2017年9月29日

浴室の和風リフォームをするときの基礎知識

以前は檜のお風呂といえば、とても高級品で一般家庭ではなかなか手の届かない商品でした。ところが最近では、檜風呂のユニットバスなど、高価ではあるものの比較的入手しやすくなりつつあります。ここではそんな檜風呂などを利用した、浴室の和風リフォームについて、その基礎知識をご紹介します。

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和風浴室の種類

photoACより

和風浴室を作るときには、浴槽、床材、壁材それぞれを和風にリフォームします。浴槽だけ和風にしても、他が洋風ではデザイン全体がチグハグになりますよね。ここではまず、それぞれで使われている部材の種類についてご紹介します。

和風浴槽の種類

・木製:檜、槙、椹
・陶器
・石

人気が高い浴槽は檜ですが、それ以外にも陶器や石でできた和風の浴槽も、こだわりのお風呂を手にしたいという人たちの間で注目されています。浴槽をこれらの素材で作るケースと、水漏れを防ぐために、FRPと組み合わせて浴槽内部のみに素材を貼り付けて作るケースがあります。

和風床材の種類

・木製
・タイル
・モルタル

和風床材の種類は、木製もしくはタイルやモルタルを利用します。床材選びで気をつけたいのは、デザイン性だけでなく、滑りにくさを考慮するということです。ピカピカの石のタイルは美しいのですが、とても滑りやすく危険です。デザイン性と実用性を考慮して選びましょう。

和風壁材の種類

・木製
・タイル
・モルタル

壁材は床材と同じものを利用すれば、浴室全体に統一感を出すことができます。ただし、壁や天井に木材を利用すると、お手入れがとても大変です。メンテナンス性も考えて、壁材を選ぶようにしましょう。

照明の選び方

浴室を和風に仕上げるには、照明選びもこだわりたいところです。和室に使うようなデザインの照明を選びたいところですが、浴室内は湿度もあるため、和室用の照明をそのまま使うというわけにはいきません。そうなると、選択肢がとても狭まってしまいます。

防湿性の高く、好みのデザインの照明を手に入れることができれば理想ですが、なかなか見つからないと思います。その場合は、洋風でもいいのでシンプルなデザインのものを選びましょう。照明はシンプルでも、電球の色を変えるだけで、落ち着きのある空間を演出することができます。

電球色のような落ち着きのある色を選び、浴室全体でしっかりとくつろげる環境にしてください。電球の色で浴室の雰囲気がガラッと変わりますので、何色か購入して試してみましょう。

業者の選び方

浴室を和風にリフォームするときには、業者選びが重要になります。

・和風リフォームの実績の高い業者を選ぶ
・アフターフォローをしっかりしてくれる業者を選ぶ

浴室の和風リフォームの場合は、どこに選んでも良いというわけではありません。きちんとした実績がないと、浴室から水漏れが発生することもありますので、専門的に浴室の和風リフォームを手がけている施工業者を選びましょう。

また、通常のユニットバスよりも初期不良が発生しやすいのが、浴室を和風リフォームするときの特徴です。工事だけして「後は知りません」というのでは困ってしまいます。きちんと責任を持って、工事後も面倒を見てくれる施工業者を選びましょう。

通常のユニットバスよりもお金がかかりますので、どうしても価格で選びたくなりますが、価格だけで選ぶと、アフターフォローがなかったりして、後悔する可能性もあります。価格だけではなく、実績やアフローフォローの有無なども考慮に入れて業者を選びましょう。

檜風呂のメリット、効果

浴室の和風リフォームとしてとても人気が高い檜風呂。温泉宿での快適さを家でも味わえるとなると、ちょっと値段が高くても、導入したいですよね。檜風呂には様々な効果があると言われていますので、そのメリットや効果についてご紹介します。

リラックス効果
抗菌、消臭効果
血行促進

檜風呂の効果としてよく挙げられるのがこの3点です。他にも効果がありますが、導入する最大の理由はリラックス効果ではないでしょうか。まるで森林浴をしているかのような、落ち着いた気持ちでバスタイムを楽しむことができます。また、檜には抗菌効果や消臭効果があります。これらの効果により、体臭を抑えることも期待できます。

さらに、実感できるかどうかは人それぞれかとは思いますが、血行も良くなると言われています。冷え性の女性などは、予算に余裕があるなら無機質なFRPの浴槽ではなく、温かみのある檜風呂の導入をおすすめします。

まとめ

浴室の和風リフォームについてご紹介してきましたが、その概要くらいは理解できたでしょうか。これまでは、まったく手が出なかった檜風呂なども、最近はかなりリーズナブルな価格でリフォームできるようになっています。

浴槽、床材、壁材それぞれに和風の素材を選ぶことで、オリジナルな浴室を作ることができます。ただし、見た目だけでなく、実用性もきちんと考慮した上で、材質選びを行いましょう。特に床材は、滑りやすいものを避けるようにしましょう。

リフォームを成功させるためのポイントは、腕のいい施工業者を選ぶことにあります。経験がとても重要なリフォームですので、施工実績のある業者に依頼しましょう。また、必ずアフターフォローをしてくれる業者を選びんでください。リフォーム直後に水漏れが発生するようなこともありますので、それらの修復も含めて面倒を見てくれる業者を選んでください。

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