2017年4月24日

シャッターが開かない! シャッターに関するトラブルと対対処法をご紹介

シャッターのトラブルと対応策をご紹介しています。シャッターは防犯や防災など、安全のための大きな役割を担っています。トラブルが起こることで、本来の役割を発揮できなくなるので、早めに対処することが重要となります。ここではシャッターに起こりやすいトラブルと対応策を掲載していますので、ご参考になさってください。

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シャッターのトラブル

シャッターとは、車庫や窓において防犯や防災の役割りを果たします。

車庫においては、車や車庫内の物を天候の影響による劣化や汚染から防ぐとともに、車上荒らしやいたずらなどから守ります。
窓も同様、台風や強風などの悪天候時の飛来物から損傷を守り、空き巣なども侵入させにくくします。
シャッターの性能も様々あり、例えば断熱や遮熱効果の高いシャッターであれば、熱や冷気の行き来を軽減することで、エアコンの稼働効率を上げてくれます。

シャッターの開閉は手動式、電動式と共に、3種類のタイプがあります。
以下の3種類から、用途や設置場所に応じて商品を選びましょう。

  • 巻き上げタイプ
  • オーバースライドタイプ
  • 引き戸タイプ

巻き上げタイプは一般的によく見られる開閉タイプで、開ける際にシャッターを上部に丸め込んで巻き上げます。 巻き上げる際、または引き出す際のガラガラという音が気になるというデメリットもありますが、収納場所は取りません。

オーバースライドタイプも、巻き上げタイプ同様に開ける際は上部に収納されます。
しかし巻き上げタイプのように丸めて巻き上げず、上部にスライドさせるものなので音はそれほど気になりません

上記2種類は天井部に扉を収納することで、開口部の幅を有効的に広く使用できますが、引き戸タイプは横に開き収納するため、構造によっては開口部分が狭くなる場合があります。

また、電動式のシャッターは開閉時に直接手を触れる必要がないことがメリットです。 雨の日でも自動車から降りることなく、リモコン操作一つで開閉が可能です。
手動式のように重いシャッターの上げ下げを自ら行う必要がなくなり、非常に利便性が高いです。 メーカーによっては自動車が車庫に近づいくことでセンサーで感知し、リモコン操作も不要にした機能もあります。

シャッターは車庫や窓など外に設置されることが多く、雨風を受けて劣化が進みやすいものでもあり、時にトラブルが起こることもあります。
トラブルが起これば、シャッターが持つ本来の力が発揮されず、防犯性や防災性も落ちてしまいますので早めの対処が必要です。

トラブル例と対応策

シャッターにはどんなトラブルが起こるのでしょうか。ここからは、シャッタートラブルでよく見られるものと対応策をご紹介していきます。

シャッターが開かない・閉まらない

手動式シャッター、かつ巻き上げタイプに起こりやすいトラブルで、経年劣化とともにも発生する確率が高くなる症状です。まずは以下の要因を確認してみましょう。

  • シャッター表面に錆や変形などの劣化がないか
  • ガイドレール(シャッターのサイドにある隙間)に異物が挟まっていないか

まず考えられる原因が、シャッター表面の錆びや変形などによって、巻き上げがスムーズにできなくなったケースです。
シャッターの表面が錆によって剥がれていたり、外部からの衝撃によって変形してしまうと滑らかさを失い、収納の弊害となります。

もう一つ考えられる原因は、ガイドレールの内部にゴミが溜まっていたり、異物が挟まっているケースです。
ガイドレールとは、シャッターの両サイドにある隙間のことで、サッシと同じような役割りを果たしています。ガイドレールにゴミや異物があれば、シャッターの動きを止めてしまいます。

対応策
シャッターの表面の耐久性は、使用している素材によって違います。一般的にアルミ製は錆びにくく、鉄製は錆びやすい性質があります。
シャッターを設置した際に、塗装を行っていれば耐久性を高めることができるので、定期的に塗装し直すことが望ましいでしょう。
すでにシャッターの表面に錆が進んでいたり、なんらかの外部要因によって変形が見られる場合は、専門業者に対応を依頼しましょう。

塗装はご自身で購入した塗料で行うことも可能ですが、シャッターは高さも面積もあるためかなりの労力を要します。
また、錆が進んでしまっている場合は塗装では済まないこともあり、変形だとさらにご自身での対処は困難になります。

専門業者は基本的にリフォーム業者が取り扱っていますが、リフォーム業界は幅広く、業者によって得意な分野が違います
依頼時は業者の業務実績を確認し、シャッターの取り扱いに強いかどうか確認しておきましょう。
ガイドレールにゴミや異物が挟まっている場合、ご自身での除去が可能であれば解決できますが、困難な場合や危険を伴う場合は業者に依頼しましょう。

電動シャッターのリモコンを紛失した

電動シャッターはリモコン操作で開閉を行いますが、肝心なリモコンを紛失した場合は開閉ができなくなります。
メーカーによっては手動に切り替えて開閉できるものもあるので、対応しているか確認してみましょう。

対応策
シャッターのリモコンを紛失した場合は、すぐに販売メーカーに問い合わせましょう。同じ機種で在庫があれば、すぐに取り寄せが可能です。
ただしシャッターの型が古いものは製造が中止になっている可能性があり、その場合はシャッターを交換しなければなりません。

また、メーカーにリモコンの同一機種があり取り寄せが可能だとしても、紛失時は交換をお勧めします。万が一紛失したリモコンが第三者の手に渡っていた場合、防犯上、リスクがあるからです。
万が一、紛失したリモコンを悪用されることがあっても自己責任となります。心配な場合は交換してもらうようにしましょう。

シャッター開閉時に異音がする

シャッター開閉時の異音は、いくつか種類があります。 いつも以上に音がうるさくなった、いつもとは確実に違う音がするなど、原因によって症状も変わります。
使用しているシャッターの素材、手動式か電動式か、さらに開閉タイプによっても症状と対応が変わりますので、ご自身での特定は困難な場合が多いと言えます。

対応策
異音とともに開閉のしにくさを感じる場合は、油を注入することで解決できる場合があります。異音の多くは、潤滑な開閉が阻害されていることが原因だからです。
油はホームセンターなどで購入できますので、シャッターの素材に問題がないものかを確認してから購入しましょう。

油を注入しても解決しない場合は、専門業者に依頼しましょう。目に見えない部分で異変が起きている可能性もあります。
そのまま使用していると、近隣住宅との騒音トラブルに発展することも懸念されるので、放置しないことをお勧めします。

まとめ:シャッターの不具合は早めの対処を

シャッターは自動車や住宅を守る重要な役割を担っています。時間の経過とともに劣化は進み、放置してしまうと本来の役割が機能しません
トラブルが発生した時点で、早めに対処すれば長く使用を続けることが可能ですが、放置は最悪シャッターの交換につながることが懸念されます。

トラブルの原因がわからない場合、ご自身での解決がかえって症状を悪化させる可能性もあるので、専門業者に相談することをお勧めします
シャッターが持つ役割を最大限に発揮し続けられるよう、今回ご紹介したトラブル例をご参考にしていただけたらと思います。

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