取り除けるようになっています。さらに、便器のコーティング技術も向上したことで、便器に汚物が付着しにくくなっているため、より少ない水で便器の洗浄ができるようになりました。

従来のトイレはタンクに水を溜め、その水を使って便器の洗浄を行っていましたが、最新のトイレはタンクレス化が進んでおり、各メーカーが最新技術を駆使することでより節水効果を得られるようになっています。

次章で古いトイレと最新のトイレでどれくらい使用量に違いがあるのかを、詳しくご紹介します。

古いトイレと最新のトイレの節水量を徹底比較

トイレ 節水

いくら技術が進んだからといって、そんなに節水効果があるとは思えないという方のために、ここでは古いトイレと最新のトイレの使用水量がどれくらい違うのかをご紹介します。

1975年:13L
1994年:10L
1999年:8L

トイレは壊れても部品交換などで長く使えるため、30~40年も使い続けているという家庭もあるかと思います。1975年に作られたトイレは1回の使用水量が13Lもあり、1999年にはそこからかなり進化していますが、それでもまだ1回あたり8Lの水を使っています。

それでは最新のトイレがどれくらいの水量なのかを見ていきましょう。

TOTO ネオレスト(床排水):大3.8L/小3.3L/eco3.0L
TOTO ネオレスト(壁排水):大4.8L/小3.6L/eco3.4L
TOTO ピュアレスト:大4.8L/小3.6L/eco3.4L
LIXIL ECO4便器:大4L/小3.3L
LIXIL ECO5便器:大5L/小3.8L
Panasonic アラウーノV:大4.6L/小3.0L
Panasonic アラウーノ L150:大4.8L/小3.6L

いずれも使用水量が5L以下で、1994年のトイレと比べると半分以下に抑えられています。使う水の量が半分ですので、単純に水道代も半分以下に抑えることができます。ただ、気になるのは1年間でどれくらいの金額を節約できるかということですよね。

節水トイレにリフォームすることで、いくらお得になるのかを見ていきましょう。

節水トイレにリフォームしたときの水道代の変化

節水トイレにリフォームすることで、水道代がどれくらいまで下がるのかを実際に計算してみました。比較するときの条件は次のように設定します。

家族構成:4人
1人のトイレ使用回数:大1・小3
水道代:0.24円/L
古いトイレ:(大13L/小8L)
最新のトイレ:(大4L/小3.3L)

古いトイレにかかる水道代
(13L+8L×3回)×4人×365日×0.24円=約12,965円

新しいトイレにかかる水道代
(4L+3.3L×3回)×4人×365日×0.24円=約4,871円

1年間で約8,000円も水道代が安くなります。これは控えめな数字で、実際に節水トイレにリフォームしたことによって、年間1万円以上も水道代が下がったというケースもあります。とはいえ、リフォームするのにもお金がかかりますので、金銭面で必ずしもお得になるかというとそうでもありません。

その点については、トイレリフォームの費用相場と合わせてお伝えします。

最新の節水トイレにリフォームする場合の費用相場

トイレ 節水

いくらトイレリフォームが節水に効果的だからといって、リフォーム費用があまりにも高額だと、得をしたと思えないですよね。ここでは、トイレリフォームにどれくらいの費用がかかるのかその相場をご紹介します。

節水トイレへのリフォーム費用相場:10万~33万円

概算で15万円から33万円程度で、古いトイレから節水トイレにリフォームできます。そのうち大半を占めるのがトイレ本体の価格です。デザイン性の高い最新のタンクレストイレですと、本体価格が20万円以上になることもあり、この場合のリフォーム費用は30万円を超えます。

タンク式の安価なトイレであれば、3万円台からラインナップされており、もちろん最新のモデルですので節水することができます。このような低価格帯のシンプルなトイレを選べば、工事費込みで10万円以下に収めることも可能です。

トイレリフォームに15万円かかったとしても、節水トイレに交換することで年間8,000円は水道代が下がります。もし20年トイレを使い続けるなら、節水分だけで16万円浮くことになります。実質無料どころか1万円プラスになって、トイレそのものもキレイになります。

すぐできるトイレの節水グッツをご紹介

トイレ 節水

トイレの節水を考えたとき、費用を考えるとすぐに工事できない方もいらっしゃると思います。そこで、リフォームをするまでに期間に使える、トイレの節水グッズを3つご紹介します。

トイレの節水 ウォーターセーバー

通常のトイレは、タンク内の水をほぼすべて自動的に流してしまいます。この水の量を手動でコントロールできるようにする節水グッズが、ウォーターセーバーです。設置方法はとても簡単で、トイレタンク内のフロートバルブの上に乗せるだけです。これによりレバーを動かしたときだけ、フロートバルブが浮くようになります。

トイレの水はフロートバルブが浮いているときだけ流れますので、タンクの水をすべて使い切る前にレバーを戻せば、節水効果が得られるというわけです。トイレットペーパーを多く使うの場合には、十分な水量がないと詰まりの原因になりますので、結果的にこれまでと同じ量の水を流すことになりますが、そうでなければ節水効果を得られます。

また、便器のコーティング剤と合わせて使うことで、より高い節水効果を得られます。1個1000円前後で売られており、効果がなければ取り外しも簡単にできますので、手軽に試すことができるという魅力もあります。

水洗トイレ節水器ロスカット

トイレの水を流した後に、最後に少量の水が便器内に流れてきますよね。すでに汚物が流れきっているのに水が流れていることになりますので、それは「無駄な水」ということになります。この無駄な水をカットするのが水洗トイレ節水器ロスカットです。

上記のウォーターセーバーと同じ用に、フロートバルブの上に乗せて使いますが、ウォーターセーバーほどの重さがありません。このためレバーを上げておく必要がなく、これまで通りの使い方で節水効果が得られます。

口コミなどでは「取り付け方が難しい」という声もありますので、最初は戸惑うかもしれません。それでも使い勝手を変えることなく、3,000円程度で節水効果を得られますので、ウォーターセーバーでの節水が面倒だと感じる方はこちらがおすすめです。

万能ロータンクボールタップスリムタップ

万能ロータンクボールタップスリムタップは、トイレのボールタップが壊れたときの交換用部品として売られています。汎用性が高く、古いトイレならほぼすべて交換できます。様々なトイレタンクに合うように作られているため、トイレタンク内の水位を調整することもできます。

既存のボールタップよりも低い位置にタンク内水位を調整すれば、1回で流す水の量が減りますので、節水効果が得られます。あまり低くしすぎると汚物が流れきらないという問題がありますが、何度も調整をして最適な位置が見つかれば、使用水量を確実に減らすことができます。

2,000~3,000円で売られており、取り付けもとても簡単ですので、手軽に節水効果を得たい場合におすすめです。ただし、元にある部品を取り除きますので、賃貸物件などで交換する場合には、原状回復できるように古いボールタップを残しておく必要があります。

どこのご家庭でもできるトイレの節水方法

トイレ 節水

アイテムを使ってトイレの節水をするという方法も有効ですが、トイレの使い方を変えるだけでも使用する水量を減らすことが可能です。意識を変えるだけで、1円も使わずにトイレの節水ができますので、ぜひ参考にしてみてください。

できるだけ小を多用する

古いトイレの場合、レバーの大小で5Lも水の量が違います。「小」だときちんと流れないような気がして、いつも「大」で流している方も多いのではないでしょうか。これを変えるだけでも水道代が大幅に減ります。

小は3回で約15Lですので、家族4人となると1日60Lにもなります。これが365日続くとなると、年間で5,000円以上の支払いになります。レバーを正しく使うだけで費用を浮かすことができますので、すぐにでも取り入れたいですよね。

節水トイレにリフォームしたあとも、大と小で1~2L違いますので僅かながらも節水効果が得られます。習慣づけするだけのことですので、家族全員できちんと大小の使い分けを行うように心掛けましょう。

何度も水を流さない

1回のトイレで何回も水を流すと、それだけで水道代が増えていきます。人によってはトイレに入った際、多く流すのが癖になっている方もいますよね。この習慣を改善して、トイレは原則として出るときの1回だけ流すようにしましょう。

1回流すのに2~3円しかかかっていませんが、塵も積もれば山となると言いますように、1回数円でも1年で数千円になります。状況によっては数回流さなくてはいけないこともあるかと思いますが、トイレットペーパーを使いすぎないようにすれば流すのも1回で済みます。

こちらも習慣をつけるだけで改善されますので、家族全員で取り組むのがおすすめです。

お風呂の残り湯を使う

少し手間がかかりますが、トイレとお風呂が近くにある場合には、お風呂の残り湯をトイレに使うという方法もあります。トイレのタンクに見合った量のバケツを用意しておき、そこにお風呂の残り湯を移しておきましょう。そのとき、トイレの止水栓を閉めておいてください。

流すときには普通に流します。止水栓が閉じていますのでタンクに給水されることはありませんので、そこでバケツの水をタンクに移します。トイレの手洗いが使えないなどの不便さはありますが、上手く再利用できればトイレの水道代は0円になります。

タンクに移すのが面倒な方は、小を流すときだけバケツの水をそのまま便器に流し込むという方法でも構いません。それだけでもトイレの水道代が半分以下になります。注ぎ口のついたバケツを使えば、トイレの床に水が溢れる心配もありません。

ただし、やはり毎日行うとなると大変ですよね。できるだけ早いタイミングで、節水トイレに切り替えるとよいでしょう。

節水トイレに交換するときの注意点

トイレ 節水

ここまで節水する方法や節水トイレの魅力をお伝えしてきましたが、実は節水トイレはいいところばかりではなく、導入するために気をつけなくてはいけない注意点があります。

  • トイレが詰まりやすい
  • 十分な水圧がないと設置できない
  • 排水管の工事が必要になることもある

この3点が節水トイレに交換するときの注意点です。それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。

トイレが詰まりやすい

節水トイレですので、流れる水の量も当然少なくなります。このため、1度に流す排泄物やトイレットペーパーの量が多くなると、水の量が足らずに途中で詰まることがあります。タンク式なら勢いで排出できても、水が少ないため簡単に詰まってしまいます。

普段から流す量が多いと感じたときには、排泄物とトイレットペーパーを分けて流すようにしてください。また、詰まることを前提にしてラバーカップを用意しておくと安心です。トイレを交換したときは買っておきましょう。

十分な水圧がないと設置できない

節水トイレの中でも、人気が高いタンクレストイレの場合は、水圧が低すぎると排泄物やトイレットペーパーを流せないため、設置できないこともあります。

  • シャワーに勢いがない
  • 家が築20年以上経過している
  • 家の2階以上にトイレがある

このようなケースでは、必ず水圧チェックを行いましょう。水圧チェックには専用の測定機器が必要になりますので、リフォーム会社にお願いして測定してもらうと確実です。

排水管の工事が必要になることもある

トイレから下水までの配管構造が古い場合には、節水トイレの排水に適していない構造になっていて、そこで排泄物やトイレットペーパーなどが詰まってしまうこともあります。この場合、排水管の工事が必要になります。

ただし、排水管工事は大掛かりで高額になってしまいますので、そのようなときは節水トイレでもタンク式のトイレを選ぶようにしましょう。どのように対処すればいいのかは家ごとに違いますので、リフォーム会社や工務店に相談して、最適な提案をしてもらいましょう。

まとめ

トイレ 節水

古いトイレは1回の使用で、10L以上も水を使います。水道水はそれほど高いものではありませんが、1回で2~3円かかるため4人家族で使うとなると、1年間で1万~1.5万円も水道代がかかってしまいます。これを最新の節水トイレに置き換えるだけで、年間8,000円以上も水道代が下がります。

節水トイレのリフォームは、安価なものを選べば10万円前後で行なえますので、20年も使わないうちに元が取れる計算です。ただし、節水トイレは詰まりやすく、地域によっては水圧が不足することもあります。どこでも設置できるわけではありませんので、リフォーム会社や工務店に相談することから始めましょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい場合は、複数の工務店に見積りを出してもらってしっかり比べてみることです。しかし、自力で信頼できる工務店を探したり、複数の業者とやりとりするのは手間がかかりとても大変ですよね。リフォマなら、全国1,000社の工務店が加盟していますので、あなたの「困った!」を解消してくれる工務店を効率よく探せます。

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