シャッターとは
シャッターとは、車庫やガレージの防犯や防火の役割を持つ扉を指します。
しかし現在では、住宅の窓を台風などの悪天候から守るために設置される雨戸としても使われる場合があります。
シャッターの扉には、以下の形態があります。
- 巻き上げタイプ
- オーバースライドタイプ
- 引き戸タイプ
「巻き上げタイプ」は、車庫だけでなく商店街などでも広く使用されており、扉を巻き上げて収納するので場所をとりません。
店先にはほとんどの場合シャッターが設けられ、閉店と共にシャッターが下ろされます。夜の商店街などは、どのお店でもシャッターが下ろされていますよね。
巻き上げタイプは、シャッター扉の一般的なものとして、もっとも普及しています。
開け閉めの際に大きな音が鳴ったり、閉める際には棒を使って引っ張る必要があるいうデメリットがありましたが、最近では電動式を取り入れられる方が増えています。
「オーバースライドタイプ」は、上下で開閉することは巻き上げタイプと同じですが、巻き上げるのではなく、そのままの形で上に持ち上げられます。
収納場所は取りますが巻き上げる必要がないため、音も静かで強風にも強いというメリットがあります。
「引き戸タイプ」は横にスライドさせて開く扉で、雨戸に多く見られます。 上下させるタイプと違い、開けやすいというメリットはありますが、扉を横に置くので開口部分は狭くなるというデメリットがあります。
それでは例と共に、シャッター取付けにかかる見積もりを見ていきましょう。 扉のタイプやオプションによって費用は変動しますのでご確認ください。
リフォームの見積もりに上がるもの
シャッター取付けの内訳として上がるものは、以下の通りです。
<商品代金>
・メーカ販売のシャッター本体
・オプション
<工事費>
・既存シャッター撤去工事
・シャッター取付け工事
・電源工事
・廃材処分
<諸経費>
・消費税
・現場管理費
・一般管理費
まず商品代金は、メーカーや選ぶ商品、車庫か窓かなどによって変わります。オプションで電動にする場合も費用は大きく変動します。
シャッターの販売をしている競合メーカーは、「三和シャッター」、「文化シャッター」などです。
メーカーによって強みとなるものに差があるので、リフォーム前に商品の比較をしてみると良いでしょう。
工事費は工程ごとに費用が発生します。主な工程には、既存シャッターの撤去と新たなシャッターの取付けがあります。
扉が電動式であれば電気工事も必要になり、作業で出た廃材の処分費も負担する必要があります。
リフォームの見積もりには諸経費が必ず記載されていますが、内容や費用の基準が明確でないので、不安に思われる方がいるのも事実です。
諸経費は「現場管理費」、「一般管理費」を指している場合がほとんどです。
「現場管理費」は、現場作業員の現地までの交通費、各種保険の手続き、建設に関わる税金のなどの費用から構成されます。
また、リフォームには大型車両の駐車や工事に伴う騒音が発生することから、近隣の方へ支払われる保障費が含まれていることもあります。
「一般管理費」は、作業で発生する事務用品などの購入費、リフォームで使用する動力に必要な光熱費なから構成されます。
諸経費に基準はなく、専門業者によってかなり幅があります。 見積もりは何社かで比較し、疑問に思う部分は施工前に必ず確認を取るようにしましょう。
場所別で見る費用相場
車庫のシャッターと、窓のシャッターの場合での費用相場をご紹介していきます。
車庫のシャッター
<手動式シャッター>
¥ 100,000~ ¥ 200,000
<電動式シャッター>
¥ 200,000~ ¥ 300,000
窓のシャッター
<手動式シャッター>
¥ 50,000~ ¥100,000
<電動式シャッター>
¥ 80,000~ ¥ 150,000
費用を抑えるポイント
シャッターのリフォームで費用を抑える大きなポイントは、電動式ではなく手動式を選ぶことです。 電動式は便利ですが、電気工事の工程が増えるので費用はそれだけ割高になります。
また、シャッターの扉素材によっても価格は変動します。アルミは錆びにくいのでメンテナンスの手間は軽減しますが、その分費用がかかります。
素材の中でもっとも費用を抑えられるのは鉄製シャッターです。しかし鉄は錆びやすいので、メンテナンスの手間がかかることも念頭に入れておきましょう。
初期費用だけでなく長期的に見ると、アルミ製は初期費用がかかるものの長持ちするため、メンテナンスで必要な費用を抑えることができます。
初期費用を抑えたいか、長期的な費用を抑えたいかで判断する必要があります。
まとめ:見積もりは内訳の事前確認を
シャッターのリフォームには、下見調査で見積もりを出してもらいますが、内訳を見た時点で不明な点は必ず施工前に業者に確認をしましょう。
特に諸経費には基準がなく、業者によって幅が出る部分です。何社かで見積もりを比較し、納得のいく見積もりを出す業者と成約すると良いでしょう。
選ぶ商品や仕様タイプ、シャッターの素材によっても値段は変わってきます。
予算と見積もりを照らし合わせた上で、希望通りのシャッター取付けが実現できるよう、上記の見積もり内訳を参考にしてみてください。
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