2017年10月25日

ユニットバス(お風呂)を機能性高く快適に使うコツ

ユニットバスには収納スペースが少ないと思っていませんか?実は、壁やバスタブの縁を有効活用することで収納スペースを新たに作ることもできます。洗面台やトイレも一緒になったユニットバスであれば、雑多な印象や窮屈さが気になる方も多いでしょう。しかし取り入れるカーテン等に意識すれば、見た目も満足のいくユニットバスにすることもできるんです。一方、お風呂場に様々なものを収納するということは、カビの生える場所を増やしているということにもなり兼ねませんので、ここではユニットバス内の収納の確保と、カビ対策についてご紹介します。

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ユニットバスにおすすめ収納グッズ


ユニットバスとは浴槽・壁・天井・床が一体化した浴室のことで、浴槽のみの1点ユニットバス、浴槽と洗面台が一体化した2点ユニットバス、浴槽と洗面台、トイレが一体化した3点ユニットバスに分類されます。

2点ユニットバスや3点ユニットバスは基本的に狭く、収納に困る方は多いですよね。
しかし、収納グッズを利用すれば、収納スペースを増やしながら限られた空間を有効活用できます。
狭い空間に活躍する収納グッズを見ていきましょう。

シャワーラック

シャワーフックに取り付けたり、吸盤を壁に貼り付けることで、シャンプーやリンスの収納スペースが作れます。
ユニットバスの場合、洗面台や浴槽の縁の空いているスペースにシャンプーやリンスを置く方も多いでしょう。
多少置くスペースはあるものの、安定しないため落としやすく、使う度に不便に感じることがあります。

シャワーラックを使えば、シャワー近辺の空いた空間を利用しながら、ご自身の使いやすい位置に取り付けることができ、収納を確保できます。

バスラック

バスタブの縁に引っ掛けるだけで安定した収納スペースを作ることができます。
低位置で固定するため、重みにも強いです。
シンプルなものを選べば、どのようなバスルームにも違和感なく溶け込みます。

突っ張りタイプのコーナーラック

バスタブの縁と天井に突っ張り棒付きのラックを設置します。
バスラック以上に固定強度があるため、ラックが落ちる心配は少ないです。
天井の高さまで収納スペースを増やすことができます。

バススポンジなどを吊るすスペースを確保すれば、通気性の良い状態で保管でき、カビの生えやすい水気の多いものも衛生的に収納できます。

ウォールディスペンサー

壁に取り付けたボトルにシャンプーやリンス、ボディソープといった液体物を移して使います。
壁に備え付けられたシャンプーなどをホテルで見たことのある方も多いかと思いますが、それをイメージしていただけると分かりやすいです。

シャンプーボトルをそのままにしておくと生活感が出てしまいますが、ウォールディスペンサーを使うことで生活感を無くしながら壁を有効活用することができます。

吸盤付きホルダーやスタンド

先ほどご紹介したシャワーラック以外にも、シャンプーやバススポンジを置けるホルダーや歯ブラシを引っ掛けられるスタンドなどもあります。
歯ブラシは洗面台の空いているスペースに置ければ使いやすいですが、ユニットバスの場合はスペースが狭く叶わないことがあります。
そこで吸盤付きのスタンドを利用すれば、壁や鏡に歯ブラシの収納スペースを確保でき、誤って落としてしまうことも減ります。

ユニットバスをすっきり見せるコツ

2点ユニットバスや3点ユニットバスは、様々な用途を兼ねているため雑多な印象となりがちです。
しかし、タオルやスリッパなどのを同じものにするだけで、ユニットバス内に統一感が生まれます。
また、シャワーカーテンのメインとなる色を透明や白に近い色にすることで、ユニットバスで感じやすい窮屈さを和らげ、広く見せることができます。

快適なユニットバスのためのカビ対策

収納スペースを確保し、見た目の良いユニットバスにしても、カビが生えていたら台無しです。
カビの発生を防ぐことで、見た目も美しく、使い勝手の良いユニットバスとなります。

換気扇を回す

カビは水気の多い場所と暖かいところを好みます。
そのため、暖かいお湯を使い、湿気に溢れた浴室付近はカビの絶好の発生場所となるのです。 そこでまずできることは、換気扇を回すことです。 窓の無い浴室でも空気を循環させて、浴室内を乾燥させることができるため、カビ対策ができます。

浴室にはシャンプーボトルやバススポンジなど、収納したいものが多いですが、ものを置く程水が乾きにくくなり、カビが発生しやすくなります。 浴室で収納するものや収納スペースにカビを生やさないためには、換気扇を適切に使うことが大切です。

換気扇を回す際、ユニットバスのドアを開けたままにする方は多いですが、湿気が広がりほかの場所にカビを発生させてしまう可能性が出てきます。
必ずドアを閉めた状態で換気扇を使用しましょう。

また、浴槽内にお湯が残っていると湿気を飛ばしにくく、換気の効果が半減するため、お湯の無い状態で換気をしましょう。
翌日の洗濯で残り湯を使うため、お湯を残す必要がある場合は、浴槽のフタをしっかり閉めて換気をしてください。

入浴後は冷たいシャワーをかける

カビは水の多い所と同じくらい暖かい所を好みます。そこで、浴室から出る前に冷たいシャワーを浴室全体にかけて、浴室内の温度を下げることがカビの発生を抑えるのに有効です。

浴室で収納しているシャンプーやせっけんの容器には、使っている内に泡が付着していることは多いです。この付着した泡や皮脂汚れは雑菌の原因となりますので、ユニットバス使用後にシャワーをかけることは、雑菌の繁殖も抑えられます。

シャワーカーテンを濡らしたままにしない

2点ユニットバスや3点ユニットバスでは、浴槽やシャワーのお湯が外にでないようシャワーカーテンがよく使われます。 このシャワーカーテンを濡れたままにしておくと、カビが発生します。軽度のカビなら落とすことができますが、しつこいカビ汚れになると落とし切ることが難しくなり、 浴室の見栄えも悪くなってしまいます。

また、シャワーカーテンのカビをそのままにしておくと、洗面スペースに置いてある歯ブラシやハンドソープなどにカビが発生する可能性が高まります。 シャワーカーテンは濡れたままにはしないようにしましょう。

すのこを敷く

2点ユニットバスや3点ユニットバスは、入浴後に室内にマットを敷いて着替える方も多いでしょう。 マットの代わりにすのこを敷くことで湿気が飛びやすく、床のカビを防ぐこと繋がります。

3点ユニットバスの場合、床にトイレの清掃道具を置くこともあるでしょう。 床にカビが発生してしまうと、床に置いたものにまでカビが広がります。浴室と収納するものの清潔感を保つために、床のカビを防ぐことも大切です。

まとめ

ユニットバスの収納やきれいに見せるコツ、ユニットバス内にカビを発生させないためのポイントをご紹介しました。
2点ユニットバスや3点ユニットバスは空間が狭く、スペースを増やすことが難しいため、壁や浴槽の縁を有効活用できる収納グッズを用いることで収納スペースを増やしましょう。

タオルやスリッパなどの色味を揃えたり、シャワーカーテンを明るい色にするだけで、室内が整理整頓され、広く見えます。

また、ユニットバス内はカビが発生しやすく、収納物や洗面台などどこにでもカビが発生します。
そこで、入浴後は冷たい水を流したり換気扇を回すことで、カビの好む環境をつくらないことが大切です。

収納スペースを確保しながらユニットバス内に一工夫を加え、見た目にも美しく使いやすいユニットバスを目指しましょう。

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