2018年11月16日

浴室カウンターの掃除方法を解説 業者の費用相場もお教えします

浴室掃除で厄介なのは、普段は見えない閉ざされた場所。カウンターの中の掃除をしたことはありますか?放置してしまいやすい、汚れやすい場所を一度綺麗にしてすっきりしましょう。自宅でのカウンターの掃除方法についてご紹介します。

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浴室のカウンターとは

浴室のカウンターは、いわゆる「洗面台」のことを指します。
メーカーによって、形状や大きさは様々で、取り外しができないものが一般的ですが、中には取り外しができるものもあります。

カウンターに洗面器を置いておけば、洗髪や体を洗う際にさっと手に取ることができますし、シャンプーなどのボトルやちょっとした小物を置いておくのにも役立つでしょう。

また、座ってくつろぐことのできる、ベンチタイプのカウンターもあります。

浴室のカウンターは取り外し可能

お風呂のお手入れを毎日していても、排水口や天井など、手の届きにくい場所の掃除は後回しにしている方が多いのではないでしょうか。 浴室のカウンターも、そのような場所の一つといえます。

カウンターの上部は掃除がしやすいのですが、内部まできちんとお手入れできている方は少ないのではないでしょうか。

冒頭でも触れたように、浴室のカウンターには取り外し可能なものがあります。 取り外せるということは、カウンターと壁には僅かに隙間があるということですので、カウンター内部に水や汚れが入り込み、細菌やカビが発生することがあるといえます。

浴室のカウンターは必要なのか

浴室カウンター

浴室カウンターがあると、シャンプーなどの小物を置くことができるので便利です。 カウンターの上のぬめり等が気になるようであれば、小物をカゴなどに収納し、入浴時に持ち込むようにすれば、毎回簡単に掃除できるので清潔に保つことができます。

また、ベンチタイプのカウンターは、入浴時間を充実させたい方におすすめです。

浴室暖房乾燥機のミストサウナ機能を利用するときなどには、ベンチカウンターに座ってミストを浴びることができますし、特に女性の方は、全身のお手入れも座りながら楽に行えます。

その他にも、入浴を安全に行うための設備としても活用できます。 高齢者の方が入浴する際には、ベンチで休みながら、無理をせずに入浴ができるので安心です。

しかしながら、浴室カウンターの掃除のしにくさや、邪魔だと感じ、必要としない人もいるでしょう。その場合は、カウンターのない種類の浴室を選ぶか、取り外してもらうといいでしょう。

浴室カウンターを後付けしたときの費用

浴室カウンターの種類は、カウンターがシャワー水栓と一体化しているものと、カウンターのみのものに分かれます。

両者の商品価格ですが、シャワー水栓と一体化しているカウンターは、17万円~20万円程度が目安となり、費用がかさみます。

一方、カウンターのみのシンプルなものは、3万円~5万円程度が目安となりますので、費用の面からみても負担が少なく、ちょっとしたリフォームに適しています。

自分で浴室カウンターを掃除する方法

浴室カウンター

自宅でできるカウンターの掃除方法について説明していきます。
ただし、浴室カウンターの着脱方法については、商品によってやり方が異なることが多いため、説明書などで確認しましょう。

カウンター(上部・もらい錆)掃除方法

【カウンター上部・もらい錆の掃除に必要な道具】

  • 中性錆取り洗剤(チオグリコール酸アンモニウム塩系洗剤)
  • ブラシ

カウンターの上に小物を置いておくと、もらい錆が付いてしまうことあります。その頑固なもらい錆を落とす場合には、チオグリコール酸アンモニウム塩系である「中性錆取り洗剤」を使用すると効果的です。

使い終わった歯ブラシなどを使い、中性錆取り洗剤をカウンター上部に塗り込んでいきます。 すると錆が紫に変色するので水で洗い流せば終了です。

一度で取れない場合はそれを何回か繰り返しましょう。

カウンター(内部)掃除方法

【カウンター内部の掃除に必要な道具】

  • 酸性洗剤
  • アルカリ洗剤
  • カビ取り洗剤
  • 中性洗剤
  • ブラシ(できれば複数)

カウンター内部の着脱が可能な場合はカバーを取り外します。 最初に、ブラシなどの掃除道具に酸性洗剤をまんべんなく塗り込み、汚れている部分を擦ります。

次に、アルカリ洗剤を塗り込み、ブラシで擦ればほとんどの汚れを除去することができます。 それでも取れない場合は、同じ手順を何度か繰り返し行いましょう。 頑固なカビはカビ取り洗剤を使用するとより効果的です。

こまめにお手入れを行っている場合は、中性洗剤を使用すれば汚れを落とすことができます。 汚れの加減により、洗い方、使用する洗剤を使い分けましょう。

掃除のしやすいカウンターを選ぶ

着脱も掃除も手間がかかるカウンターですが、掃除に困らないために、予め丸洗いの可能なカウンターを選ぶという選択肢もあります。

おすすめの商品は、LIXILの「まる洗いカウンター」です。着脱が簡単で、お掃除の際に便利ですし、カウンターの下にはお風呂椅子が入る空間があるため、収納力にも優れています。

参考: LIXIL:アライズ 「まる洗いカウンター」

浴室カウンターの掃除を専門業者に依頼する場合

浴室カウンター

ここまでご自身で掃除をする方法を紹介してきましたが、カウンター以外にも浴槽エプロンの内部など、ご自分で掃除することが難しい場所があります。
予算に余裕がある場合は、専門のクリーニング業者に依頼するのも良いでしょう。掃除のプロですので、浴室のすみずみまで綺麗にしてもらうことができます。

浴槽クリーニングの相場は1.5~3万円程度です。 どの業者に、どこまで掃除をしてもらうかによっても価格は異なりますで、複数社に見積もりを出してもらうことをおすすめします。

この時、見積書の明細を書いてくれる業者を選ぶことで、どこを掃除してくれるのかを確認することができます。
いくつかの業者に見積りを頼むことによって、比較して選ぶことも有効的です。

浴槽クリーニングの費用や、どんな業者を選んでいいか分からないという方には、こちらの記事をぜひ参考にしてください。

まとめ

浴室カウンターは、あらかじめユニットバスの設備として標準装備されていて、取り外しができないものが一般的ですが、メーカーによっては、脱着が可能なものもあります。

カウンターがあると、洗面器や小物などを置いておくことができ便利です。またベンチタイプのものを取り入れると、座ってくつろいだり、お手入れができるので、入浴時間をさらに充実させることができます。

一方で、汚れがたまりやすくなり、掃除の手間がかかるなど清掃面で気をつけておくべきことも増えてきます。
浴室に、必ずカウンターを設けておく必要はありませんので、浴室が狭くスペースが取れない場合や、カウンターの必要性を感じない場合は、最初からカウンターのないユニットバスを選ぶと良いでしょう。

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監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。