2022年3月7日

【排水管の水漏れ】自分でできる対策と業者に修理を依頼したのときの価格相場

トイレや台所の排水管から水漏れが発生し、困ったご経験はございませんか?この記事では水漏れが発生する原因と、水漏れトラブルが発生した際にご自身で出来る対策方法、自分では難しいので修理業者に依頼したいときの価格相場について解説します。 豊富な施工事例をもつ「リフォマ」であれば、排水管トラブルに緊急で駆けつけてくれる地域工務店を簡単に探せ、適切な価格相場で見積をご依頼できます。ご自身での対策が難しい場合は、無理せず「地域最安値」で排水管の水漏れ工事を対応してくる業者をリフォマで探しましょう!

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排水管の水漏れ対策は自分でできる?

排水管の水漏れトラブルが特に発生しやすい場所はトイレです。トイレは使用頻度が多く、その排水管は水を循環させてスムーズに排水を行うために欠かすことができないものであり、人間の体で例えるのであれば血管に相当する重要な場所です。この排水管に何らかの不具合が生じて、水漏れなどのトラブルが発生してしまったとき、どのような対策を行えばいいのでしょうか?

まずはじめに水漏れが発生する原因と、自分でできるトイレの排水管トラブルの対策方法とその注意点について見ていきましょう。

※業者にご依頼する際の価格相場表は記事の後半でご紹介しています。

排水管から水が漏れてしまう原因とは?

排水管の水漏れ原因としては「汚れなどのつまり」「接続部品の緩み」「排水管の老朽化にともなう腐食や破損」などがあげられます。

汚れなどのつまり

トイレットペーパーや便、固形物などで排水管がつまってしまった場合には、これらの障害物を取り除くことでトラブルを解消することができます。比較的簡単に取り除く道具として、トイレ用の吸引ラバーカップなどを使ってみるといいでしょう。

接続部品の緩み

接続部分が緩むことで排水管のつなぎめにすき間ができてしまい、水が漏れ出てしまう場合には、この緩みを解消することで水漏れを止めることができます。

排水管の老朽化にともなう腐食や破損

接続部品がサビついていたり、破損している場合は、新しいものと交換しましょう。排水管の老朽化によって腐食や破損などの症状がある場合には、排水管自体を交換しなければなりません。

損傷箇所を塞いだりするなどの応急措置をすることは可能ですが、すぐに別の箇所から水が漏れてしまう可能性が高いです。速やかに専門業者に相談してきちんと修理してもらった方がよいでしょう。

【DIY】排水管から水が漏れてしまった場合の直し方について

ここから、排水管に「トイレットペーパー」や「便」、固形物などがつまってしまった場合に必要となる道具や手順についてみていきましょう。

用意しておくもの

  • ゴム手袋
  • 吸引ラバーカップ

①吸引ラバーカップを使用する場合

まずはじめに吸引ラバーカップを便器のくぼみに押しつけるように固定してください。固定できたら吸引ラバーカップを上下に動かして、便器の奥にある「トイレットペーパー」「便」などを吸い寄せます。

※完全につまりが解消されていない状態でトイレタンクの水で流してしまうと、水があふれてしまう可能性があるので、必ずバケツの水を使うようにしましょう。

※お湯を使用すると、詰まってしまった「トイレットペーパー」や「便」を緩くしたり、溶かしたりして解消できる場合があります。沸騰しすぎない程度の温度(40~60℃)のお湯を300mlほど流し込み、少し放置した後に吸引ラバーカップを使用すると効果が向上しますので、試してみてください。お湯が熱すぎると温度によって便器が割れてしまう場合がありますので、温度には十分に注意してください。

②排水パイプから水漏れしている場合

「タンクの直下」、「便器につながっている部分」は特に水漏れが発生しやすいので、重点的にナットのゆるみを確認するようにしましょう。内部の部品から水漏れが発生している場合には、パッキンの傷みが原因と考えられますので、こちらも併せて確認するようにしましょう。

パッキンを交換する際は、止水栓をしっかりと閉じ、タンクレバーを「大」に合わせ、タンクの中にある水をすべて抜いてから行ってください。

パイプを抜き取る作業が手間取るようであれば、ホームセンターで購入することができる「ひもシール」を使うとスムーズに行えます。スライドレンチなどでパイプのナットを取り外して「ひもテープ」で引っ張りながら巻き付けていき、ナットをしっかりと締めていきます。

③トイレの壁や床から水漏れが見つかった場合

トイレの壁や床から水漏れが見つかった場合は、はじめにトイレの給水と排水のどちらのパイプから水漏れが発生しているかを確認すましょう。

確認の方法としては、家で水を使っていない状態で水道メーターが回っていれば「給水パイプ」、回っていなければ「排水パイプ」が原因でトラブル起こっていると考えられます。

給水・排水パイプが原因による水漏れの場合、家の壁や床下を水がめぐっている可能性が高いので、パイプの状況によっては大掛かりな工事となってしまうケースも考えられます。そうなると費用も高くなってしまうので、事前の見積りの際は、状況をしっかりと確認するようにしましょう。

またアパートやマンションなどの集合住宅の場合は、施設の共有部分から水漏れが発生していることも考えられます。その場合は、集合住宅で入っている保険で対応するため、管理会社や管理組合に水漏れの状況を連絡をするようにしましょう。

予防方法と注意点

排水パイプの水漏れを予防するには、やはり定期的なメンテナンスは欠かすことができません。

上記でご紹介したパッキンなどの部品を交換したりするだけでも高い確率で水漏れを回避することができますが、専門業者にご依頼して定期的にパイプクリーニングを行うことも大変効果があります。

業者が行うパイプクリーニングは、一般的に「高圧洗浄」を使用します。これはパイプ内に専用のノズルを入れて高圧の水を送りこみ、逆噴射しながらパイプの中を進んでクリーニングを行う方法です。逆噴射することで、汚れが手前にかき出されます。パイプクリーニングを行った後は、再度2~3分ほど高圧水を流し込みこ、細かい汚れを洗い流します。こうして洗い流された細かい汚れなどは、基本的に屋外の排水桝に溜まっていきます。業者に頼むと排水桝の洗浄も行ってもらえるので、併せて依頼してみるといいでしょう。

排水管の洗浄は末端辺りから行うのが良いといわれますが、業者によってはハーフ、オール洗浄を選択することができるので、問い合わせの際に相談してみてください。

プロに依頼した場合の価格相場の目安

ここまで記事を読んで、「自分では対策がむずかしそう...」と思われた方も多いのではないでしょうか?最後に修理業者へご依頼する際の価格相場について見ていきましょう。ぜひ業者を選定する際の参考にしてください。

トイレの排水管の漏れ修理の価格費用の相場

トイレの水漏れ

8,000〜11,000円

タンク内部品交換(タンク脱着なし)

8,000〜12,000円

タンク内部品交換(タンク脱着あり)

12,000〜16,000円

フラッシュバルブ交換

8,000〜11,000円

トイレタンク交換(内部金具含む)

15,000〜18,000円

止水栓交換

8,000〜11,000円

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

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