屋根のメンテナンス方法には、塗装と葺き替え、カバー工法がありますが、屋根塗装はどんな目的で行われるのでしょうか。スレート屋根やトタン屋根の場合の屋根塗装の効果や方法、費用などについて解説していきます。
屋根塗装とは?どんな効果があるの?
住宅に使われる屋根材のうち、屋根塗装が行われるのは主にスレート屋根やトタン屋根です。ガルバリウム鋼板は錆びにくい素材のため、長期間塗り替えのメンテナンスが不要ですが、塗料が密着しにくいため、塗装する場合は施工経験のある業者でなければ難しいです。
屋根塗装は防水機能を高め、屋根材を保護するために行われ、スレート屋根ではコケの防止、トタンなどの金属屋根の場合は、錆の発生を防ぐ目的もあります。屋根塗装を施すことで、屋根の葺き替えの時期を延ばすことが可能です。また、屋根塗装では室内の温度上昇を和らげるために、断熱塗料や遮熱塗料が使われることもあります。
屋根塗装にかかる費用
屋根塗装に掛かる費用は、使用する塗料や塗装回数、屋根の形状や面積、足場の設置状況によって差があり、塗料の価格と耐久年数は比例しています。一般的な二階建ての戸建て住宅の場合で、ウレタン塗料は耐久年数が8~10年で30~40万円、シリコン塗料は耐久年数が10~15年で35~40万円、フッソ系塗料は耐久年数が15~20年で45~65万円程度が目安です。屋根塗装を行わずに長期間経過している場合は、補修費用がかさんだり、塗装では対応できず、葺き替えとなったりすることもあります。
屋根塗装の工事内容について
屋根塗装の方法は、まずは、劣化した塗膜や錆、汚れを落として下地処理します。スレート屋根では高圧洗浄が行われますが、トタン屋根や鉄部は電動工具やヤスリなどを使うケレンと呼ばれる作業が施されます。そして、雨樋や破風板といった塗装しない部分は、マスキング処理を行った後、錆止め処理をし、塗装の工程として、中塗り、上塗りを行うのが一般的です。
屋根塗装は足場を組む必要があり、ケレンの工程が不十分だと塗料が上手く密着しないため、DIYでの施工は不向きです。屋根塗装も外壁塗装も足場などの仮設工事が必要となるため、まとめて行うと費用を抑えられます。
屋根塗装を適切な時期に行うことによって、住まいの美観を保てるだけではなく、葺き替えのタイミングを延ばして、メンテナンス費用を抑えられます。耐久年数が長い塗料を選ぶと、塗り替えの回数を減らすことができて、長い目で見るとお得なことが多いです。
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