店舗外装・外構工事とは
店舗リフォームを検討する場合、まずは外装や外構部分のデザインを考える場合がありますが、建物は見た目ではなく、内部がきちんとしていることが大切だという考え方もあります。
しかし、どれだけ店内やオフィス内を綺麗にしていても、外壁にひび割れや汚れが目立ったり、門扉が錆びているようではお客様に陰気臭い印象を与え、客離れが進んでしまう可能性があります。
外装・外構工事にはどんなものがあるのか、代表的なものをご紹介します。
外壁(屋根)のリフォーム
店舗外装の中でももっともお客様の目に留まるのは、外装の大部分を占める「外壁」です。見た目の良い印象を維持するために、外壁の大規模修繕工事は定期的に行う必要があります。
以下に外壁の大規模修繕で行われる工事内容を見ていきましょう。
外壁検査
工事の前にはまず外壁に問題がないかの検査を行います。目に見えるヒビなどは分かりやすいですが、壁の内部に劣化がないか詳しく検査して、工事内容を決定します。 検査結果に合わせて工事方針が決まるので、おおまかな見積もり金額を出すためにも必要な工程です。
外壁洗浄
外壁に大きな問題がなくても、メンテナンスには洗浄作業を行います。汚れは建物の美観を損ないますし、外壁を劣化させる要因にもなるためです。高圧洗浄で可能な限り汚れを落としていきます。
外壁修理
検査結果により、外壁に問題があると判断された場合は外壁の修理を行います。 外壁の不具合でもっとも多いのが壁のひび割れなどの問題です。外壁修理を行う際は外壁の表面だけでなく、雨樋や屋根なども同時に修理をすることが多いです。
理由は、別々でリフォームをするとなるとそれぞれで足場の仮設が必要になります。足場の仮設だけでも費用がかかりますので、一度の仮説で行える部分を同時にリフォームしてしまうほうがお得なのです。
外壁塗装
古い外壁を綺麗に蘇らせるために最も効果的な方法が「塗装」です。小さなひび割れ程度であれば、新築同様の見た目を取り戻すことも可能になります。塗装は外壁自体の素材を守る役割がありますが、効果は使用する塗料で変わります。
塗料は値段と効果が比例しているので、選ぶ際には予算と照らし合わせながら求める効果を決めると良いでしょう。
外壁工事を行う周期
店舗の外壁をリフォームするための目安は、一般的に10年程度とされています。外壁のリフォームには他にサイディングボードと呼ばれる板を打ち付ける方法があります。
サイディングボードはデザインが非常に豊富ですが、塗装よりもリフォームの工程に手間と費用がかかります。
10年程度がリフォームの目安ではありますが、塗料の種類によっても周期となる目安は変わります。使用した塗料の耐用年数を確認し、適切な周期でメンテナンスを行うようにしましょう。
店舗リフォームの種類についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ご参考ください。
門扉のリフォーム
門扉は店舗の入り口となる部分なので、錆びや汚れが目立つとお客様には悪印象です。門扉も外壁と同様に、ある程度の周期でメンテナンスを行い、必要に応じてリフォームをする必要があります。
錆びや汚れが少ない段階で、早めにリフォームを行えば少ない工期と費用で済みますが、長年放置してしまうとそれだけ工期と費用も余計にかかってくることになります。
また、門扉はお客様を迎え入れる場所になるので、様々な装飾を加えるリフォームで店舗の印象を変えることも可能です。以下に門扉リフォームの種類を見ていきましょう。
照明の取付け
門扉にLEDなどの照明を用いることで、店舗に彩りを加えることができます。さらに夜間でも店舗の存在をお客様にアピールする効果を果たします。 暖色系の色合いであれば落ち着きのある印象、白系の色合いであればスタイリッシュで清潔感のある印象を演出できるのです。
門柱の素材を変更
木材から大理石、またはその逆など、門柱自体の素材を変更するリフォームでも店舗の印象を大きく変えることができます。
木材の場合は使用する木の種類で費用は大きく変わりますが、防水加工をしっかりと施したものを選ぶようにしましょう。長期間、雨風にさらされてしまうと、当然ながらカビの発生によって腐食する可能性が出てきます。
大理石などの石材であれば水には強いですが、素材が高価なのでリフォーム費用は高くかかってきます。劣化をきっかけに素材の変更も考慮する場合は、予算も考えた上で行いましょう。
店舗リフォームの注意点と費用についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ご参考ください。
まとめ
店舗リフォームにおける外装・外構工事には、主に外壁と門扉があります。外壁は店舗の外観の大半を占める部分ですので、メンテナンスを怠ることは建物自体の劣化だけでなく、見た目の美観も損ねることになります。
外壁には塗装が一般的なリフォームですが、サイディングボードを使用した方法もあります。予算、デザイン、耐久性など、何を優先して何を求めるかによって、リフォームの内容や費用は大きく前後します。
また、門扉も店舗の外構としては重要な要素です。お客様が入り口として通過する部分ですので外壁同様にメンテナンスは欠かせません。劣化でリフォームを検討した際、同時にデザインやコンセプトを変更することも視野に入れるのも良いでしょう。
照明を取り入れたり、門扉の素材自体を思い切って変更することで、お客様のイメージを新鮮なものに変えることができるでしょう。
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