2018年9月27日

ユニットバス(お風呂)の排水溝の掃除方法

お風呂で起こる排水トラブルは、主に排水管の詰まりや悪臭の発生です。 これらのトラブルは毎日の掃除はもちろん、定期的な排水溝の掃除で防ぐことができます。 排水溝の汚れの原因、排水溝の掃除に必要なもの、基本的な掃除の手順、汚れを防止する方法をご紹介しますので掃除を行う際の参考にしてみて下さい。 排水トラブルを防ぎ、いつも清潔で快適なお風呂場を維持していきましょう。

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排水溝の汚れの原因

浴室の排水溝には髪の毛石鹸かすあかなどの汚れが流れ込みます。 すると、この汚れが排水溝に付着し、オレンジ色のようなぬめり、白い石鹸かす、黒カビなどが発生します。 掃除をせずに放置をしてしまうと、汚れがさらにひどくなり、結果的に排水管が詰まってしまいます。 洗い場の排水溝が詰まってしまうと、浴槽と洗い場の排水溝は繋がっているため、浴槽内に汚水が逆流してくることもあります。

そうならないためにも、ヘアキャッチャーに溜まった髪の毛を取り除いたり、浴室用洗剤を使って行う毎日の掃除はもちろん、定期的にパイプクリーナーなどを流して排水溝の掃除を行うことがとても大切です。

排水溝の掃除に必要なもの

お風呂の排水溝を掃除する際には、以下のものを用意しておくと良いでしょう。

・浴室用中性洗剤、パイプクリーナー

・重曹

・クエン酸(お酢でも可)

・クエン酸水(水100mlにクエン酸小さじ1/2をまぜたもの)

・スポンジ、古歯ブラシ、ゴム手袋、ゴミ袋

ホームセンターなどで購入できる洗剤の他、重曹とクエン酸(お酢)を混ぜ合わせて作るクリーナーは人体や環境にも優しいのでおすすめです。 また使い古しの歯ブラシは細かいところや排水溝の奥の部分を掃除する際に役立ちます。そして排水溝は小さいので、スポンジは厚みのない小さめのものか自分で小さくカットし たものが使いやすいでしょう。

排水溝の掃除の手順

以下は基本的な排水溝の掃除の手順ですので参考にしてみて下さい。

汚れが蓄積する前に定期的に掃除を行いましょう。

【1】「ヘアキャッチャー」を取り外して溜まっている髪の毛やゴミをすべてきれいに取り除き、ゴミ袋に入れておきましょう。 そして排水溝の内側にある「排水筒(封水筒)」を左に少し回して取り外します。 (この「排水筒」は、お風呂に臭いが上がってこないように取付けられているもので、排水溝の種類によって形が異なります。)

【2】浴室用洗剤、または(重曹+クエン酸)で排水溝内のぬめりや汚れをスポンジなどでで取り除きます。

<重曹+クエン酸>

排水溝に重曹を100gふりかけ、クエン酸75~100gを加えてお湯を150~200ml注ぎます。 すぐに重曹とクエン酸が科学反応を起こし、炭酸ガスが発生します。汚れやぬめりが浮き上がってくるので、30分~1時間程度そのまま放置しておきましょう。

【3】同様に「排水筒」や「ヘアキャッチャー」などの部品もきれいに掃除しておきましょう。細かい部分は歯ブラシを使うと便利です。 重曹をふりかけてクエン酸水をスプレーすると、炭酸ガスによりぬめりや汚れが浮き上がってきます。

【4】排水溝の排水の流れがスムーズでない場合は、排水管が詰まりかけている可能性があります。 いずれ排水管が詰まり水が流れなくなってしまうので、パイプクリーナーを排水溝に流しましょう。パイプクリーナーを流した後熱湯を注ぐと洗浄力が増します。 約20分放置し、シャワーで排水溝を流しましょう。流れがスムーズになれば詰まりが解消された証拠です。

【5】最後に排水溝、外した部品をシャワーで洗い流したら、逆の手順で部品をセットしていきましょう。

汚れを防止する方法

メンテナンスを怠ると排水溝の汚れはひどくなります。重度の汚れになると落ちにくくなり清掃が大変になります。 そうならないためにも、毎日の掃除定期的な掃除を行い、汚れを防ぐことが大切です。例えば、「アルミホイル」を使ってぬめりを防止するという方法もあります。

毎日の掃除

排水溝の汚れを防止するためには、やはり毎日掃除を行うことが大切です。 こまめに掃除を行えば、汚れが溜まることもなく、ぬめりの付着も防ぐことができます。 ヘアキャッチャーに溜まった髪の毛は、できるだけ毎日取り除き、浴室用洗剤で排水溝まわりの汚れもきちんと取り除いておきましょう。

定期的な掃除

週に1回程度のペースで排水溝の部品を外して細かい箇所に付着した汚れもきれいにしておくとなお良いでしょう。 そして定期的に市販のクリーナーや(重曹+クエン酸)などで排水溝の詰まりを防止しておくことも大切です。 そうすることで悪臭の発生も防ぐことができ、大きな排水トラブルを未然に防ぐことができます。

排水溝に丸めたアルミホイルを入れる

排水溝のぬめり対策に有効なのが、適当な大きさに丸めた「アルミホイル」を排水溝の受け皿に入れておくという方法です。 水が流れるとアルミホイルから発生する金属イオンが菌の繁殖を抑制してくれます。 アルミホイルは、ぎゅっと固く丸めるよりも、ふわっと丸めておく方が汚れを吸着してくれます。そして汚れたアルミホイルはこまめに取り換えておきましょう。

まとめ

お風呂は毎日使用するので、見た目には分からなくても確実に汚れています。特に排水溝はその汚れが溜まっていくと排水管の詰まりや悪臭が発生する原因となってしまいます。

毎日の掃除や定期的にメンテナンスを行い、排水溝の汚れをきれいに取り除いて排水トラブルを防ぐことが大切です。 そして市販クリーナーなどの洗剤や適切な道具を使用してしっかりと隅々まで掃除を行いましょう。

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