2017年4月24日

ウンノハウス「エポック」シリーズの断熱サッシ

ウンノハウスの「エポック」は、東北や北海道などの厳しい寒さの地域にお住まいの方に、快適な住環境を提供するブランドのサッシです。ここでは、「エポック」の商品の種類や、こだわりの機能をご紹介します。

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出典:http://www.unnohouse.co.jp/works-gallery/living/

ウンノハウスとは

コンセプトの「あなたの想いを あなたの住まいに」の通り、自由設計と注文住宅のハウスメーカーの老舗として地位を築いています。創業から培われた高い技術と工法は商品に余すところなく使用されています。

その技術や工法は「EPOCH-Technology」「軸組壁工法エポック」と呼ばれ、東北エリアを中心に、断熱性、耐震性と最高級の省エネを兼ね備えた住まいを実現しています。その中で開発されたサッシは、最高等級4を基準性能とし、東北の厳しい気候に耐え、快適な生活を送れるように設計されています。

ウンノハウス「エポック」シリーズにおけるサッシの特徴

出典:http://www.unnohouse.co.jp/technical/comfort/index.html

地震が多く発生する日本の中でさらに気候条件も厳しい東北エリアを中心に、安心で快適な暮らしを提供することに力を入れています。長年の研究開発で培われた独自のノウハウを活かし、住宅構造一つ一つの特徴や性能をしっかりと引き出して、それぞれが機能し支え合うような工夫を創りだしています。EPOCHテクノロジーとはそのような特徴を持つ工法です。

東北地方の厳しい気候条件に耐えられるようにこだわりの工法で作られるサッシは、寒冷地域の最高等級を標準にしています。ここからは「エポック」ブランドのサッシの特徴を解説していきます。

断熱気密サッシ

出典:http://www.unnohouse.co.jp/04tech/exe-window.html

窓は光や風の通り道であると同時に、熱の出入りがしやすい場所でもあります。
断熱性が低い窓サッシならば、冬には温かい室内の空気を外に逃がしてしまい、夏にはエアコンで冷やした空気を外に逃がしてしまいます。快適な室温を保つためには窓サッシの断熱性が重要になるのです。

「エポック」シリーズでは、断熱性に優れたアルミ樹脂複合サッシを採用しています。アルミ樹脂複合素材は熱を伝えにくいため、結露や窓辺の冷たさを防ぎ、寒い冬でも室内を暖かく保ちます。

 Low-E複層ガラス(トリプルガラス)

出典:http://www.unnohouse.co.jp/04tech/exe-window.html

 Low-EとはLow Emissivityの略語で、「低放射」を意味する言葉です。特殊金属皮膜を複層ガラスの内側にコーティングしたものを Low-Eガラスと呼んでいます。この特殊金属皮膜は、冬には温かい室内の熱を外へ逃がさず、夏場は室外の熱を遮断する、低放射(Low-E)の金属膜です。これをトリプルガラスの内外に施すことでさらに断熱性を高めています。

そしてLow-Eガラスを使った複層ガラスが、Low-E複層ガラスです。複層ガラスはガラスとガラスの間に対流が起きない幅の密閉された空間を作り、ガラスよりもずっと断熱性の高い空気を利用して、断熱効果を高める作りとなっています。エポックでは、この空気の代わりに、アルゴンガスを使用しています。

アルゴンガス

出典:http://www.unnohouse.co.jp/04tech/exe-window.html

アルゴンガスは、乾燥した空気よりも断熱性が高く、人体に悪影響のない無色・無臭の気体です。このアルゴンガスをLOW-E複層ガラスの密閉空気層に注入しています。
空気層では対流が起きないので、熱伝導率が空気より低いアルゴンガスの方が断熱性は高くなります。その仕組みを利用し、断熱性能を極めて高くしています。

3つの断熱仕様におけるサッシ

「エポック」には、3つのタイプがあります。住んでいる地域やニーズに合わせて選べる、ウンノハウス独自の高品質な断熱性能です。

「EPOCH ECO(エポック・エコ)」は南東北3県(山形・宮城・福島)、「EPOCH EXE(エポック・エグゼ)」は北海道仕様、「EPOCH SSG(エポック・スーパーステージ)」は北海道仕様ハイグレードタイプ、というようにそれぞれ断熱性能が違っています。この中で断熱サッシは、「エポック・エコ/エポック・エグゼ仕様」と「エポック・スーパーステージ仕様」の2つがあります。

エポック・エコ/エポック・エグゼ仕様断熱サッシ

熱貫流率は1.13W/㎡/Kで、一般的な仕様の約3倍の断熱性能です。ガラスは内外ダブルLow-Eコーティングのトリプルガラスを使用し、サッシにはアルミ樹脂複合素材を使用しています。
ガラス間の空気層の幅は14㎜で、その空気層にはアルゴンガスを注入しています。このアルゴンガスは不活性ガスといい、空気よりも30%ほど熱伝導率を抑制することから、気体の断熱材とも呼ばれています。断熱性と耐久性、両方にこだわったこの製品は、東北で暮らす方々に安心して暮らせる住まいを提供することを目的としています。

エポック・スーパーステージ仕様断熱サッシ

熱貫流率は0.79W/㎡/Kで、一般的なサッシの4.4倍の断熱性です。ガラスには内外ダブルLow-Eコーティングを施したトリプルガラス、サッシには最も断熱性能が優れているといわれている樹脂サッシを使用しています。ガラス間の空気層は13㎜ですが、中にはクリプトンガスを充填しています。このクリプトンガスは、アルゴンガスと同じく不活性ガスですが、空気よりも約60%熱伝導率を抑えることが可能です。北海道の厳しい寒さにおいても快適に暮らせることを目的に開発されたサッシです。

出典:http://www.unnohouse.co.jp/04tech/exe-window.html

※熱貫流率とは

壁や窓を隔てて外側の空気と内側の空気の温度に差があるときに、暖かい空気の方から冷たい空気の方へ向けて、壁や窓を伝わって熱が移動します。内外の温度差が1℃であったときに、1時間あたりのガラス1㎡を透過する熱の量を表すのが「熱貫流率」です。数値が小さければ、熱の移動する量が少ないということなので、断熱性能が高いということを意味します。

まとめ

ウンノハウスの「エポック」は、耐震性と断熱性に優れたサッシのブランドです。

北海道や東北地方の厳しい環境でも快適な暮らしができるように、ウンノハウスは高い技術力にこだわって高機能な窓サッシを開発しました。 こだわりのサッシは「EPOCH ECO(エポック・エコ)」、「EPOCH EXE(エポック・エグゼ)」、「EPOCH SSG(エポック・スーパーステージ)」の3種類で展開されており、ユーザーのお住いの環境に対応しています。

東北や北海道など、寒さが厳しい地域にお住まいの方はぜひウンノハウスの「エポック」シリーズの窓サッシをご検討してみてはいかがでしょうか。

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