2017年4月25日

サッシ(窓)の間取り変更が必要になる目安とは? 注意点も詳しく解説

サッシ(窓)は間取り変更が可能な部分の一つですが、家の安全性に大きく関わるため注意が必要なリフォームの一つでもあります。どのような時に間取り変更が必要となるのか、間取り変更によって何が期待できるのか、価格の考え方や注意点をご紹介します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メールで送る

サッシ(窓)の間取り変更が必要な時

サッシ(窓)の間取り変更をする場合に必要になる工事

サッシ(窓)の位置を変えるには、既存のサッシ(窓)を撤去して壁にし、新しい場所にサッシ(窓)をつくるという工程となります。
2種類のリフォームを行うようなイメージです。

サッシ(窓)の移動の際、外壁リフォームの必要があれば、同時に行うとお得に施工してもらえることがあります。

壁に新しく開口部を設けるため、穴を開けても住宅の強度に影響を及ぼさない所を選ぶ必要があります。 希望の場所に必ずサッシ(窓)を設けることができるとは限らないことを覚えておきましょう。

サッシ(窓)の間取りを変更する場合に必要になる工事

窓があった部分の壁の穴埋めと、新たに窓を設置する部分の穴あけ工事が必要となります。 壁の穴埋めをする際、窓があった場所の埋めた外壁部分がそれ以外の部分から浮いてしまうような場合は、全体となじませるため外壁工事が必要となります。

外壁全体の塗り替えなど大きな工事が必要となりますが、外壁の壊した部分や埋めた部分にアクセントパネルなどを上から貼ることで部分的に補修し、費用を抑えることもあります。

外壁の工事や窓を設けたい部分の外壁を壊す際、2階以上であれば足場の設置が必要となりますので足場代も発生することを覚えておきましょう。

・サッシ(窓)の高さを変更する場合
壁の内部に柱や筋交いなどが無ければ、高さを設ける縦方向への間取り変更はそれほど難しくありません。

・サッシ(窓)の横幅を変更する場合 サッシ(窓)の横幅を広げる場合、左右近くに柱や強度に関わる構造があればサイズを広げることが難しいことがあります。

サッシの間取り変更の費用の考え方

間取り変更リフォームは、費用に差が生じやすいリフォームのひとつです。
特にサッシ(窓)の間取り変更は、間取り変更に合わせて外壁の補修費用がかかるため、大きな費用がかかります。

サッシの間取り変更で期待できるメリット

多くの光を取り込める

光が多く入る位置に窓を移動したり、窓を広げることで外からの光を十分に採り入れることができます。

人目を避けられる

人通りの多い道と窓が面していると、外からの視線が気になることもありますよね。
高層階や人通りの少ない道へ窓を移動させることで、人目を気にしなくて済みます。

掃除の手間の軽減

手の届きにくい所に窓があると掃除だけでも一苦労です。
窓を手の届く位置や高さに変えるだけで、掃除はかなりラクになります。

ただし、せっかく掃除しやすい窓にしても部屋の明るさが不十分になったり、人目が気になるようになってしまったら間取り変更が台無しですので、掃除のしやすさ以外にも様々な可能性を考えて間取り変更を行いましょう。

間取り変更の注意点

骨組みの関係で間取り変更に限度があることも

木造住宅の壁の内部には、柱や筋交いなどの骨組みとなる部分があります。
骨組みは住宅そのものを支えているため、壁に穴を開けた際にこれらを傷つけてしまうと、家の耐震性に影響を及ぼします。
窓の設置を希望する部分に柱や筋交いなどがある場合は、家の耐震性を優先し窓の増設や移動は断念せざるを得ません。

穴を開けると耐震性が劣る壁がある

柱や筋交いだけでなく、「耐力壁(耐震壁)」と呼ばれる壁が住宅を支えている場合があります。
この壁に穴を開けると耐震性が落ちてしまいます。
壁に穴を開ける際は、耐力壁(耐震壁)であるか否か確認しましょう。

家の骨組みの関係や、耐力壁(耐震壁)については素人での判断はできません。 家の耐震性・安全性に大きく関わる一大工事となりますので、必ず業者は費用面だけで選ばず、業績と知識が豊富で安心してお任せできる業者を選びましょう。

サッシ(窓)のリフォームプランは慎重に

間取り変更は簡単に行えるものではないため、元に戻すのも同様に簡単ではありません。
現在の悩みを解消するために間取り変更を行っても、間取り変更を行った結果、新たな悩みが出てくることもあります。
リフォームプランで悩みを解決できることはもちろん、間取り変更によってどのような住環境となるのかをしっかり見極めることが大切です。

間取り変更は住環境だけでなく、家の外からの見た目にも影響を及ぼします。
住環境が良くなっても外から見ると窓の配置がアンバランスになったり違和感を覚える可能性もあります。
外から見た時の印象まで含め、業者とデザインの相談もしておくことをおすすめします。

まとめ

サッシ(窓)の間取り変更が必要な場合や費用の考え方、間取り変更のメリットや注意点をご紹介しました。

サッシ(窓)の間取り変更は外壁にも工事が及ぶため、高額になりやすいリフォームのひとつです。
費用はかかりますが窓が変われば、住環境も大きく変わります。
ただし、住宅の構造や見た目とのバランスを考えながら間取り変更を行う必要がありますので、間取り変更前に十分に業者と相談しましょう。

サッシ(窓)の間取り変更で、住みやすい家づくりを目指しましょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。
リフォマなら中間マージンカットで専門業者をすぐ紹介