2017年10月25日

玄関リフォームの種類とおすすめ

玄関リフォームの種類は、大きく分けて4つあります。 この記事では種類ごとのおすすめのリフォーム方法と、具体的な事例を紹介します。 玄関リフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メールで送る

玄関部位ごとの種類:おすすめの種類、リフォーム方法を紹介します。

玄関は家の雰囲気を左右する重要な場所であり、お客様を迎え入れる役割もあります。
玄関は家の中でも特に大事な働きをしますので、家の印象を変えるためや、綺麗にするためにリフォームを検討している方もいるかと思います。

玄関リフォームと言ってもリフォーム箇所も様々あり、希望によって施工内容も変わります。
ここでは、種類別の玄関リフォームの方法、人気や、おすすめを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

床材

玄関の床材に使われる素材は主に4種類あります。

  • クッションフロア
  • 磁器タイル
  • コンクリート
  • 天然石

玄関は室内の中で唯一土足で上がる場所でもあります。
雨が降っていれば濡れた靴で帰宅することになりますよね。
その場合、床材に滑りやすい素材が用いられていればもちろん危険です。

逆に、吸水しやすい素材であれば、水分と共に汚れも吸い込んでしまいます。
水分を弾いても滑る素材では危険ですし、吸水性に優れる素材でも一度染み込んでしまった汚れを浮かせて落とすことは非常に難しいので、どちらも玄関においては最適な床材とは言えません。

また、玄関は外からの汚れや砂などが持ち運ばれるため、室内の中でも汚れやすい場所です。
綺麗に保つためには頻繁に掃除する必要がありますので掃除のしやすさも意識したいところ。

玄関の床材を選ぶ時は、滑りにくさや吸水のしにくさ、掃除のしやすさに着目して選びましょう。

これらを踏まえて、素材ごとの特徴を紹介していきます。

クッションフロア

クッションフロアという柔らかいシートを貼り付ける方法があります。
フローリング調やタイル調といった様々なデザインがあるので、張り替えるだけで手軽に玄関の雰囲気を変えられる素材です。

しかし劣化しやすいので、長期的に玄関を綺麗に保ちたいのであればおすすめはできません。
また、他の素材よりも安価な分、安っぽい印象を与えてしまします。

磁器タイル

磁器タイルは吸水性がほとんどなく、お手入れも簡単な素材ですので、玄関床の素材に適しています。
磁器タイルは割れることがある素材ですが、よほど重くて硬いものを落とさない限り割れることはありません。

コンクリート

コンクリートも玄関の床材としてよく使用されます。
しかし、表面がザラザラしていて掃除がしにくいというデメリットがあります。

天然石

天然石は非常に高級感がある素材です。
既存の床材を天然石にリフォームするだけで、ガラリと印象を変えることができます。

デメリットは吸水性が高いことです。
玄関の床材は濡れた場合、簡単に拭き取ることができるものがほとんどですが、天然石の場合は汚れと一緒に染み込んでしまいます。

メンテナンスに手間をかけたくない方にはあまりおすすめできません。

内装・壁材

玄関の壁材は、他の部屋と同じようにクロスを貼ることが一般的です。
玄関周りは靴箱などもあるため生活臭が気になる場所でもあり、においに気を使っている方も多いのではないでしょうか。
玄関のクロスを張り替える時は、防臭性が高いクロスを選ぶのが良いでしょう。

クロスを貼る以外には、玄関の素材やデザインに合わせて、人工大理石に張り替える方法もあります。
玄関周りの壁がクロス張りだと、シンプルで清潔感がある雰囲気ですが、少し物足りない印象も受けます。

玄関の印象を大きく変えたい場合は、人工大理石への張替えを検討してみてはいかがでしょうか。

照明

玄関照明に関して気をつけるポイントは、高さと明るさです。

玄関照明が低すぎると、天井が低く感じるため入ってきた人に圧迫感を与えてしまいます。
最低でも床から2mほどの高さがあると理想的です。
垂れ下がるタイプのペンダントランプなどを検討している場合は、長さに注意しましょう。

そして玄関照明では明るさにも気を配る必要があります。
天気にもよりますが、ほとんどの場合、照明の明かりより屋外の明かりの方が暗くなります。
そのため屋外で過ごした方が玄関に入った時、照明が明るすぎると眩しく感じてしまうことがあります。

明るさと共に気を付けたいのが照明の色味です。照明特有の真っ白い光は特に眩しさを感じさせますので、玄関照明は明るすぎず目に優しいオレンジ系の柔らかい明かりにすることがおすすめです。

人感センサー付きのライトも便利です。
電気を点ける前の暗い玄関に帰ってきた時でも、センサーで自動的にライトが付くため暗闇でスイッチを探す必要がなく安全です。

また、消灯も自動なので消し忘れの心配もありません。

ドア

玄関ドアのおすすめは、採光用のガラス窓がついた幅が広い開き戸タイプです。
採光用の窓があると、照明を点けていなくても屋外の自然な明かりを取り込むことができます。

幅の狭い玄関は窮屈な印象を与えますが、逆に玄関ドアの幅が広いと空間にゆとりを感じさせます。

想定されるリフォーム事例:具体的なリフォーム内容を紹介します。

玄関リフォームの種類やおすすめを紹介しました。 次に玄関リフォームで想定される事例を紹介します。

玄関ドアの交換リフォーム

玄関リフォームの中で比較的大掛かりな作業が、ドア交換です。
既存のドアと全く同じドアに交換するだけなら、ドア本体と施工費用のみの価格で交換してもらえることがほとんどです。

しかし、既存のドアと違う規格のドアに交換する場合は枠ごと交換する必要があり、周りの壁紙にもリフォームの影響が及びます。

既存とは違うドアに交換する場合は、周りの壁紙や床材の張替えもまとめてリフォームしてもらうといったケースが多いです。

玄関床を磁器タイルに張替え

玄関床の素材が劣化し、磁器タイルに張り替えるケースです。
最初に、コンクリートの状態の玄関土間にモルタルで下地を作ります。

表面をならした後にタイルを張っていき、最後に目地を詰めて完成です。

玄関内装を人工大理石に張替え

内装のデザインを変更し、高級感のある雰囲気にするリフォームです。
床と壁が白系で統一されるとシンプルで良いのですが、全体的にシンプルだと味気ない印象も与えてしまいます。

そこで、既存の床材を活かしつつ内装のデザインを変えることで、玄関の雰囲気を大きく変えることができます。

周りに接着剤がつかないように養生し、クロスの上からタイルを張っていく作業になります。
接着剤が乾燥する時間も含めて、2日程度で作業は終了します。

見積もりの段階でどのような印象にしたいのかを伝え、イメージ通りの玄関にリフォームしてもらいましょう。

まとめ

いかがでしたか。
ここまで紹介した玄関リフォームの種類をまとめます。

  • 床材のリフォーム:滑りにくさ、吸水しにくさ、掃除のしやすさを重視して素材を選びましょう。
  • 内装・壁材のリフォーム:防臭性があるクロスがおすすめ
  • 照明の交換:圧迫感明るさに注意
  • 玄関ドアの交換:採光用のガラス窓付きの、幅が広い開き戸タイプがおすすめ

玄関リフォームの種類ごとのおすすめと、具体的な事例を踏まえ、ご自身に合った内容を検討しましょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。
リフォマなら中間マージンカットで専門業者をすぐ紹介