2022年4月1日

浴室はモルタルを使用してリフォームできる! 基礎知識や費用も解説

最近はユニットバスの浴室が主流ですが、どうしても同じようなデザインになるため物足りない、という方もいらっしゃると思います。そんな方には、壁や床にモルタルを使用した浴室がおすすめです。ここでは、モルタルを使った浴室リフォームの基礎知識や、費用について解説しています。

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モルタルで浴室リフォームするメリット

浴室 モルタルリフォーム

最近は、お風呂のリフォームでモルタル仕上げを選ぶ人が増えています。モルタルはセメントと砂を混ぜたものに、水を加えて練り込んだ塗材のことです。

練ったばかりのモルタルはペースト状で、薄く伸ばしながら壁や床などに塗ることができます。腕のいい職人さんなら曲面でも滑らかに塗ることができ、非常に美しい表面に仕上げることができます。さらに、意図的に文様を付けることもできる塗材です。

モルタルを使用すると、コンクリートの打ちっぱなしのような、スタイリッシュでおしゃれな空間に仕上げることができますが、モルタルはセメントを主原料に使用しているため、乾燥後にひび割れが発生し、そこから水が染み込んで防水性が下がってしまう可能性があります。

また、コンクリートはセメントに砂と砂利を加えて、強度を上げています。このため、コンクリートは柱など強度部材に使われますが、モルタルにはそれほど強度がありません。モルタルは強度部材ではなく、主に壁面の仕上げやタイルなどを接着する用途で使われています。

ユニットバスと比べて防水性が下がるというデメリットある中、あえてモルタルを選ぶ理由はどこにあるのでしょうか。

浴室をモルタルでリフォームをする最大のメリットは、見た目が美しいということです。壁一面をシームレス(継ぎ目がない状態)で仕上げることができますし、光の当たり方によって表情を変えるため見ていて飽きません。

職人さんの腕次第では、柔らかなイメージの壁にすることも、クールな壁にすることも可能です。そういう意味では、モルタルリフォームは「どこの業者に依頼するか」ということが、とても重要になる塗材でもあります。

また、モルタルは触れると冷たいという印象があるかもしれませんが、必ずしも床や壁が冷たくなるわけではありません。最新のユニットバスと比べると、さすがに断熱性は劣りますが、モルタルには蓄熱性がありますので、一度温められるとそのまま熱を維持してくれます。

在来工法で仕上げる場合、浴室に窓をつけることができます。日が当たる場所に浴室があれば、日中に窓から太陽の光を取り入れておくことで、夜になってもモルタルの床面が温かさを保ってくれます。

浴室リフォームにモルタルを利用した場合の費用

モルタル

1㎡あたり:1,500~4,000円

モルタルリフォームの施工費用は、1㎡あたり1,500~4,000円です。金額に幅があるのは職人さんの技術力と、仕上がりにどこまで意匠性を求めるかによって手間が変わってくるからです。

浴室の状態によっては、施工費用に加えて解体費用や修繕費用が発生することもありますし、職人さんの人件費が別途発生します。どれくらいの費用になるかは、実際に現場を確認してみないと分からないため、まずはリフォーム会社に現場を下見してもらい、見積もりをお願いしてみましょう。

まとめ

浴室 モルタルリフォーム

浴室は1日の疲れを癒やすことができる特別な空間です。ところが、古くなって見た目も悪くなってくると長居したくなくなりますよね。そういうときは、思い切って浴室全体をリフォームすることで、新しく生まれ変わらせることができます。

デザインにこだわった浴室として注目されているのが、モルタル仕上げです。腕のいい職人さんに依頼できれば、意匠性の高い浴室に仕上げてもらえますが、モルタルはヒビやカビが発生しやすく、メンテナンス性にデメリットがあります。後悔しないためにもそれを理解した上で導入しなくてはいけません。

さらに、モルタルは施工できる業者が限られていますので、まずは施工実績があるリフォーム会社を探すことから始めましょう。

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