2018年1月16日

ユニットバスの規格・サイズと選び方のポイント

ユニットバスの規格はどの商品・メーカーとも幅と奥行から求められます。しかし、同じ規格のユニットバスを選んでも、設置が難しいこともあります。なぜ同じ規格でも設置できないことがあるのか、合う規格のユニットバスが見つからない時は何をすべきなのか、限られたスペースを最大限生かせるユニットバスの商品についてご紹介します。

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ユニットバスの規格・サイズの見方


ユニットバスは、1620といった4ケタの数字で規格を表し、前半の2ケタが幅、後半の2ケタが奥行を意味します。前半の2ケタの長さに浴槽の長辺が収まるようになっているため、浴室の奥行きが異なっても幅が同じであれば、浴槽のサイズは同じになります。戸建てとマンションを比較すると、戸建ての方が床下や天井の高さが高いため、戸建て用の方がマンション用よりサイズが大きいものが多いです。戸建て用とマンション用の主な規格を下記でご紹介します。

ユニットバスの主な規格と浴室内寸(cm)

戸建て用

1216(0.75坪)

120×160(cm)

1616(1坪)

160×160(cm)

1624(1.5坪)

160×240(cm)

マンション用

1014(0.75坪)

100×140(cm)

1418(0.75坪)

140×180(cm)

1620(1坪)

160×200(cm)

ユニットバスが設置できない時について

ユニットバスの規格の意味を理解した上で、どの規格を選ぶべきか分かっても、ご自宅に合わないということもあります。規格通りのユニットバスを選んでもぴったり設置できない場合や、ご自宅に合う規格のものが見つからない理由についてご紹介します。

ユニットバスの規格が同じでも設置できないことがある

ユニットバスの規格が同じでも、メーカーによって内部も外部も構造が異なるため、必要なサイズに違いが生じて設置できないことがあります。また、同じメーカーであっても外寸の異なる商品であれば、設置できないことがあります。さらに、同じ規格でも浴槽のサイズに違いがあれば、すき間が生じたりして、上手く設置するのは難しいです。

マンションオリジナルの規格のユニットバスの場合

部屋数の多いマンションでは、マンションオリジナルの規格のユニットバスが設置されていることがあります。部屋数に比例して注文するユニットバスが増えますが、注文数が多くなればメーカーに融通が利きやすくなるため、オリジナル仕様のユニットバスにすることも可能です。すると、ユニットバスの入れ替えを検討する際に既製のものではサイズが合わないことがあります。

ユニットバスの規格が合わない時のリフォームについて

あらゆるメーカーの規格のユニットバスがぴったり設置できなそうであっても、業者によってはぴったり設置できることもあります。そのような業者の見つけ方やノウハウについてご紹介します。また、入れ替え以外でのユニットバスのリフォームについてもご紹介します。

ユニットバスのリフォームが得意な業者に現地調査を依頼する

現在の浴室がタイル貼りなどの場合、タイルの寸法のみを測ってぴったりの規格のユニットバスがないと、小さい規格のものを勧められることがあります。しかし、ユニットバスのリフォームが得意な業者は、タイルの下の構造が分かり、「これを撤去したらどれくらいの寸法となるか」を求められるなど、依頼者の浴室に合う規格のユニットバスを設置するためのノウハウを持っています。

せっかくリフォームするのに狭いユニットバスで妥協してしまってはもったいないです。業者の施工実績からユニットバスのリフォーム実績が豊富であるか、提案力があるかなどを確認することで、適切な業者が見つかります。

ユニットバスの入れ替え以外でのリフォームを検討する

様々な業者に相談してユニットバスの入れ替えができないと判断されたら、入れ替え以外のリフォームを検討する必要があります。浴室の塗装や床シートの張り替えなどは、費用を抑えながら浴室の印象を変えることが可能です。規格のユニットバスが合わないと、すき間の調整などで工事費用はかさみます。ユニットバスの入れ替え以外のリフォームは、費用を抑えることができる点も魅力的です。

狭いスペースでも設置可能なユニットバス

狭いスペースでも、広々入浴できるユニットバスを設置したいですよね。すき間を作ることなく設置可能なユニットバスや、大掛かりなリフォームをしなくても広々したユニットバスになる商品をご紹介します。

タカラスタンダード「ぴったりサイズシステムバス」


出典:takara-standard.co.jp

浴室に合う規格のユニットバスが無い場合、小さいサイズのユニットバスを設置することが多いですが、デッドスペースができてしまいます。しかし、「ぴったりサイズシステムバス」は幅約150cm、奥行約100cmの浴室からのオーダーメイドが可能なため、狭い浴室に合う規格のユニットバスが見つからず、小さなユニットバスで妥協していた方でも、スペースを最大限生かしたユニットバスの設置が可能になります。

ノーリツ「ユパティオヒロイワイドタイプ」


出典:noritz.co.jp

間取り変更をしなくても、拡張モジュールを使用することで浴室の幅と奥行きを最大4cm拡大することが可能です。4cmと聞くとそれ程広さは変わらないように感じるかもしれませんが、0.75坪のタイプでも足を伸ばせる程の広さの浴槽にすることが可能です。

まとめ

規格に着目してユニットバスについてご紹介しました。ユニットバスの規格は幅と奥行から知ることが可能ですが、メーカーや商品によって内部や外部の構造や外寸に違いがあるため、同じ規格でも設置できないこともあります。しかし、オーダーメイド可能なユニットバスやユニットバスのリフォームの得意な業者であれば、適確なユニットバスの設置が可能です。商品と業者を見極めて、ご自宅に合う規格のユニットバスの設置をしましょう。

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