2017年12月31日

浴室換気扇使用時の異臭原因と予防策

みなさんは、ご自宅の浴室の嫌な臭いでお悩みではありませんか? 実は「換気扇を回しているのになんだか臭いが気になる」というご家庭は案外多いのです。一日の疲れを癒す浴室に嫌な臭いがあると、リラックスするどころか逆にストレスになってしまいますよね。 ここでは浴室の臭いの原因と予防対策についてご紹介します。気になる臭いをなくして快適なバスタイムにしましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メールで送る

臭いの原因と予防対策

浴室の臭いをなくすためには、「掃除」「換気」の二つをこまめに行うことが大切です。 こまめに掃除はしているという方は多いかもしれません。しかし、実際に臭いが発生している場所の掃除をしなければ効果は得られないでしょう。

掃除をしているのにずっと臭いが取れないのは、もしかしたら全く見当違いのところを掃除しているのかもしれません。 また窓を開けたり、換気扇を回せば浴室の換気は行なえます。しかし、換気扇を回していてるにも関わらずなぜか臭いが取れないこともあります。

では、私たちを悩ます浴室の臭いはどこから発生しているのでしょうか。 臭いの発生原因と共に、臭いの種類についても見ていきましょう。

浴室の臭いの主な発生元として考えられるのは、以下の4ヶ所です。

  • 浴室内
  • 排水口
  • 換気扇
  • 浴室以外の屋外

そして発生する臭いの種類は主に3つです。それぞれの臭いについて説明します。 1つ目は人の皮脂が酸化分解して発生する鼻にツンとくるような「発酵臭(酸臭)」
2つ目は、排水口や浴槽エプロン内部の汚れなどから発生する「ドブのような臭い」
3つ目は、浴室のあらゆる箇所の汚れやカビから発生する「カビ臭」です。

浴室は毎日家族みんなが使用するため、浴槽はもちろん、天井、床、壁は目には見えなくても少しずつ汚れています。そして普段掃除が行き届かない換気扇排水口エプロン内部の汚れも要注意です。 その汚れは主に皮脂汚れや石鹸かすですが、掃除を怠るとピンク色のぬめりや汚れが蓄積されていき、カビと臭いが発生する原因になります。

ここまで臭いの発生元となる箇所や臭いの種類について説明しましたが、換気扇が臭いの発生元になっているなんて意外だと思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。 ここからは「換気扇を回しても臭う」、「換気扇・排水口の掃除後も臭う」場合の二つのケースの原因と予防対策についてご紹介します。

換気扇を回しても臭うとき

換気扇を回しているのに臭いがする原因は、「換気扇自体の臭い」「排水口からの臭い」の二つが考えられます。

換気扇自体の臭い

換気扇から臭いがするのは、換気扇のファン部分にカビが発生している可能性があります。 換気扇の種類によってはファンが取り外せないものもありますが、ファンのカビをしっかりときれいに取り除くことで臭いは解消されます。

しかしファンのホコリやカビをそのままにしておくと、換気扇が回るたびにホコリやカビの胞子を浴室内にまき散らしてしまうことになり、健康にも悪影響を及ぼします。 汚れている換気扇は、清潔な浴室を保てないばかりか健康面にも影響することがあるため、掃除はしっかりと行いましょう。

排水口からの臭い

もうひとつの原因となるのは、排水口の汚れです。排水口は毎日皮脂汚れなどが流れ込むため、汚れが一番溜まりやすいところです。 従って、こまめに清掃をしていなければ、排水口に汚れが溜まっていき悪臭の原因になります。

換気扇を回して浴室を換気するときは、室内の空気の循環が生まれて、浴室の空気が入れ替わります。 このとき、排水口が汚れていると、換気扇を回したときに発生した空気の流れに伴い排水口の臭いが浴室内に広がってしまいます。

排水口が汚れていれば汚れているほど、激しい悪臭となりますので、 換気扇を回しても臭いが取れないときは一度、排水口の掃除をしてみて下さい。

換気扇・排水口掃除後も臭うとき

「換気扇や排水口の掃除をしたのに、やっぱり臭いが気になる」という場合は、浴室の汚れの可能性が高いです。 しかし、浴室が汚れていないのであれば、臭いの原因は浴室ではなく家の外から入り込んだ臭いの可能性があります。

浴室の汚れがある

浴室の掃除は、普段目の届きやすい天井、床、壁だけでなく、浴槽の側面についているカバー内部「エプロン」の掃除も忘れてはいけません。 このエプロンと浴槽との間には隙間があるため、お湯が流れ込み湿気や汚れが溜まりやすいのです。

浴室はいつもきれいにしていると自信を持っている方の中にも、エプロンは一度も掃除したことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 もしかしたらしつこい臭いの原因は、そのエプロンの汚れやカビかもしれません。

エプロンが取り外せる場合は、取扱説明書を見ながら慎重に取り外し、定期的に掃除をしましょう。 またエプロンだけでなく、洗面器などの浴槽の周辺環境なども汚れが溜まりやすいので、こまめに掃除をして清潔にしておきましょう。

家の外からの臭いがあるとき

浴室の臭いは、必ずしも浴室内で発生するものだけとは限りません。浴室内の臭いの他にも家の外からの臭いが入り込んでいることがあります。 特に賃貸マンションなどは、隣の家から排気された臭いが浴室内に入ってくるケースも多いです。

対処方法は、浴室の換気扇を回すことです。換気扇を回している間は臭いが浴室内に入ってくることはありません。 換気扇を24時間回し続けても電気代はそう高くはかかりませんので、このような場合はしっかりと換気扇を回しておきましょう。 浴室の乾燥にもつながり、防カビなどの予防対策としても効果が期待できます。

まとめ

浴室の臭いの原因とその予防対策についてご紹介しました。「換気扇を回しているのに、あるいは掃除はこまめにしているのにどうしても臭いが気になる。」と悩んでいる方は参考にしていただけたでしょうか。 臭いの発生元となる主な箇所は4つでしたが、これまで全く掃除をしていなかった箇所がある場合は、これを機にしっかりと掃除をしてみて下さい。

一見、臭いとは関係なさそうな「換気扇」をはじめ、「エプロン」の掃除をしてみると、これまで悩んでいた臭いが解消されるかもしれません。

浴室の掃除は、臭いの発生元となる箇所をくまなく掃除することが大切です。そうすることで、臭いの発生を抑えて、いつも快適で清潔な浴室を維持することができます。

浴室換気扇の施工事例やその他お役立ち情報は下記にまとめていますので、ご参照ください。

お風呂リフォームの施工事例やその他お役立ち情報は下記にまとめていますので、ご参照ください。。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。
リフォマなら中間マージンカットで専門業者をすぐ紹介