2017年10月12日

窓シャッターの種類を詳しく解説! 選び方のポイントもお教えします

シャッターと聞くと、ガレージや倉庫、店舗といった広いスペースに使われる鉄製で頑丈な扉を思い浮かべるのではないでしょうか。 しかし、自宅の小窓にも設置できるものや、風通しや採光を良くできるシャッターもあります。 手動も電動もあり、電動の中にも利便性を上げる機能は様々です。シャッターの見た目や操作性の種類は多岐にわたります。 設置場所や使い方で使い勝手の良いシャッターは異なりますので、ご自身の設置する予定の場所などを考慮にいれながら、設置するシャッターの参考にしてみてください。

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シャッターの種類:操作方法によって2つに分けられる

電動

電動タイプの便利なところは、離れた場所から遠隔で操作でき、直接力を加える必要がない点です。
メーカーや商品で操作方法は異なりますが、リモコンや壁に取り付けられたスイッチで操作するので、高齢者やお子さんなど力がない方でも簡単に開け閉めすることが可能です。

リモコンやスイッチの他に、専用アプリをダウンロードしてスマートフォンで操作可能なものまであります。
他には複数のシャッターを一度に開けることが可能なものや、開閉時間を設定できる機能のついたものまで様々ですので、ご自身で操作性が高く便利だと思うタイプを選びましょう。

便利な一方、自動で開閉する手軽さからお子さんが誤って指を挟んだり、作動中のシャッターに接触するといった事故は心配ですよね。
しかし、最近ではシャッターが下りている最中に人や物を検知すると停止する機能が搭載されているなど、安全性の高い製品が増えているのでお子様がいる家庭でも比較的安心して使用できます。

他にも、災害や停電が発生した際には引手やハンドルによって開けることができるなどといった、非常時にも開閉可能な製品もあります。
電動タイプは利便性だけでなく安全性も備えた高機能なシャッターなので 、設置費用は高額になります。

手動

手動シャッターに特別な操作方法はなく、自力でシャッターを開け閉めします。
シャッターの開け閉めを毎回手動で行うのは、意外と負担がかかる作業です。

実際に使用してみると、雨や雪など天候が悪い日にも車から降りてガレージシャッターを開け閉めすることになりますので、不便に感じるかもしれません。
特別な機能が搭載されていないため、電動シャッターよりも設置費用、修理費用ともに抑えることが可能ですが、利便性には期待できません。

窓シャッターのタイプ

種類

形状から3種類に分けられます。

クローズタイプ

通風採光用の穴がなく、シャッターを閉めると窓を完全に覆うことができるので、遮光とプライバシー保護は万全です。
ガレージに使用されるタイプでもあります。

スリットタイプ

シャッターにスリットが入っていることで、シャッターを閉めている時でも、風通しや内部の明るさを確保することが可能です。
シャッター全体に限らず、上部や下部など一部分のみにスリットを入れられる商品もあります。

ブラインドタイプ

スラットの角度の調整が可能で、ブラインドカーテンのように使用できます。
スラットの角度を調整することで風や明るさを調整できるため、天候や時間に合わせて快適な環境に整えることが可能です。

選び方

ショールームなどで実物に触れ、操作性や作動音を確認することが大切です。
お子さんのいらっしゃる方は、開閉に力がいらないかなど、安全性も十分に確認しましょう。
防犯性を重視したい方は、防犯性の高い建物部品であることを証明するCPマークのついているものを選ぶことをおすすめします。

ガレージシャッター

素材別種類

スチール

開閉がしやすく、開閉時の音が静かです。しかし、錆びやすいという欠点があります。その分価格は安いです。

アルミ

錆びにくいためメンテナンスが楽であったり、耐用年数が長いですが、初期費用がかかります。

ステンレス

水回りに使われることの多い素材であることから、錆びに強いことが分かります。
また見た目を美しく保てます。
しかし、性能の高さのため、コストは高くなります。

木製

木の味わいと重厚感を楽しめます。
しかし、雨や風による劣化は避けられず、定期的なメンテナンスが必要です。

形状別種類

スラットシャッター

ガレージでよく使われているタイプのもので、目にする機会の多いシャッターです。
スラットとはシャッターのすだれ状の面のことで、下から上に持ち上げるようにして開けるとスラットが巻き取られ、上部のシャッターケースの中に収納されます。

グリルシャッター

パイプ状になっていてすき間が空いているため、ガレージ内の車を見せながらの防犯が可能です。

上部開放シャッター

シャッターの上部がパイプ状になっているため、シャッターを閉めた状態でも通気や換気、採光が可能です。

選び方

ガレージのシャッターは電動がおすすめです。
手動ですと、一旦車から降りて操作する必要があるため、天気の悪い日は開閉に不便を感じる場合があります。

ショールームなどで実物を見て操作できる機会があれば、実際に開閉することをおすすめします。
手動であればスムーズに開け閉め可能か、電動であればリモコンの操作は分かりやすいか、非常時の手動操作はしやすいかなどを確認してみましょう。

開閉の際、多少なりとも音がします。夜遅くに車を出し入れしなくてはならない場合もありますので、開閉音の大きさも確認しましょう。

ガレージは玄関の近くに設置されることが多いため、家の印象を左右する要因のひとつと言えます。
機能面だけでなく、家の外観に合うデザインかどうかも考慮しましょう。
もし家の門扉などもリフォームする予定であれば、門扉とカーゲートをコーディネートできるセット商品もありますので、業者に相談してみましょう。

その他のシャッター

重量シャッター

主に火災用の防火・防煙シャッターや、管理シャッターとして使用されます。
炎や煙を封じるために使われるので、スラットの厚さは1.2mm以上あります。
店舗の閉店後に下ろされるグリルシャッターは重量シャッターに当てはまります。

小窓用シャッター

トイレやキッチンの小窓まで防犯対策が行き届いている家は少なく、外部から侵入されやすい箇所の1つですので、シャッターを設置すると良いでしょう。
YKK AP(ワイ・ケイ・ケイ・エー・ピー)の小窓シャッターは窓を開けずに室内から操作できるので、利便性が高くおすすめです。

まとめ

シャッターの種類や操作方法の違い、選び方のポイントをご紹介しました。
シャッターは窓用やガレージ用や重量タイプとあり、完全に目隠しすることを目的としているのか風通しも良くしているのかで見た目は異なります。

電動でも手動でも操作可能で、それぞれにメリットとデメリットがありますので、ご自身の家族構成等を考慮に入れるとどちらが利便性が高いか見えてきます。

一軒家であれば、窓や門扉以外にガレージに取り付けることもあり得ます。
ガレージに取り付ける際は、操作性に限らずデザイン性や防犯性、開閉音の確認も大切です。

ライフスタイルや設置場所などを多角的に考え、ご自身にとってふさわしいシャッターを設置しましょう。

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