2018年5月22日

内装塗装の費用相場をお教えします! 塗り替えのポイントも解説

内装塗装は色味や種類が豊富で、イメージ通りの雰囲気が作りやすくいことで注目されています。内装塗装のメリットデメリット、塗料選びのポイントや実際にかかる費用までをまとめてご紹介します。

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内装塗装の費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 内装塗装 を行う場合の概算費用です。

居室、廊下等の塗装(100平米)
70,000円〜120,000円
浴室、台所等の塗装(50平米)
50,000円〜80,000円
下地パテ処理(100平米)
40,000円〜80,000円
繊維壁塗装(100平米)
90,000円〜150,000円

まずは相談から

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内装塗装

一般的に室内の壁は壁紙で仕上げることが多いのですが、高い質感を出したい場合は、室内も屋外と同様に塗装仕上げを行うことがあります。

そのためのリフォームが内装塗装です。内装塗装はDIYで行うこともできるリフォームですが、業者が行う場合は下地作りから行うため、仕上がりが大きく変わってきます。
塗装業者は扱っている塗料の種類も多いため、より理想に近い空間に仕上げることが可能です。

塗装のメリット

壁紙と比べた塗装のメリットは大きく4つあります。

質感が高い

部屋全体の印象を重視するデザイナーリフォームでは、塗装が一般的と言えるほど多く採用しており、質感が高いのが特徴です。
ナチュラルな質感や温かみのある色合い、コンクリート躯体剥き出しの重厚感など、思い描いた室内空間がある方にとっては、塗装を好まれる方が多いです。

カラーバリエーションが豊富

164色の白色塗料を出しているメーカーがあるほど、カラーバリエーションが豊富です。
既存の色味だけでも豊富ですが、さらに色を混ぜ合わせてオーダーカラーを作ることもできます。

壁紙クロスは一つの柄に2〜5通り程度の色味しか用意されていないことが多いので、こだわりのある方・希望の色味がある方には塗装がおすすめです。

傷・汚れの修復

塗装に傷や汚れがついてしまっても、同色の色で上塗りするだけで修復が可能です。
壁紙クロスの場合、傷・汚れが部分的だとしても全体の貼り替えが必要となります。

DIYが可能

塗料やローラーなどの塗装道具はホームセンターなどでも購入できますので、DIYで塗装する方も増えてきています。
自分の手で塗装したいという方にもおすすめです。

きれいに仕上げたい方は業者に頼むがおすすめです。
塗装業者は室内の壁の下地作りから行いますので、DIYで塗装業者のようにキレイな仕上がりとはなかなかいきません。

塗装のデメリット

塗装をするときには、以下の点を注意しなければなりません。

施工費用

大量生産される壁紙クロスに比べて塗料は高く、材料費がかかります
また、塗装仕上げの壁にリフォームする場合、下地の入れ替えが必要になりますので、施工費用が高くなります。
部屋単体での工事も可能なので、一部屋単位で塗装仕上げにし、コストを抑えるのも一つです。

汚れ、傷がつきやすい

室内の塗装には水性塗料を使うのが一般的ですが、汚れや擦った跡がつきやすいという欠点があります。
キッチンには防水性のある油性塗料を、子供部屋には人体に害の少ない塗料をといったように塗装箇所によって選ぶと良いでしょう。

内装塗装のポイント

注意点1 : 塗料の種類

内装塗装で重要になるのは、塗料です。
基本的に内装塗装では刺激性の少ない水性塗料が使われますが、中には油性を使う業者もあり注意が必要です。塗料は塗膜を形成するために水性または油性の溶剤を使います。

油性溶剤には化学物質が多く、乾燥時に揮発し体への影響が心配されます。
屋外であれば拡散するため、あまり問題になりませんが、室内の場合には揮発した溶剤が篭もるために換気が重要になります。

もちろん水性もまったく化学物質が含まれいないわけではありませんが、その量は油性に比べて少ないのが特徴です。

注意点2 : 下地の素材に適切な塗料

内装塗装では、内壁下地の素材に対応した塗料を適切に使っているかも注意すべき点です。 また下地処理をしっかりと行うことにより塗料を長持ちさせることができますが、適さない塗料や下地処理を怠った場合は、短期間で剥がれてしまうこともあります。

塗装の種類とそれぞれのメリット

内装塗装はいくつかの種類の塗料の中から選んで塗装を行います。
ここでは内装塗装で使われる塗料の種類と、その特徴やメリットをご紹介します。

水性塗料

ニオイが少なく環境にも優しい塗料が水性塗料になります。水性ですと水に弱いイメージを持ちますが、しっかりと乾いた状態ですと耐久性もあり、外壁などに使うことも可能な塗料となっています。

取り扱いや保管も簡単で、なおかつ費用も安いというメリットがあります。
冬場などの気温が低い場合には塗料が乾きにくく、油性よりも密着性が低いため、下地処理が必要になるケースがあります。

油性塗料

強いニオイがあり、保管も気を使わなくてはいけない油性塗料ですが、塗料の密着性が高く、短時間で乾燥するというメリットがあります。

下地をつくる必要がありませんので、水性塗料よりも工期が短くなる傾向にあります。
ただし、強いニオイの原因となる有機溶剤は体に悪影響を与えることもありますので、内装塗装にはあまり向いていない塗料と言えます。

漆喰

塗装というとペンキをイメージする方が多いかと思いますが、実は漆喰も塗装の一種に分類されます。
漆喰は天然の壁材であり、体にも優しく抗菌機能や調湿機能まで備わった優れた内装塗装です。
きちんと施工された漆喰の寿命は100年ともいわれていますが、10年に1度くらいのメンテナンスが必要になります。

黒板塗料


出典:freeimages.com

塗料ではありますが、壁に塗装するだけで黒板のようになります。
インテリアに取り入れてオシャレにするもよし、子供の遊び場に塗装してあげるも良しの遊び心のある塗料です。

マグネット塗料

磁石をくっつけることができるマグネット塗料です。
壁に画鋲を刺さずにホックを取り付けたり、写真や置き手紙ができますので、お子様のいるご家庭でも便利です。

内装塗装を選ぶポイントと注意点

内装塗装で水性塗料を利用する場合は、施工する季節も考えておく必要があります。水性塗料は気温が高すぎても、低すぎてもきれいな仕上がりにはなりません。

できるだけ夏や冬の施工を避け、春や秋など過ごしやすい季節に行いましょう。
室内温度のコントロールができる室内あっても、塗り終わった後に必ず換気が必要となりますので、外気の影響は必ず受けると考えましょう。

内装塗装で費用を抑えるポイント

内装塗装の費用を決めるのは塗料の種類です。
塗料にはいくつもの塗料があり、安価なものから高機能なもの、そして塗料を調合して独自のカラーを作り出すこともできます。

予算があればどこまでもこだわりの内装塗装ができますが、安価に抑えたいのであれば、一般的な市販品を選ぶことがポイントです。
簡単に入手できる安価な塗料をそのまま使用すれば、内装塗装の費用は抑えることができます。

ただし、塗料には適材適所があります。
洗面所や浴室などの湿度が高い場所には、少々値段が張っても耐水性の高い塗料を使うことで長持ちさせるという考え方も一つです。

目先の費用を安くするのもひとつの方法ですが、値段が高くても耐久性のある塗料を用い、塗り替えサイクルを伸ばすことでトータル費用を抑えることにもひとつです。

また、業者選びも内装塗装の費用を抑えるためには重要になります。内装塗装の費用は業者によって大きく変わり、腕が良く、費用の高い業者もあれば、その反対もありえます。
業者を見極める際は、3,4社に見積もりを依頼して、自分の準備できる予算の範囲で、「ここに任せたい」と思える業者を選ぶようにしましょう。

ポイントは、”安さだけで選ばない”ことです。
特に相場よりも安すぎる業者は何か理由があって安くできる、もしくはしている可能性が高いですので注意が必要です。

まとめ

内装一つ変えるだけで、お部屋の雰囲気は大きく変わります。
味のある質感を活かし、イメージ通りの雰囲気やテーマに合わせたテイストに挑戦してみてください。

また、部屋の大きさや塗料の種類によって費用は変わりますので、塗装業者さんにお見積をお願いするのが確実です。施工費の安さだけで業者さんを決めることはせず、安心してお願いできる、信頼のある業者さんに依頼するようにしましょう。

内装塗装の費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 内装塗装 を行う場合の概算費用です。

居室、廊下等の塗装(100平米)
70,000円〜120,000円
浴室、台所等の塗装(50平米)
50,000円〜80,000円
下地パテ処理(100平米)
40,000円〜80,000円
繊維壁塗装(100平米)
90,000円〜150,000円

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