2022年7月4日

シャッター取付・交換・修理にかかる費用は?費用相場と交換目安をご紹介【事例紹介あり】

シャッターの取付や交換には、どれくらいの費用がかかるかご存知ですか? 取付るシャッターの材質や操作方法で、価格が倍以上変わることも珍しくありません。 シャッターの取付・修理費用の目安や、価格に違いが生まれるポイントをご紹介します。

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シャッター取付・交換の費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした シャッター取付・交換 を行う場合の概算費用です。

窓用シャッターの取付
80,000円〜150,000円
ガレージの手動シャッターの取付
100,000円〜250,000円
ガレージの電動シャッターの取付
300,000円〜500,000円
シャッターの鍵の交換
3,000円〜20,000円

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【はじめに】シャッターの交換・修理をご検討中の方へ

シャッター交換

シャッターは、ご自宅の窓や車庫のガレージなど防犯に便利な建具です。 最近は雨戸の代わりに防犯性の高いシャッターを導入する方も増えています。

シャッターのデメリットは屋外に設置されるため、特に歩道に面したスラットの外側部分は、雨などの影響を受けやすく、サビや腐食が発生してしまいます。 スラットとはシャッターの正面部分全体のことで、外を歩いている人に最もよく目に触れる部分でもあります。

お家の外観を意識されている方であれば、スラットのサビはできれば直したいものです。

また、スレットのサビはシャッターの巻き込みに支障が出ることもあります。 機能的な面でも影響を及ぼす可能性があるので、出来れば早めに対処しましょう。

どうしても錆びやすい状況下におかれるシャッターは、損傷や錆びが起こりやすく、またそこからの劣化も早くなります。 気づいたら早めにメンテナンスをして、劣化を食い止めることもシャッターを長くきれいに保つための秘訣となります。

シャッターの寿命

シャッターの寿命

シャッターの寿命は日々のメンテナンスや清掃頻度によって変動しますが、大体10~15年と言われています。 メーカーやシャッターの素材(スチール/アルミ/ステンレス)、日々のシャッター開閉回数も大きく影響します。

また、ご自宅が海の近くですと、海の影響を受けて劣化が早くなります。

シャッターの寿命は、設置しているご家庭の環境や設置されているシャッター製品によって大きく変わりますので、ご自宅のシャッターが10年以上前のものであれば状況を把握してみるのもいいかもしれません。

【シャッターの種類】電動シャッターとは?

シャッターは「手動式」と「電動式」の2種類に分けることができます。

電動シャッターの魅力は、なんと言ってもリモコン、のスイッチ一つで家の中からでも自動でシャッターを開閉できる点です。 最新の電動シャッターは、タイマーで開閉時間を設定できるものもあり、また操作上のストレスもUXの改善が進み少なくなってきています。

また本体価格も、昔より安く購入できるようになってきています。 シャッターの規模で変動しますが、一般的な手動シャッターの本体価格は10~20万円程度、電動シャッターは20~50万円程度です。

電動シャッターに興味を持たれた方は、下記の記事でメリットとデメリットを詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

電動シャッター取付・修理の費用相場とポイント

シャッターの交換目安

シャッターの交換目安

シャッター交換が必要になる状況は以下の通りです。

  • 手動シャッターから電動シャッターに交換したい
  • 長年使用し続けた経年劣化による寿命
  • 地震や台風による天災、衝突事故による人災によって大きく損傷した場合

劣化が進んでいたり、外部的要因によって大きく損傷した時に、修理という小さい範囲の中では対処しきれなくなると、交換に至る場合が多くなります。

手動シャッターから電動シャッターに変更したい場合は、まずはメーカーに電動昨日を後付けできるかどうかを問い合わせてみましょう。 後付けが可能であれば、撤去の必要がなくなるので費用を抑えることができます。

シャッターを交換する際にかかる費用

シャッター交換

既存のシャッターを交換しようとした場合、どの程度の費用と期間が必要なのでしょうか。 ここからは費用相場と、作業期間を見ていきましょう。

シャッターの交換は、取付け費用と別に撤去費用が発生します。

一般的な撤去費用の相場は2万円~5万円です。 また、工事にかかる工数は1日程度となります。

高さ2.5m×幅3mのシャッターを取り付ける場合、手動タイプなら工事費込みで10万円程、電動タイプなら工事費込みで23万円程かかります。

修理の費用は1~3万円が相場ですが、手動のものは安く、電動のものは高くなる傾向にあります。

ガレージなどのシャッターを交換する際は、損傷範囲をあらかじめ確認しておく必要があります。 例えば地震、台風、事故などによる大きな損傷からシャッターの交換を検討する場合、ガレージ本体にも損傷がないかどうか確認しておきましょう。

ガレージのシャッターの場合、シャッターはガレージに取付けるためガレージの状態も重要となります。 ガレージの状態が悪ければ、シャッターを交換してもすぐに問題が発生する、または取り付け自体が難しい場合も考えられます。

この場合、ガレージごとの修理を行うかガレージを交換する必要がありますので、ご自身で判断できない場合は業者に状態を確認してもらいましょう。

窓シャッターの防犯性と注意点

最近では、防犯のために窓シャッターを取り付ける家が増えてきました。確かに窓シャッターは防犯効果があるのですが、シャッターを付ければ絶対に安心というわけではないことを覚えておきましょう。

防犯ガラスは、1箇所8万円ほど価格が高くなりますが、シャッターだけに防犯を任せるのではなく、防犯ガラスと合わせて使い二重に防犯性を高めるようにする事が大切です。 窓の鍵も必ず閉めたうえで、シャッターを締めるようにします。

また、シャッターを閉めっぱなしにすることは返って危険な場合があります。 「この家は長い間留守にしている」と泥棒に教えているようなものになり、目を付けられてしまう可能性がありますので、夜に閉めても朝には開け、締めていても窓の鍵までしっかり閉めておくようにしましょう。

シャッター取付・交換でおさえるべきポイント

シャッター交換後のイメージ

シャッターの取付・修理の費用をおさえるためには、デザイン性などを重視せず、錆びにくいなどの機能性を持ったシンプルで価格のおさえられるシャッターを選ぶことがポイントになります。 価格をおさえることばかり重視し、錆びやすい素材や中古品を購入してしまうことがないよう注意しましょう。 劣化が早く結果的に早い段階で交換を検討しなくてはならないことになれば、それだけさらに費用が掛かってしまいます。

また、電動の場合、配線工事なども必要になり、手動の倍以上の価格になることもあるため、価格を重視する場合は手動シャッターを選ぶことになります。

主なシャッターの耐久年数は10~15年程度ですが、10年先も手動で問題ないかどうか、ご家族構成も視野に入れて検討しましょう。

いくら費用を抑えても満足度が低ければ、リフォームし直す可能性もあり、結果的に費用が高くなる場合もあります。 工事を依頼する前に機能の必要性などもしっかり検討した上でシャッター選びをましょう。

また、施工業者も慎重に選ぶことが大切です。シャッターの取付・修理・交換の費用は、業者によって違いがあります。

相場よりも明らかに高い見積もりを出してくる業者に当たる場合もありますので、複数の業者に見積もり依頼をしてもらいましょう。

【事例紹介】シャッター交換工事

ここでリフォマに寄せられたシャッターの取付け・交換工事の事例をご紹介します。 ご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

シャッター交換事例その①

シャッター交換事例その1

※許可を得て掲載しています。(以下同じ)

費用:約42万円
リフォマへの依頼内容:防犯のためと、プライバシー保護のために新しくシャッターをとりつけたい。 既存の手動シャッターを 電動化して悪天候でも室内から開閉できるようにしたい。
業者コメント:新築戸建て、窓シャッター新規取付、既存手動シャッターの電動化工事でした。

シャッター交換事例その②

シャッター交換事例その2

費用:約29万円
リフォマへの依頼内容:既設のシャッターは大和シャッター製の手動シャッターでしたが、新しくするのに電動シャッターを取り付けたい。

まとめ

シャッターの取付・修理費用やおさえるべきポイントをご紹介しました。 シャッターは電動のものやデザイン性の高さなど、付加価値がつけば価格は高くなります。

また、手動で妥協したりシンプルなデザインのものを選ぶことで価格は抑えられますが、使い勝手が悪ければまた交換を検討しなくてはいけない可能性もあります。 費用とライフスタイルのバランスを考えながら、取付るべきシャッターを決めていきましょう。

シャッター取付・交換の費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした シャッター取付・交換 を行う場合の概算費用です。

窓用シャッターの取付
80,000円〜150,000円
ガレージの手動シャッターの取付
100,000円〜250,000円
ガレージの電動シャッターの取付
300,000円〜500,000円
シャッターの鍵の交換
3,000円〜20,000円

まずは相談から

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シャッター取付、修理、交換のお役立ちコラム

Q.シャッター取付(修理)に必要なことって?

住宅にシャッターなどを取付けたり、修理などを行って、新しいものへと交換するようなシーンがありますが、この場合では使用目的によって事前に調査を行う必要があります。

例えば自動車を収納するガレージと物置を併用して使用することを希望されている方の場合では、自動車の幅や高さなどを十分に計測した上でシャッターを選択することが必要になります。

また、冬期間などに、まとまった積雪のある地域にお住まいの方の場合では、屋根に降り積もる雪の重さなどを十分に考慮することも大切になります。現在では耐雪用のシャッターも販売されていて、耐久性に優れたものも用意されています。

その他の温暖な地域の方の場合では、雨水などの進入経路を予め計算し、ダクトや勾配などを用意することも必要になります。

監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。