2018年1月12日

シーリングファンの比較

シーリングファンを比較する際、どの様な点に着目して比較したらよいのでしょうか。デザイン性や価格はもちろん、搭載されているモーターや性能にもメーカーによって差があります。ご家庭に最適なシーリングファンを取り付けるため、ポイントを抑えて比較していきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メールで送る

シーリングファンとは

シーリグファンは天井に取り付けるファンであり、回転させることで部屋の空気を循環させ、室内の温度を一定に保つことができる装置です。
空気を循環させることにより、冷暖房の効き目を良くし、省エネに繋がります。

見た目にもデザイン性の高い商品が多いことから、インテリアという観点で設置を検討なさるご家庭も多いです。しかし、天井が高い場合は見栄えが良いですが、天井が低い場合に取り付けてしまうと圧迫感が生まれ、かえって部屋が狭く見えてしまうこともあります。

シーリングファンお設置した場合、ほこりが溜まりやすいにも関わらず掃除が難しいという点がどのご家庭でも問題になります。
昇降装置を取り付けることで、手の届く高さまでシーリングファンを下ろすことが可能となり、掃除も楽に行えますが、設置にはさらに費用がかかるため、取り付けられないご家庭も多いです。
柄の長い掃除道具を用い、ご自身で掃除なさる方もいらっしゃいますが、多くの場合危険が伴うためクリーニング会社に清掃を依頼することになります。

シーリングファンの種類

シーリングファンは、ライト付きの物とそうでないもの、また、モーターの種類の違いによっても分けることができます。
特徴と違いを把握し、よりご家庭に合う種類のシーリングファンを設置しましょう。

まずは、モーターの違いからご紹介します。

DCモーター

直流電源でモーターが回転します。
構造が複雑なためサイズが大きくなりやすく、価格も高いものが多いです。

購入のための初期費用はかかりますが、ACモーターと比較すると消費電力が少ないため、電気代を抑えることが可能です。
また、回転速度を抑えることのできるタイプが多いため、騒音もしにくいです。

ACモーター

交流電源でモーターが回転します。
モーターの構造がシンプルなため、小型で本体価格の安いものが多いです。
商品数が多いため、デザイン性の高いものも豊富なのが魅力です。

デザイン性重視の方や、初期費用を抑えて設置したい方におすすめです。
使用時の音がやや気になるという方もいらっしゃいます。
DCモーターと比較すると購入費を抑えて設置することができます。しかし消費電力が高いため、電気代はかかります。

構造によってはライトつきがおすすめ

シーリングファンは、照明を取り付けるための配線器具に取り付けられます。
照明用の配線が十分に確保できない場合は、シーリングファンを取り付けてしまうとその分照明が付けられなくなりますので、ライト付きのシーリングファンを選ぶのがおすすめです。
ライトつきのものの中にも、デザインや明かりの種類などで様々なタイプに分かれます。

まず、電灯は蛍光灯と白熱灯、LEDに分けられます。
電灯には、ご自身で選んだものを自由に取り付けられるものと、指定のものでしか取り付けられないもの、埋め込み型で交換できないものなどがあるため、交換方法を購入前に確認しましょう。

複数の電灯を用いた照明付きシーリングファンは、照明としての機能も高いです。実際設置する際は、どの程度の明るさが必要になるかで検討しましょう。
照明では主に、照度が高くはっきりした明るさが特徴の昼白色と、照度が低く落ち着いた印象になる電球色を用いられることが多いですが、調光機能が付いているライト付きシーリングファンであれば、気分に合わせて照明の色味を変えられるものもあります。

シーリングファンのおすすめメーカーと商品について

おすすめの商品一覧

オーデリック

WF811(DCモーター、ライト無し)

75,800円(税抜)

WF404(ACモーター、ライト無し)

49,800円(税抜)

パナソニック

F-MG111(ACモーター、ライト無し)

58,000円(税抜)

SP7070(DCモーター、ライト有り)

98,000円(税抜)

オーデリック

シーリングファンを扱うメーカーの先駆け的存在で、商品数が豊富。デザイン性も高いことが特徴です。
シンプルで都会的なデザインが特徴の商品の中から、DCモーターとACモーターそれぞれ1種類ずつご紹介します。

【WF811】

オーデリック公式HPより

シンプルでナチュラルな印象の4枚羽根シーリングファンです。
DCモーターで動きますが、従来のものより小型のモーターを搭載することで、コンパクト化を実現しました。
回転速度や風向きの変更が可能です。
昇降装置に対応しています。

別売りの延長パイプが用意されていますので、傾斜のある天井への取り付けも可能です。

【WF404】

オーデリック公式HPより

スタイリッシュでモダンな印象の3枚羽根シーリングファンです。
シーリングファンは色味でも与える印象が変わりますので、インテリアや部屋の雰囲気に合わせてカラーを選ぶと、より統一感がでるでしょう。

風向きの切り替えが可能で、電動昇降装置にも対応しています。
延長パイプの用意もありますので、傾斜のある天井にも設置ができます。

パナソニック

高い技術力を持つパナソニックでも、シーリングファンの取り扱いがあります。

【F-MG111】

Panasonic公式HPより

回転方向と風量の切り替えが可能です。シーリングファンは、左回転にすると下向きの風に、右回転にすると上向きの風になります。冷たい空気は下に、温かい空気は上に溜まる性質を持つため、冷房の使用時には左回転に、暖房の使用時には右回転にすることで、冷暖房の効果を高めることにつながります。風量が調整できるおかげで、部屋の広さや天井の高さに合わせて、心地良く感じられる風を選択することが可能です。
タイマーが設定できるため、つっけぱなしを防ぐことができます。
傾斜のある天井にも取り付け可能です。

【SP7070】
Panasonic公式HPより

パナソニックのシーリングファン全てに当てはまりますが、構造が複雑なため大型になりやすいDCモーターであるにもかかわらず、コンパクトなのが特徴です。
4段階の中からお好みの風量を選べて、回転方向の変更もできるため、電気代を抑えながらご自身に合う快適な室内環境をつくることが可能です。

まとめ

シーリングファンを比較するためのポイントや、メーカー別商品をご紹介しました。
シーリングファンはモーターの種類から大きく2種類に分けることができます。使用状況を考え、初期費用と電気代のどちらを抑えるべきかで検討しましょう。

シーリングファンを扱うメーカーはいくつかあり、価格帯も強みも様々です。
ご自宅に最適なシーリングファンこそが、より良い空間をつくります。予算はもちろん、シーリングファンに求める機能性とデザイン性から、どのメーカーのどの商品がいいのか考えてみてください。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。
リフォマなら中間マージンカットで専門業者をすぐ紹介