2019年2月21日

バランス釜はいつリフォームすべき?工事の費用相場と交換するポイント

古いアパートなどの集合住宅では、いまだに使われているバランス釜。安全性や使い勝手を考えて、ガスふろ給湯器へのリフォームを考えている方もいるかと思います。この記事では、そんなバランス釜のリフォームについて、費用相場や交換するタイミング、注意点などをご紹介します。

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バランス釜のリフォーム費用

バランス釜

バランス釜のリフォーム費用

新しいバランス釜に交換

10万~20万円

ホールインワンタイプへの交換

15万~25万円

ガスふろ給湯器に交換

20万~30万円

ユニットバスへのリフォーム

80万~150万円

古くなったバランス釜のリフォームにかかる費用は、リフォーム方法によって違いがあります。最も安いのが新しいバランス釜へのリフォームです。浴槽をそのまま使えたら、本体を交換するだけですので、工事も短時間で済みます。

最も大掛かりなリフォームになるのが、バランス釜からユニットバスへの交換です。こちらは1~2週間くらいの時間が必要で、リフォーム費用も80万~150万円と高額になります。

バランス釜とは何か

バランス釜

新規でバランス釜を採用することはほとんどありませんので、バランス釜がどのような給湯設備なのか分からないという方もいるかと思います。まずは、バランス釜について簡単にご紹介します。

バランス釜が登場するまでのお風呂は、浴室内の空気を使ってガスを燃焼させ、排気は煙突を使って排出させていたため、一酸化炭素中毒になりやすいという問題がありました。この問題を解決するために作られたのがバランス釜です。

バランス釜は屋外の空気を取り入れてガスを燃焼させ、排気ガスを屋外に排出します。この給排気のバランスがいいため、「バランス釜」という名前が付けられました。

最近のバランス釜は使い勝手がいい?

バランス釜は浴槽に並べて設置され、浴槽とは2本の管で繋がっています。片方の管から取り込まれた水は内部のバーナーで温められ、もう一方の管から浴槽に戻される構造になっており、以前は追い焚き専用のバランス釜が主流でした。最近はシャワーや蛇口が付いたものもあり、給湯できるものに置き換わっています。

古いタイプのバランス釜はハンドルを回して着火していましたが、着火ミスが発生しやすいため、最近のモデルは乾電池もしくは手動で着火しますので、停電してもお風呂を使える、空焚き防止のための安全装置が付くなど、使い勝手も大幅に改善されています。

ただし、浴槽で足を伸ばすことができず、シャワー水圧が低いという欠点があります。何より、密閉された空間に給湯設備があるのは危険だということで、バランス釜を新規で設置することはなくなりました。

バランス釜を採用している賃貸物件も少なく、使い方がわからないという方も多いため若い人から敬遠される傾向にあります。このため、ガスふろ給湯器の部屋よりも、家賃を1万~2万円程度下げないと、入居希望者が見つかりにくいといわれています。

このため、バランス釜が寿命を迎えたタイミングで、最新の給湯設備にリフォームする集合住宅が増えています。次章では、どのような状態になるとバランス釜を交換すればいいのか、その目安をご紹介します。

バランス釜を交換するときの目安

出典:CHINTAI情報局

バランス釜も古くなってくると燃焼効率が下がり、着火するのに手間取るようになります。そのような状態で使い続けるのは、事故の原因にもなりますので早めに交換する必要があります。それでは、どんなタイミングでバランス釜を交換すればいいのか、その目安を解説していきます。

バランス釜の寿命

バランス釜にも寿命があり、安全に使い続けられるのは10年までですので、大きなトラブルがなくても10年使用したら交換しましょう。まだ使えるのにもったいないと思うかもしれませんが、寿命を過ぎて使い続けていると、いつ壊れてもおかしくありません。

賃貸物件の場合は、入居者の安全に関わりますので、無理に長く使おうとするのではなく、きちんと期限を決めて交換してください。

バランス釜から異臭がする

バランス釜から異臭がする場合は、ガス漏れや不完全燃焼、細菌の繁殖が原因として考えられます。細菌が繁殖してカビ臭いのであれば、掃除をすることで改善されますが、ガスの臭いや焦げ臭いがするときは、バランス釜内部の部品が劣化している可能性があります。

部品だけを修理するという方法もありますが、古いバランス釜ですとその部品を修理しても、またすぐに他の部品が壊れるケースがありますので、修理ではなく交換がおすすめです。

バランス釜を着火したときに大きな音がする

バランス釜が古くなると、着火したときにはボンッと大きな音がするようになります。バランス釜はうまく着火ができないと、釜内にガスが溜まってしまいます。その状態で着火すると大量のガスに引火するため、爆発したような大きな音が発生するというわけです。

着火不良が発生している時点で、バランス釜は故障しています。大きな音がするのは故障の目安のようなものですので、そのまま使い続けるとバランス釜が破裂することもあります。爆発音が続くようでしたら交換を検討しましょう。

アパートや団地でバランス釜のリフォームをするときの注意点

バランス釜

バランス釜が壊れると、交換しないとお風呂に入ることができないので、急いで業者に連絡したくなりますが、アパートや団地のような賃貸物件の場合には注意が必要です。賃貸物件では、バランス釜の所有権は大家さん(管理会社)にあります。このためバランス釜が壊れたときには、原則として大家さんの負担で交換してもらえます。

ただし、まだ使えるバランス釜をリフォームしたい場合は、入居者の負担で交換することになります。大家さんに交換してもらうにしても、自己負担で交換するにしても、まずは大家さんに連絡するというのが重要なポイントです。

「自分で負担するのなら、勝手に交換してもいいじゃないか」と思うかもしれませんが、上で書いたようにバランス釜の所有者は大家さんです。そして、賃貸物件退去時に原状回復することがほとんどですので、交換したものは退去時に元に戻す費用を請求されること可能性があります。

大掛かりな工事になりますと、同じ建物の他の住民にも迷惑をかけることになりますので、無許可でのリフォームは絶対に行わないでください。

  • 誰の負担でリフォームするのかを決める
  • どちらがリフォーム会社に連絡するのかを決める
  • どのような方法でリフォームをするか

大家さんや管理会社に連絡するときには、上記の3点について明確にしておきます。費用負担は誰がするのかをはっきりさせないと、後で揉める原因になります。また、リフォームの手配をどちらがするのかも決めておきましょう。自分で手配する場合には、見積もりを大家さんに確認してもらい、了承を得てから工事をしてください。

リフォームの種類については後ほど詳しく説明しますが、どの給湯設備にリフォームするかの決定権は大家さんにあります。大きなお風呂にしたくても、大家さんがバランス釜との交換しか認めてくれないこともありますので、リフォームの方法についても事前に確認しておきましょう。

バランス釜のリフォームにかかる施工時間

バランス釜

バランス釜のリフォームをしている間はお風呂を使用できないので、どれくらいで工事が終わるのか気になりますよね。バランス釜を新しいバランス釜に交換する場合には、2~3時間程度で終わります。その日のうちにお風呂を使えますので安心してください。

ガスふろ給湯器やホールインワンの給湯器にする場合でも、1日あれば問題なく工事が終わります。ただし、浴室のドアが小さくて浴槽の出し入れができない場合は、扉のリフォームも行う必要がありますので、数日かかることもあります。

また、ユニットバスに交換する場合は、既存のお風呂がユニットバスなのか在来工法なのかによって違いますが、1~2週間はかかることがあります。長期間自宅のお風呂に入ることができなくなりますので、不安な方は業者に相談するとよいでしょう。

バランス釜のリフォーム方法の種類

バランス釜

バランス釜のリフォーム方法は大きく分けて4種類あります。

  • 新規のバランス釜に変更
  • ホールインワン(壁貫通型給湯器)に変更
  • ガスふろ給湯器に変更
  • ユニットバスに変更

それぞれにメリットやデメリットが違いますので、特徴と合わせて見ていきましょう。

バランス窯⇒新規のバランス窯に変更

せっかくリフォームするのだから、広い浴槽にしたいという方が多いかと思います。ところが賃貸物件では、大家さんの希望でバランス釜からバランス釜へのリフォームしかできないことがあります。この場合には新しいバランス釜に交換することになります。

メリット

  • リフォーム費用が安い
  • 安全性が高くなる
  • ガス代を抑えられる

デメリット

  • 使い勝手が悪いことが改善されない
  • 選択肢が少ない

メリットとして挙げられるのはリフォーム費用の安さです。他のリフォーム方法よりも低予算でリフォームできますので、予算が限られているときにおすすめです。また、最新のバランス釜は空焚き防止機能が付くなど安全性も上がっているため、安心して利用できます。さらに熱効率も改善されており、ガス代を抑えることも可能です。

デメリットは、使い勝手が変わらないということです。四角い湯船では足を伸ばすことができませんし、シャワーの水圧も低いままです。それらに不満がないのであればデメリットに感じないかもしれませんが、選べる機器の種類も少なく、予算を少しプラスするだけでお風呂が快適になります。特別な理由がない限り、別の給湯設備へのリフォームがおすすめです。

バランス窯⇒ホールインワン(壁貫通型給湯器)に変更

バランス釜のお風呂は、排気と吸気のために壁に穴が空いています。この穴を活用したのがホールインワンと呼ばれる壁貫通型給湯器です。給湯器本体が浴室の壁穴から外につき出す構造になっているため、バランス釜を設置していたスペースを有効活用できます。

メリット

  • 浴槽が広くなる
  • 高機能で使い勝手がいい

デメリット

  • 電源が必要になる
  • 見た目がよくない

ホールインワンの大きなメリットは、低予算で浴槽を広くできることです。浴室に空いた穴を埋める必要がないため、ガスふろ給湯器よりも工事費用を抑えることができます。しかもリモコン操作が可能で、自動たし湯や予約運転、温度調節なども可能になるため、使い勝手が大幅に向上します。

デメリットとしては、電源が必要になるという点が挙げられます。リフォームでは電気工事が必要で、停電時にはお風呂を使えなくなってしまいます。さらに、浴室の構造がホールインワンタイプに合わせて作られていませんので、配管や配線カバーがむき出しになるため、浴室によっては見た目があまりよくないという問題が発生します。

バランス窯⇒ガスふろ給湯器に変更

バランス釜

ホールインワンは費用を抑えられるメリットがありますが、浴槽の隣接しているため故障時には浴槽を取り外して修理する、という問題があります。このため、現在主流となっているのが、給湯器を屋外に設置するガスふろ給湯器へのリフォームです。

メリット

  • 浴槽が広くなる
  • 高機能で使い勝手がいい
  • 選択肢が多い
  • メンテナンスしやすい

デメリット

  • 電源が必要になる
  • 見た目がよくない
  • 費用がやや高い

基本的なメリットはホールインワンと変わりませんが、加えて商品の選択肢が増えるというところが挙げられます。現在住宅の多くはガスふろ給湯器ですので、種類が豊富で高機能なものから安価なものまで幅広く揃っています。そして、屋外に設置するためトラブルが発生したときに、すぐに対応できるのもメリットのひとつとして挙げられます。

デメリットもホールインワンとほぼ同じですが、バランス釜用の穴を塞がなくてはいけないのと、給湯器から浴槽までの距離が長くなるため、ホールインワンよりもリフォーム費用が高くなってしまいます。とはいえ、次回の交換は本体を取り替えるだけで済みますので、トラブル発生時の対応のしやすさも含めて、ガスふろ給湯器への交換が一般的です。

バランス窯⇒ユニットバスに変更

浴室そのものが古いのであれば、バランス釜だけを交換するのではなくユニットバスへのリフォームがおすすめです。浴室全体が新しくなるので見た目も綺麗ですし、在来工法のお風呂と比べるとお手入れもとても簡単です。

メリット

  • 見た目が美しくなる
  • 浴槽が広くなる
  • 高機能で使い勝手がいい

デメリット

  • 費用が高い
  • 工事が終わるまで自宅のお風呂を使えない

浴槽が大きくなったり、機能性が上がったりするという面ではホールインワンやガスふろ給湯器と違いはありませんが、ユニットバスにすると断熱性が向上し、防カビ対策にもなります。浴室をリラックス空間に変えることができるというのが、最大のメリットです。

ただし、ユニットバスへのリフォーム費用はとても高く、100万円程度は用意しておく必要があります。さらに、工事期間の1~2週間は自宅のお風呂が使えませんので、その期間は銭湯などを利用しなくてはいけなくなります。それでもメリットの大きいリフォームですので、現在浴室が古くて汚れが目立つ状態でしたら、ぜひ検討してみてください。

バランス釜のリフォーム事例をご紹介します

リフォマでは、バランス釜のリフォームを多数行っています。
今回はその中から、いくつか事例を紹介しますので参考までにご覧ください。

足立区 お風呂 くつろぎのある空間

浴室リフォーム前
浴室リフォーム完了
BEFORE
浴室リフォーム前
AFTER
浴室リフォーム完了
工務店名
株式会社ファミリー工房
施工月
2014年9月
施工地域
東京都足立区
住宅種別
戸建住宅
お客様のご要望
浴槽を広げたい。
業者のコメント
ご予算的にユニットバスは難しいとのことで、バランス釜を撤去し、壁貫通タイプの給湯器を新設しました。その分浴槽を広げることができ、お客様にもご満足いただけました。
工事内容詳細

【築年数】21年   
【種別】 戸建 
【工事期間】2日

工事費用
37万円

神奈川県横浜市港北区日吉 お風呂リフォーム

神奈川県横浜市港北区日吉 お風呂リフォームの施工前写真(0枚目)
神奈川県横浜市港北区日吉 お風呂リフォームの施工後写真(0枚目)
BEFORE
神奈川県横浜市港北区日吉 お風呂リフォームの施工前写真(0枚目)
AFTER
神奈川県横浜市港北区日吉 お風呂リフォームの施工後写真(0枚目)
工務店名
株式会社ReWater
施工月
2016年5月
施工地域
神奈川県横浜市港北区
住宅種別
マンション
お客様のご要望
お風呂の解体から設置の依頼
ここがポイント!
  • 柔軟な施工作業

  • 快適なお風呂

  • 丁寧な仕上げ作業

業者のコメント
リノベーション物件のマンションのお風呂の解体から設置までを行いました。
梁が低いため梁欠き施工、その際に窓が少し隠れてしまいましたが、縦まくり工事で収めました。
表の給湯器がついてた四角い穴はケイカル板で塞ぎました。
工事費用
65万円

葛飾区 オールインワンバスルーム 綺麗で快適

浴室リフォーム前
浴室リフォーム完了
BEFORE
浴室リフォーム前
AFTER
浴室リフォーム完了
工務店名
株式会社ファミリー工房
施工月
2013年5月
施工地域
東京都葛飾区
住宅種別
マンション
お客様のご要望
お風呂も老朽化し、夫婦でお風呂に入る時間差もあるので、保温性の高いユニットバスに交換したい。
入る時の足裏の冷たさを軽減したい。
業者のコメント
4時間たってもお湯の温度が2度しか下がらないサーモバスをお勧めしました。
キレイサーモフロアは冷たさを感じにくく、汚れが付きにくい表面処理がされているのでお掃除の時間も短縮されます。水はけも良いので、翌日には靴下をはいていてもそのまま入れます。
工事内容詳細

【築年数】 20 年   
【種別】マンション    
【工事期間】 15 日間  

工事費用
128万円

まとめ

ユニットバス

バランス釜のお風呂は給湯するのに時間がかかりますし、お風呂で足を伸ばすこともできません。このため、バランス釜の交換時に、ホールインワンやガスふろ給湯器へのリフォームする方が増えてきています。費用面ではホールインワンが適していますが、トラブル発生時のメンテナンス性を考えると、予算に余裕があるのであればガスふろ給湯器がおすすめです。

お風呂場そのものが古く、カビなどが目立つような場合は、バランス釜の交換だけでなくユニットバスへのリフォームも検討しましょう。費用がかなり高くなってしまいますが、お手入れも簡単ですし、断熱性も高く快適性が大幅に向上します。

バランス釜から他の給湯設備に変えることで、賃貸物件の入居率が改善されますし、お風呂場でリラックスできるようにもなります。高額な費用がかかるリフォームですので、バランス釜を交換するタイミングで検討をしてみてください。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい場合は、複数の工務店に見積りを出してもらってしっかり比べてみることです。しかし、自力で信頼できる工務店を探したり、複数の業者とやりとりするのは手間がかかりとても大変ですよね。リフォマなら、全国1,000社の工務店が加盟していますので、あなたの「困った!」を解消してくれる工務店を効率よく探せます。

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