2018年8月1日

フローリングのリフォームで大切なこと 費用と材質について解説します!

家の床はカーペットよりも、木のぬくもりのあるフローリングがいい。そう思ってリフォームを検討している方や、すでにフローリングにしているけれど、そろそろリフォームしようかな。と迷っている方に向けて、フローリングリフォームにおいて大切なポイントと、費用などについてご紹介しています。

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フローリングの種類

フローリング

出典:photoAC

それではまずフローリングの種類とその特徴についてご紹介します。
フローリング材は大きく分けて無垢材合板の2種類があります。それぞれにメリットとデメリットがありますのでみていきましょう。

無垢フローリング

無垢材は丸太からそのまま切り出された木材です。天然の素材を使用しているため、独特の風合いがあり本物志向の人たちに人気の材質です。

メリット

  • 木が本来持つ質感や風合いがある
  • 調湿作用がある
  • 断熱性が高い

最近は合板でも本物と見分けがつかないものが入手できますが、無垢のフローリングと比較するとやはり見劣りします。見た目がとにかく美しく、木材の種類によって色や風合いが変わってくる面白みもあります。時間の経過とともに味が出てくるのも無垢材の魅力です。

機能面では合板よりも優れていて、調湿作用があるだけでなく断熱性も高いので、夏は涼しく、冬は温かいという理想の空間が造れるというメリットがあります。居心地のいい空間を作りたい人におすすめの素材です。

デメリット

  • 価格が高い
  • 膨張と収縮をするため加工しにくい
  • 傷つきやすい

無垢材は合板に比べるとどうしても価格が高くなってしまいます。他にも、反りやすい性質のため施工にも手間がかかり、無垢材を広範囲に使用すると費用がかさみます。選ぶときには余裕を持って予算を用意しましょう。

また、調湿作用があるがゆえに、水分を吸ったり吐いたりしますので膨張と収縮を何度も繰り返して、割れることもあります。柔らかいため傷つきやすいというデメリットがあるため、きちんとメンテナンスをしなければいけません。あまり手をかけたくない方には向いていない素材です。

合板フローリング

合板は薄くスライスした木板を何枚も張り合わせた上に、天然木の薄板を接着させたものです。大手メーカーは合板フローリングしか扱っていないところもあり、多くの家で使用されています。

メリット

  • 価格が安い
  • 傷つきにくい
  • 遮音性がある
  • お手入れが簡単

なんといっても価格が安いのが最大のメリットです。加工されているため、無垢材のように伸び縮みもなくヒビ割れなども発生しません。硬い材質なので、物を落としてもそれほど目立つ傷ができないのもメリットのひとつです。

さらに、遮音性があるので足音が気になる集合住宅におすすめです。床暖房と組み合わせることもでき、お手入れが簡単なので手軽にフローリングを楽しみたい人に向いています。

デメリット

  • 寿命が短い
  • 風合いがでにくい
  • 木が本来持つ機能が失われている

合板のフローリングは無垢材よりも寿命が短く、無垢材のような風合いがでにくいといわれています。施工後の満足度は、どうしても無垢には劣るところがあります。

合板は様々な機能がありますが、薄い板を何枚も貼り合わせているため、調湿作用は期待できません。さらに見た目は無垢材に似ていても、触り心地がまったく違います。

フローリングのリフォームはいつ行えばいいの?

家を建ててからかなりの年数が建っていると、そろそろフローリングのリフォームを考えている方もいるかと思います。しかし、フローリングのリフォームは決して安いものではありません。使用できるなら使い続けたいですよね。

フローリングはどのタイミングでリフォームをすればいいのでしょうか?
ここでは、リフォームを行う基準についてご紹介します。

寿命がきた

フローリングは木材ですので、メンテナンスをしていれば長い間使えそうですが、合板は板同士をくっつけるために接着剤を使用していますので、比較的短い期間で表面が剥がれてきます。

いきなりすべての表面が剥がれるわけではありませんが、徐々にそのような箇所が増えていきます。 早ければ5年を経過くらいで剥がれが見らますが、一般的に寿命は10~20年くらいです。接着剤が剥がれてきたらリフォームを考えましょう。

無垢材は一生モノといわれていますが、実際には30年くらいで寿命になります。しっかりとメンテナンスしていれば100年使えるともいわれていますが、木材の種類や使用環境によって違ってきます。日本のような冬と夏で湿度が大きく異なる環境では、30年を目安にリフォームを行ってください。

傷や凹みが目立ってきた

無垢材の場合は、削ってしまえば傷を消すことができますが、合板の場合は傷つきにくいとはいえ、一度付いた傷や凹みを消すことができません。このため、何年も使っていると明らかに傷が多くなっていきます。

傷や凹みは使用上は何の問題もありませんが、やはり見た目が悪くなってしまいますよね。無垢材でも合板でも傷が目立つようになってきたら、リフォームをすべきタイミングです。

色あせてきた

フローリングは場所によって日焼けをするため、長年使っているとどうしてもくすんだ色になってしまいます。ワックスやニスなどである程度は元に戻すこともできますが、太陽の当たり具合によって濃淡ができてしまいます。

近年では、日焼けの原因になる紫外線を防ぐ窓ガラスもありますが、完全に遮断してくれるわけではありません。日焼けが目立つようでしたら、メンテナンスではなくリフォームも検討しましょう。

フローリングのリフォーム方法

すでにフローリングが張られている場合、リフォームの方法は2種類あります。
業者に依頼をする場合は、どちらの工法で行いたいか希望を伝えることはできますので、基本的な違いをご説明します。

張り替える

張り替えはその名前のとおり、既存のフローリングをすべて剥がして、新しいフローリングに張り替える工法です。特徴はいくつかありますが、その中で大きなものが2つ挙げられます。

  • 床の下の状態をチェックできる
  • 廃材の処理費用が発生する

床材を取り外すことにより、床下の状態を確認できるのが大きなメリットです。床下の木材は何十年もそのままにしておくと、強度が落ちている可能性があり、シロアリ検査など家の基盤になる部分を改めて確認できます。

ただし、工期が長くなるだけでなく多くの廃材が出ます。床下で不備が見つかるとその部分の補修も必要になりますので、どうしても費用がかかってしまうのが張り替えるときのデメリットです。

重ね張りする

重ね張りは既存のフローリングの上に、そのまま重ねるように張る工法です。主な特徴は下記の3点です。

  • 床が厚くなり扉の調整が必要になることもある
  • 床下の状態を確認できない
  • リフォーム費用をおさえられる

既存の床の上に板を敷くわけですから、どうしても床面の高さが上がってしまいます。12~15mm程度ですので圧迫感が出るということはありませんが、床面が上がったことで扉の開閉ができなくなることがあります。このようなケースでは扉の調整が必要になります。

他には、床下を確認せずに作業しますので、床下の木材が腐っていたとしても気づけないことがデメリットです。床鳴りがするようでしたら、明らかに問題がありますので、重ね張りではなく張り替えを行いましょう。

重ね張りのメリットは、費用がおさえられるという点が挙げられます。既存のフローリングの上に重ねていきますので、工期を短くできますし廃材も発生しません。短期間でリフォームが完了しますので、予算が少ないときにおすすめの工法です。

フローリングリフォームにかかる費用

フローリングのリフォームを行うと、具体的にどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
ここでは、リフォームにかかる金額をご紹介します。

重ね張り工法:8万~13万円/6帖
張り替え工法:10万~20万円/6帖

この金額はあくまで相場なので、無垢材の中でも高級な木を使用すると価格が跳ね上がります。また、張り替え工法では、床下に問題が見つかった際は、高額な費用が追加で発生します。

1部屋だけでしたらリフォームをしても高額になりませんが、リフォーム範囲が広いとまとまった費用がかかります。費用にあまり余裕がないときは、リフォーム業者に相談して、予算の範囲内でできることを提示してもらいましょう。

フローリングを長持ちさせるには

リビングのような広いスペースの床を無垢材でリフォームをすると、かなりの金額になってしまいますので、出費はできるだけおさえたいところですよね。

その方法として有効なのが、フローリングを長持ちさせることです。
フローリングの寿命が延びれば、それだけリフォームの周期も長くなり出費をおさえることにつながります。
ここでは、フローリングを長持ちさせるポイントを簡単にご紹介します。

ワックスをかける

フローリングがむき出しの状態だと、日焼け止めを塗らないで夏の陽射しに素肌をさらしているのと同じです。これではフローリングが傷んでしまいますので、1年に1~2回は塗り直します。

合板の場合は、ワックスでコーティングを行って、フローリングの表面を守るようにしましょう。無垢材はコーティングをすることで、調湿作用が発揮できなくなってしまいます。無垢材のメリットが薄れてしまいますので、オイルステインなどを使って保護します。

フローリングをダメにしてしまう行為

フローリングを掃除することも長持ちのポイントですが、次の点に注意して行うことが大切です。

  • 洗剤を使って床を掃除しない
  • 水をこぼしたらすぐに拭く
  • 掃除は基本的に毎日行う

床の掃除はつい水拭きをしたくなりますが、フローリングは基本的に乾拭きまたは掃除機で十分です。特に無垢材は水拭きをすると、染みになることがあるので極力行わないでください。

合板で水拭きする場合は布を固く絞り、洗剤ではなく天然素材のものを使用しないと、コーティングや塗装を落としてしまうことがあります。
フローリングは水に強くないため、水拭きをしたら必ず乾拭きをして水分を拭き取りましょう。こぼした水を放置しないことも重要です。

また、できるだけ毎日掃除をします。そのとき、蒸気が出るスチーム掃除機は使用しないでください。無垢材では棕櫚の箒などを使用し、床への負担を小さくするとフローリングが長持ちします。

まとめ

フローリングのリフォームというと高額なイメージだと思いますが、合板のものを重ね張りするとは、かなりリーズナブルに行えます。反対に、無垢材で張り替えを行うとやはり高額な費用がかかってしまいます。

どちらを選ぶかは金額だけでなく、それぞれの特徴をきちんと把握した上で、ご自身の家に合った方法で決めましょう。決めきれない場合は、リフォーム業者に相談するのもおすすめです。

経験が豊富なリフォーム業者であれば、たくさんのノウハウを持っていますので、経験を活かして最適な提案をしてもらえるでしょう。フローリングの基本的な知識を深めることで、リフォーム業者と打ち合わせを行う際に、ご自身の要望を具体的に提示できます。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

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