2019年4月4日

ステンレス浴槽は補修できる?費用相場と業者選びの注意点も解説

ステンレス浴槽は年々減ってきているようですが、根強い人気があるのも確かです。長く使うことができるステンレス浴槽でも、時が経つにつれて劣化していき、リフォームすることになります。ここでは、ステンレス浴槽を補修や交換するときの費用相場、業者選びの注意点などを解説していきます。

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ステンレスの浴槽の劣化症状とは

  • 塗装剥がれ
  • 傷や汚れが目立つようになる
  • サビが発生する
  • モノを落としたときに凹みが発生する

ステンレスの浴槽は耐久性がとても高いという特長がありますが、長く使っていると表面はお湯による汚れ、使用上の傷などが無数についてしまいます。
ステンレスには自己修復機能がありませんので、それらはどんどんと増えていきます。

ステンレス浴槽の劣化症状詳しく解説

ステンレス浴槽の中でも塗装加工されているものがありますが、そもそもステンレスは塗装が難しい素材で、長年使っていると塗装が剥がれてきます。このため、浴槽の一部だけ金属面がむき出しになってしまうことがあります。

また、ステンレスというとサビない素材と思われがちですが、きちんとメンテナンスを行っていないと普通サビが発生します。もらいさびといって、ステンレス浴槽に鉄の安全ピンを置くと、安全ピンに発生したサビがステンレス浴槽に広がることがあります。

よくあるのが、貯水槽に鉄分が含まれている場合や、井戸水に鉄分が含まれていることで、浴槽に小さな点状のサビが発生するといったケースです。発生してすぐであれば自分でサビを取れますが、長く放置していると自分でサビを取り除くことができなくなります。

劣化とは少し違いますが、ステンレス浴槽はとても薄く作られているため、モノを落とすと簡単に凹んでしまいます。もちろん、凹みは自然に戻るわけではなく、むしろ凹みは塗装の剥がれにつながることもありますので、こちらも補修が必要な症状のひとつです。

ステンレスの浴槽を補修するタイミング

ステンレス浴槽の寿命は約20年くらいですが、問題がなければ30年ほど使うこともできます。特に気にならないのであれば、傷や凹みをそのままにしておくというのも1つの方法です。ただし、浴室は体の汚れを落とすだけでなく、リラックス効果もある場所です。傷や凹みが目立つと、気になって寛げなくなりますよね。

さらに、塗装の剥がれやサビが発生している状態で、来客にお風呂を貸すとなると少し恥ずかしいですよね。小さな傷などは気にする必要はありませんが、見た目が気になるようでしたら、補修したほうがよいでしょう。

塗装を施したカラーステンレスの浴槽では、塗装剥がれが発生したタイミング、ステンレスの素地をそのまま使っている場合は、浴室全体のリフォームをするときに合わせて補修するのがおすすめです。ステンレス浴槽の傷や汚れは、磨き加工をしてもらうだけで新品同様の状態に戻ります。

ステンレスの浴槽を補修する際の費用相場は?

ステンレス浴槽

工事内容

浴槽の塗装

90,000~150,000円

浴槽の磨き

15,000~25,000円

浴槽の凹み補修

25,000~45,000円

浴槽の交換

150,000~250,000円

ステンレスの浴槽を補修する方法は、塗装と磨き、凹み補修のいずれかを行うことになります。磨きや凹み補修はそれほど高くはありません。塗装は範囲にもよりますが、10万円以上と考えておいたほうが確実です。

ステンレスへの塗装は技術的にも難しく、自信を持って施工できると言える業者が限られているためです。浴槽サイズにもよりますが、再塗装をして使うのと新品に交換するのとで費用がほとんど変わらない、といったケースもあります。

このようなケースでは再塗装をすべきか、交換するかを迷うかもしれません。そんなときには何を基準にして選べばいいのかについて、次章で詳しくご紹介していきます。

状況によってはステンレスの浴槽を交換することもある

ステンレス浴槽は無理に補修するのではなく、新しい浴槽に交換するという選択肢もあります。
以下が交換するときの目安になります。

  • 塗装費用が交換費用と変わらない
  • どの業者にも塗装を断られた
  • お風呂全体のリフォームを行う
  • ジェットバスや手すりなどの機能性を持たせたい

上記の条件に1つでも当てはまるのであれば、補修ではなく交換を検討しましょう。カラーステンレス浴槽の場合は、すでにお伝えしましたように塗装費用が高くなります。業者によっては施工できないと断られることもありますので、わざわざ遠方から業者を呼んで塗装してもらうよりも、交換のほうが安く済むこともあります。

浴室全体が古くカビなどが目立つのであれば、浴室全体をリフォームすることになると思います。その場合は、新しい浴室に合う浴槽に買い替えましょう。ステンレスにこだわりがなければ、FRPやホーローなど別素材も含めて検討すると選択肢が広がります。

浴槽にジェットバスやバリアフリーを考えて手すりを取付けるなど、機能性をもたせたいのであれば、高機能な浴槽に交換することになります。最新の浴槽は保温性も高く、使用する水の量も少なめで設計されています。使い勝手のよさが格段に向上していますので、ステンレス浴槽の交換も視野に入れてみてください。

ステンレスの浴槽のメリットとデメリット

ステンレス浴槽

新しい浴槽に交換する際、ステンレス浴槽にするか他の素材の浴槽にするか悩みますよね。最新の浴槽も気になると思いますが、ステンレス浴槽にはステンレス浴槽の良さがあります。

ここでは、ステンレス浴槽についてのメリットとデメリットをご紹介しますので、判断材料のひとつにしてみてください。

ステンレスの浴槽のメリット

  • 耐久性が高い
  • 見た目が美しい
  • 保温性が高い
  • カラーステンレス浴槽でなければ磨くことができる

ステンレス浴槽のメリットについては、すでにいくつかお伝えしていますが、やはり耐久性の高さが最も大きな魅力になります。きちんとメンテナンスを行えば、他の浴槽よりも長く使うことができます。しかも、見た目が美しくデザインによっては高級感もあります。価格が150万円以上しますが、ヘアラインで仕上げたステンレス浴槽などもあります。

昔からあるステンレス浴槽なら、懐かしさもあり落ち着いて入浴できるという方も多いかもしれません。落ち着ける要因は、その保温性の高さにもあります。金属だから冷たいと思われがちですが、1度温まるといつまでも温かさを維持してくれるというメリットがあり、塗装していない浴槽であれば、磨くことで美しさを保つことができます。

ステンレスの浴槽のデメリット

  • 種類が少なく価格が高い
  • サイズが小さい
  • 塗装補修が難しい
  • 機能性がほとんど無い
  • 劣化すると見た目が悪くなる

メリットが多いステンレス浴槽ですが、もちろんデメリットもあります。まず、最近は選ぶ方が減ってきたこともあり、種類が少なくサイズも小さいものが多いので、しっかりと足を伸ばせないことがあります。その上、価格も高くコストパフォーマンスという意味では他の浴槽に劣るといえます。

すでにお伝えしましたように、塗装による補修がとても難しく、浴槽としての機能もほぼありません。FRPや人工大理石の浴槽のように複雑な形状にはできないですし、買い替えによる機能も期待できません。

さらに、古くなると見た目が悪くなるというのもデメリットのひとつです。ステンレスそのものがくすんでしまいますし、水垢や傷も目立ってしまいます。もちろん、それらは磨くことで直すことができますが、きれいさを保つにはこまめなメンテナンスが必要になります。

使い勝手と美しさの維持という点で、他の素材よりやや劣ってしまうというのがステンレス浴槽の弱点です。

ステンレス浴槽のメーカーの特長をご紹介

ステンレス浴槽にする方が減ってきたとはいえ、今でも複数のメーカーで生産が続いています。メーカーごとに特長が違いますので、それぞれの特長について詳しく説明していきます。

JFE建材

JFE 出典:JFE

JFEはステンレス浴槽のトップメーカーのひとつで、幅広いサイズとデザインの浴槽がラインナップされています。高齢者対応のステンレス浴槽もあり、転倒防止のために床面にエンボス加工を行ったり、安心して移動できるように浴槽内に手すりを設置したりと、機能面を充実させたステンレス浴槽を入手できます。

オプションで浴槽の高さを低くすることもでき、既存の浴槽サイズに合わせるためのフランジ詰めやエプロン高さ詰めも行ってもらえます。

タカラスタンダード

タカラスタンダード 出典:タカラスタンダード

タカラスタンダードというと、ホーロー浴槽のイメージが強いかもしれませんが、ステンレス浴槽も手掛けています。タカラスタンダードの特長は色彩豊かなカラーステンレス浴槽にあります。カラーバージョンはブルーとピンクの2色で、エプロンにはホーローを採用しています。

カラー以外にも、機能を絞っていることで低価格でのラインナップを実現しています。間口が140cmの浴槽でも、定価で10万円以下というお手頃価格になっているのが、タカラスタンダード製の魅力のひとつです。

和光製作所

和光製作所 出典:和光製作所

和光製作所は車外装の鈑金加工を行っていたメーカーで、そのプレス技術を活かしてステンレス浴槽の製造を行っています。上で紹介したJFEだけでなく、クリナップやLIXILなどにも、ステンレス浴槽をOEM供給しているメーカーでもあります。

独自の研磨技術を保有しているため、徹底した美しさを追求しているのが和光製作所のステンレス浴槽の特長です。見た目にこだわりたい方におすすめのメーカーです。

ナスラック

ナスラック 出典:ナスラック

ナスラックは「ナス・ステンレス製作所」として創業した住宅設備メーカーです。その名前からも分かりますように、ステンレスを使った設備の製造を得意としています。その技術を活かして現在でもステンレス浴槽の製造を行っています。

背もたれができるように傾斜がつけられているため、浴槽内でリラックスしやすいという特長があります。ゆっくりとお風呂でくつろぎたいという方に適したメーカーです。

ステンレスの浴槽をDIYで補修できる?

ステンレス浴槽

ステンレス浴槽の補修を業者に依頼すると、補修内容によっては高額な費用が発生するため、DIYで直してしまおうという方もいるかと思います。ただし、ステンレス浴槽の補修はDIYできることとできないことがあります。

以下にDIYでできることと、できないことをまとめましたので参考にしてみてください。

浴槽の磨き:◯
浴槽の凹み補修:△
浴槽の塗装:×

作業の内容についてはこの後詳しく説明していきます。

DIYでできること、できないことの内容

誰でもできるDIY補修は磨きです。小さな傷やサビ、水垢などは磨くことで修復可能です。上手に磨くには技術が必要ですが、根気があれば素人でもそれなりの状態に戻すことができます。ポリッシャーなどの道具を購入すれば、半日でピカピカの状態になります。

凹み補修はDIY慣れしている方ならば、直せるかもしれません。凹みの大きさにもよりますが、簡単な鈑金技術があれば、目立たなくすることはできます。ただし、塗装されている浴槽の凹みは、塗装が剥がれてしまいますので、DIY補修ができません。

そして、ステンレス浴槽の塗装はDIY不可です。塗るだけなので簡単にできそうな気がしますが、正しく下地処理をして、最適な塗料を選ばないと、時間の経過とともに塗装がすぐに剥離してしまいます。

浴槽はお湯によって温度が変化しますので、長く使っていると塗料が小さく変形を繰り返し、ステンレスの表面から剥がれていきます。また、プロが行ったときとDIYでは、塗装した後の肌触りも違いますし、すぐに塗装が剥がれてしまうことがあります。

そうなってから業者に依頼すると、DIYで塗った塗料の剥離作業が発生しますので、さらに施工費用が割高になってしまいます。職人さんでも腕のいい人でないとできないのが、ステンレス浴槽の塗装です。できるだけ腕のいい職人さんのいる業者に依頼しましょう。

ステンレス浴槽の補修を業者に依頼するときのポイント

ステンレス浴槽

  • アフターフォローを行ってくれる
  • ステンレス浴槽の塗装実績がある
  • 2~3社の業者に相見積もりする

ステンレス浴槽の補修を業者に依頼するときには、この3つのポイントを意識して業者選びを行ってください。

アフターフォローを行ってくれる業者に依頼する

ステンレス浴槽は専門技術を持った職人さんが行っても、塗装剥がれが起きてしまう可能性があります。業者もそのことを理解していますので、きちんとした業者は間違いなく保証期間を設けています。そして、トラブルが発生したときにはすぐに駆けつけてもらえます。

このように、アフターフォローがしっかりした業者を選ぶようにしてください。業者によっては工賃を低くして、アフターフォローを任意契約にしていることもあります。もちろん加入しておくべきですが、業者の選定はその費用も含めて比較検討を行うようにしましょう。

ステンレス浴槽の塗装実績がある業者に依頼する

ステンレス浴槽の塗装は高い技術と経験を必要とします。ところが、経験がないのに「できます」と答える業者もいます。見積もりが安いからという理由でそのような業者に依頼したら、1週間もせずに塗装が剥がれたケースもあります。

ステンレス浴槽への塗装は何よりも実績重視で選びましょう。ホームページなどで工事実績を掲載している業者がおすすめですが、ホームページのない業者もあります。そのような場合は、過去の施工事例を写真などで見せてもらい、実績があることを確認してください。

2~3社の業者に相見積もりする

施工できる業者は限られてしまいますが、できるだけ2~3社を探し出して相見積もりの状態にします。これは安いところを選ぶためだけでなく、より良い提案をしてくれる業者を探すために必要なことです。

状況によってはステンレス浴槽の交換も視野に入れておき、合わせて相談して納得できる提案をしてくれた業者に依頼してください。1社だけに相談すると、その業者が言っていることが本当に正しいのか判断できません。2~3社に相談して、見積費用も含めて最適な提案をしてくれた業者を選びましょう。

まとめ

ステンレス浴槽

ステンレス浴槽はとても耐久性が高く、研磨することで長く使うことができる浴槽です。ただ、メンテナンスをしないと劣化してしまいますし、塗装している場合は塗装が剥げてしまいます。小さな傷や汚れはご自分でも直せますが、塗装だけは専門技術を持った業者でないと直すことができません。

塗装が剥げてきたら、すでに劣化が進んでいる状態ですので、できるだけ早く補修をしてもらうことが大切です。ステンレス浴槽への塗装は10万円以上かかることもあり、浴槽そのものを交換したほうが安くつくこともあります。

また、ステンレス浴槽の塗装は業者選びがとても重要になります。実績がありアフターフォローがしっかりしている2~3社に見積依頼をし、最適な提案をしてくれた業者に補修、もしくは交換リフォームをしてもらいましょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい場合は、複数の工務店に見積りを出してもらってしっかり比べてみることです。しかし、自力で信頼できる工務店を探したり、複数の業者とやりとりするのは手間がかかりとても大変ですよね。リフォマなら、全国1,000社の工務店が加盟していますので、あなたの「困った!」を解消してくれる工務店を効率よく探せます。

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