バランス釜を交換して安全で快適なお風呂を!
賃貸物件にお住まいですと家のお風呂がバランス釜だという方も多いかもしれません。名前だけではわからないという方でも、小さめの浴槽とすぐ隣にお湯を沸かす機械がついているものと言えばピンとくるかもしれません。
これまで追い焚き用に使われたきたバランス釜ですが、最近ではシャワーや蛇口が付いたものや給湯できるものがあり、かなり使い勝手がよくなっています。また、最近のモデルは乾電池もしくは手動で着火しますので、停電してもお風呂を使える、空焚き防止のための安全装置が付くなど、予期せぬ災害などにも対応できるようになっています。
そんなバランス釜ですが、長く使っているとバランス釜に火をつけるとボンッと大きな音がしたり、内部から異臭がしたりといった様々な不具合が生じてきます。これらはガス漏れや着火装置といった内部部品の劣化が原因です。不具合を放置したまま使い続けると、最悪の場合、バランス釜の破裂といった大きな事故を起こしかねません。このような不具合が起きた場合はバランス釜の交換をおすすめします。
バランス釜のリフォーム費用
バランス釜のリフォーム費用 | |
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新しいバランス釜に交換 | 10万~20万円 |
ホールインワンタイプへの交換 | 15万~25万円 |
ガスふろ給湯器に交換 | 20万~30万円 |
ユニットバスへのリフォーム | 80万~150万円 |
バランス釜のリフォームには以下の4種類があります
- 新規のバランス釜に変更
- ホールインワン(壁貫通型給湯器)に変更
- ガスふろ給湯器に変更
- ユニットバスに変更
古くなったガスふろ給湯器に交換バランス釜のリフォームにかかる費用は、リフォーム方法によって違いがあります。最も安いのが新しいバランス釜へのリフォームです。浴槽をそのまま使えたら、本体を交換するだけですので、工事も短時間で済みます。
最も大掛かりなリフォームになるのが、バランス釜からユニットバスへの交換です。こちらは1~2週間くらいの時間が必要で、リフォーム費用も80万~150万円と高額になります。
新しいバランス釜に交換してみる!
せっかくリフォームするのだから、広い浴槽にしたいという方が多いかと思います。ところが賃貸物件では、大家さんの希望でバランス釜からバランス釜へのリフォームしかできないことがあります。この場合には新しいバランス釜に交換することになります。
メリット
- リフォーム費用が安い
- 安全性が高くなる
- ガス代を抑えられる
デメリット
- 使い勝手が悪いことが改善されない
- 選択肢が少ない
メリットとして挙げられるのはリフォーム費用の安さです。他のリフォーム方法よりも低予算でリフォームできますので、予算が限られているときにおすすめです。また、最新のバランス釜は空焚き防止機能が付くなど安全性も上がっているため、安心して利用できます。さらに熱効率も改善されており、ガス代を抑えることも可能です。
デメリットは、使い勝手が変わらないということです。四角い湯船では足を伸ばすことができませんし、シャワーの水圧も低いままです。それらに不満がないのであればデメリットに感じないかもしれませんが、選べる機器の種類も少なく、予算を少しプラスするだけでお風呂が快適になります。特別な理由がない限り、別の給湯設備へのリフォームがおすすめです。
<参考>
アパートや団地でバランス釜のリフォームをするときの注意点
バランス釜が壊れると、交換しないとお風呂に入ることができないので、急いで業者に連絡したくなりますが、アパートや団地のような賃貸物件の場合には注意が必要です。賃貸物件では、バランス釜の所有権は大家さん(管理会社)にあります。このためバランス釜が壊れたときには、原則として大家さんの負担で交換してもらえます。
ただし、まだ使えるバランス釜をリフォームしたい場合は、入居者の負担で交換することになります。大家さんに交換してもらうにしても、自己負担で交換するにしても、まずは大家さんに連絡するというのが重要なポイントです。
「自分で負担するのなら、勝手に交換してもいいじゃないか」と思うかもしれませんが、上で書いたようにバランス釜の所有者は大家さんです。そして、賃貸物件退去時に原状回復することがほとんどですので、交換したものは退去時に元に戻す費用を請求されること可能性があります。
大掛かりな工事になりますと、同じ建物の他の住民にも迷惑をかけることになりますので、無許可でのリフォームは絶対に行わないでください。
- 誰の負担でリフォームするのかを決める
- どちらがリフォーム会社に連絡するのかを決める
- どのような方法でリフォームをするか
大家さんや管理会社に連絡するときには、上記の3点について明確にしておきます。費用負担は誰がするのかをはっきりさせないと、後で揉める原因になります。また、リフォームの手配をどちらがするのかも決めておきましょう。自分で手配する場合には、見積もりを大家さんに確認してもらい、了承を得てから工事をしてください。
リフォームの種類については後ほど詳しく説明しますが、どの給湯設備にリフォームするかの決定権は大家さんにあります。大きなお風呂にしたくても、大家さんがバランス釜との交換しか認めてくれないこともありますので、リフォームの方法についても事前に確認しておきましょう。
バランス釜の交換はリフォマにお任せください
バランス釜から他の給湯設備に変えることで、大家さんにとっては賃貸物件の入居率が改善、住民の方にとってはお風呂場での安全性と機能性の向上が期待できます。高額な費用がかかるリフォームですので、バランス釜を交換するタイミングで検討をしてみてください。
いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!
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渡邊 一伸(ナベさん)