2024年6月17日

シャッターの滑りが悪いときは潤滑油やスプレーの使用がおすすめ!

突然シャッターが動かなくなったとしたら、どうしますか?閉まらなくなって不安な夜を過ごすとか、開かなくなって日中ずっと暗い、ということになりかねません。そうなれば、修理もしくは交換です。また、不具合というのは事故を引き起こす可能性もあります。例えば、スラットが横にずれてしまうと、取り付け器具のブラケットを削ってしまって、シャッターが落下することがあります。日頃の操作で少しずつ進んでいくので、ある日突然起こってしまうのです。

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シャッター操作で気を付けるべきこと

シャッター操作で気を付けるべきこと

シャッターを開閉する際に不具合を感じている方はいらっしゃらないでしょうか?建付けが悪く、きちんとレールにはまっていない状態で操作をしていると、部品やレールの故障に繋がってしまうこともあります。特に手動シャッターを使用している方は普段の操作に気を付けましょう。電動シャッターは建付けが悪いと自動でストップするタイプが多いですが、手動シャッターは不具合が起きていても無理やり操作してしまう恐れがあるからです。手動シャッターを操作するときには中央の取っ手の部分を持って開閉し、力を入れても動かない場合は無理に操作するのではなく、ご自身でメンテナンスをするか修理を依頼しましょう。

自分でできるメンテナンス

シャッターは毎日使うものですから、正しく使っていても動きが悪くなってくることもあります。そのような場合にはご自身でメンテナンスをしてみましょう。業者に修理を依頼すると費用がかかりますが、小さな不具合でしたら費用を抑えてご自身で解決することもできます。

簡単に汚れを拭き取る

長年使用しているシャッターには、知らず知らずのうちに汚れが溜まってしまいます。特にレールやスプリングといった細かい部分にはホコリが溜まりやすく、シャッターの動作の妨げになっていることがあります。細かい部分の汚れを拭き取ることで、シャッターが問題なく動作するようにしておきましょう。

スプレー式オイルを吹きかけておく

綺麗に掃除をした後は、シャッターを閉めた状態でガイドレール全体にスプレーを吹きかけます。内側と外側の左右、4カ所行ってください。外側から吹きかけられない場合は、シャッターを開けてスプレーしましょう。全部スプレーが済んだら、開閉動作を数回繰り返します。そうするとスプレーの潤滑成分がレールとスラットが接触する部分にしっかりと塗布されます。最後にシャッターについた余分なスプレーを拭き取ります。

この際にスプレー式オイルではなくグリスや潤滑油を使用すると、余計にホコリや砂が付いてしまうことがあるので気を付けましょう。シャッターの滑りを良くするところが、余計にホコリやゴミが付いてしまうことでレールの滑りが悪くなり、逆効果になってしまいます。オイルスプレーよりもっと汚れが付きにくいのがシリコンスプレーです。これには溶剤が含まれていないのでゴミが付きにくく、おすすめです。

本格的な掃除は年1~2回行う

スラット部分に汚れが付着することもシャッターの動きが悪くなる原因の一つです。汚れが付いたまま巻き上げていると、シャッターを収納しているボックスの中のスプリングも汚れてしまい、綺麗に収まらなくなってしまいます。ボックスの中の汚れが酷くなってしまう前に、年に一度はスラット部分の本格的な掃除を行いましょう。

スラットをきちんと掃除する際には、やわらかい布やスポンジ、洗車ブラシなどを使用しましょう。水洗いで落ちない汚れは、中性洗剤でやさしくこすれば大抵落ちます。洗剤を使用して掃除をしたら、最後に水で流して乾かしましょう。このようにしてスラットを綺麗に保つことで、ボックスに汚れが溜まることを防ぐことができ、シャッターの動きも良くなります。

日常的に点検する項目

日常点検は毎日開閉するときにも行えます。操作の不具合と一緒に確認したい項目は以下の4つです

  1. 今までに聞いたことのない音がしないか。
  2. 動きが悪かったり引っかかったり、おかしな振動がおこらないか。
  3. 目で見て、また操作してみて、変形している部分はないか。
  4. しっかりと全開と全閉で止まっているか、ずれたりしないか。

以上のうち一つでも当てはまる場合は部品の不具合である可能性が高く、掃除やメンテナンスで直すことは難しいため、業者に修理を依頼することを検討しましょう。

プロによる定期点検をおすすめします!

年数が経過したシャッターを使用している場合は、何度も開け閉めを繰り返すことで部品の摩耗などの経年劣化が発生します。長く快適に使用するためには、不具合や故障を小さなうちに見つけ、最小限の修理や部品交換で済ませることが大切です。そのために効果的なのが、専門家による定期点検です。日常点検では発見できないような不調をいち早く見つけることができます。その上で、部品交換やシャッター交換の時期についても相談できるので、年に1度は定期点検を依頼することをおすすめします。

ご自身のメンテナンスで解決できない場合は業者に修理を依頼しましょう

潤滑剤を注入したり、清掃によるメンテナンスを施してもシャッターの動きが改善しない場合は業者に修理や点検の依頼をしましょう。部品の寿命や不具合については知識が豊富なプロの業者に点検してもらうことをおすすめします。正しい方法で正しい部品を取り付けなければ、安全にシャッターを使用することができません。

ご自身で日常的に使用している時に不具合を見つけた際には、むやみに動かさないようにしましょう。万が一勢い良く落下したら危険ですので、家族や周囲の人に注意を呼びかけておき、事故を防ぎましょう。劣化が進んでいたり、外部的要因によって大きく損傷した時、つまり修理という小さい範囲の中では対処しきれなくなると、交換に至る場合が多くなります。手動シャッターから電動シャッターに変更したい場合は、まずはメーカーに後付けとしての改修が可能かどうか問い合わせてみましょう。後付けが可能であれば、撤去の必要がなくなるので費用を抑えることができます。

まとめ

シャッターのメンテナンスや点検についてお伝えしてきました。シャッターが重い、開け閉めがスムーズにいかない場合には、掃除やオイルの注入をしてみてください。それらの対策で大体の不具合を直すことができます。また異常を感じた時はシャッターの周りの安全を確保し、業者に修理や点検の依頼を検討しましょう。

普段の点検・メンテナンスと異常時の至急対応で、簡単な修理で直ることも多いので、日頃から注意して点検しておきましょう。

自分でメンテナンスを行ってもシャッターの不具合が治らない場合もあるかと思います。そのような時は、シャッター自体を交換する必要があるかもしれないので、専門の業者に見てもらい、必要

なら交換を行うことをおすすめします。

シャッターの取付や交換を業者にお願いした場合の費用相場や交換すべきポイントについては、上の記事で詳しく解説してありますので、気になる方は是非ご覧ください!

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監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。