大理石の壁紙
大理石があしらわれた空間は、上質で高級感がある雰囲気を演出してくれます。 しかし、大理石は商品の価格が高く、手軽に取り入れることがなかなか難しい素材でもあります。
さらに、石材ですが脆いため素人では施工が難しく、業者に依頼することになるので施工費がかかります。 また、何か物をぶつけたりして欠けてしまうと補修が必要になりますし、誤って壁や床に頭などをぶつけてしまうと怪我をする恐れもあります。
天然素材のものは重厚感がありとても魅力的ですが、室内装飾に用いる際には、様々なことを検討しなければなりません。
しかし、大理石風の壁紙でしたら、手軽に取り入れられるだけでなく、安心安全な素材でできています。
最近は、様々な色やデザインの異なる天然の大理石を思わせるような、壁紙を購入することができます。
本物志向に近づきたい方は、積極的に取り入れてみられてはいかがでしょうか。
レンガの壁紙
室内装飾素材の中では、インテリアに合わせやすいレンガは人気の高い素材の一つです。
レンガは自分の好みに合わせて様々な空間を演出してくれますし、室内のアクセントにもなるので、一般家庭だけでなくカフェなどのお店でもよく目にすることがありますよね。
大理石同様に天然素材を用いると、施工期間や手間が必要になるため、手軽に取り入れられる素材ではありません。一方、壁紙を利用することで手軽にお部屋の雰囲気を変えることができます。
白、グレー、茶などのレンガやデザインが豊富にそろっていますし、ナチュラル、シック、スタイリッシュなど好みのテイストに合わせて、空間を自由に演出できる点が魅力です。
レンガの柄を丁寧に合わせて貼ると、見た目もきれいに仕上がります。
壁紙をきれいに貼る6つのポイント
壁紙をご自身で張替える場合は、壁紙の選び方も含め、作業前の準備、作業の際にもいくつかポイントを押さえておくことで、上手に貼れるようなります。
重要なポイントは以下の6つになります。
1.必要な道具をそろえる
2.誰でも貼れるような簡単な壁紙を選ぶ
3.壁のスイッチ、コンセントのプレートは外しておく
4.マスキングテープを使用する
5.古い壁紙をはがしてから、新しい壁紙を貼る
6.下地に凹凸がある場合はパテで表面を平らにする
1.張替えに必要な道具をそろえる
張替えに必要な道具は、100均で購入することもできるので、ぜひチェックして揃えてみましょう。 ただし、壁紙はのりが付いているものと、そうでないものがあります。どちらの壁紙を使用するかで必要なものが異なります。
ここでは、のり付きの壁紙を使用する際に、用意する道具を例に挙げていますので、参考にしてみて下さい。
【基本の道具】
・地ベラ
・撫でパケ
・ヘラ
・ジョイントローラー
・ジョイントコーク
・カッター
・はさみ
・バケツ
・スポンジ
・雑巾
・メジャー
・脚立 など
2.取扱いが簡単な壁紙を選ぶ
壁紙の種類には、再湿壁紙(切手式)、のりなし壁紙、生のり加工壁紙、粘着壁紙(ワッペン式)などがあります。
中でも、おすすめは、壁紙の裏面にプロ仕様の「のり」が貼り付けられている「生のり加工壁紙」です。
万が一、壁紙にしわができたて上手く貼れなかった場合でも、貼り直すことができるため、誰でも取り扱えるため失敗が少なくなります。
3.壁のスイッチ、コンセントのプレートは取り外しておく
張替え作業を行う前に、スイッチやコンセントのプレートを取り外し、内部が見える状態にします。
その状態で上から新しい壁紙を貼り、指でスイッチなどの位置を確認してから、形通りに切り抜くことができるように印をつけておきます。 そして、印に沿って切込みを入れて切り抜いてから元に戻します。
4.マスキングテープを使用する
裏面にのりが付いていない壁紙は、ご自身でのりを付けながら作業を行うことになります。下準備として、天井際やドア枠、窓枠にあらかじめマスキングテープを貼り、これらの部分にのりが付着しないようにします。
少し面倒に感じるかもしれませんが、丁寧な下準備を行うことが、きれいに仕上げるポイントになります。
5.古い壁紙をはがしてから、新しい壁紙を貼る
通常の壁紙は、裏面に紙が裏打ちされて2層になっています。張替えの際は、表面の紙だけをはがして、下の紙は残した状態で新しい壁紙を貼ります。
古い壁紙をはがさずに上から新しい壁紙を貼ることもできますが、仕上りに影響することが多々ありますので、できるだけ古い壁紙をはがして作業を行いましょう。
古い壁紙をきれいにはがすコツは、壁の角からめくっていくことです。 ビニール製の壁紙ではがれにくいときは、ドライヤーで温めるとはがれやすくなります。
紙製の壁紙は、古い壁紙の上にサンドペーパーを巻いた厚めのあて木をこすり付けます。その上から、ぬるま湯に中性洗剤を溶かしたものをスポンジなどに含ませ、壁紙の表面を叩くようにぬらしながらはがすときれいにはがれます。
6.下地に凹凸がある場合はパテで表面を平らにする
壁に凹凸や亀裂があると、壁紙が破れたりよれる原因になってしまうので、ベニヤなどのジョイント部分は、壁紙用のパテを塗って表面を平らにしておきましょう。
そうすると、新しい壁紙を貼る際にも、しわを防ぐことできれいに仕上げることができます。
DIYで行うメリット
DIYで壁紙の張替えを行うメリットには、以下の2点が挙げられます。
・施工費がおさえられる
・自分のタイミングで張替えの作業が行える
依頼する業者や下地の状態などによって、壁紙の施工費は変わってきますが、基本的に業者に依頼するよりもDIYで作業を行うほうが、施工費をおさえることができます。
先ほども触れましたが、100均でも道具をそろえることも可能ですし、一度道具をそろえてしまえば、ご自身のタイミングで作業が行えます。
壁紙はホームセンターだけでなく、インターネット通販を利用して購入できます。壁紙と道具がセットになっているものも販売されていますので、初心者でも下準備が簡単です。
ただし、素人ですから失敗することも考えられます。作業に自信のない方は、客間以外の部屋、面積の狭い部分的から張替えをしてみるとよいでしょう。
業者に依頼するメリット
業者に依頼するメリットには、以下の3点が挙げられます。
・張替え前の下準備の手間が省ける
・仕上りが良い
・工事後の不具合にも対応してもらえる
張替え前の下準備の手間が省ける
ご自身で張替えをする際には、家具などを移動させなければならなく、その作業だけでも重労働ですが、 業者に依頼すると職人さんが家具を移動してくれます。またマスキングテープを貼ったりするなど、下準備の手間も省けます。
仕上りが良い
業者に依頼する最大のメリットは、仕上りの良さです。
特に、柄物の壁紙を使用するときは、壁紙のつなぎ目で柄を合わせたりと、作業一つひとつに丁寧さが求められます。
壁紙のつなぎ目に隙間があったり、柄がずれていると意外に目立ってしまいますし、見た目も良くありません。
業者の職人さんは、つなぎ目が分からないようにきれいに仕上げてくれるので、しわができたり、気泡が入ってしまう心配もありません。
工事後の不具合にも対応してもらえる
ご自身で壁紙の張替え作業を行い、仕上りに満足がいかないと一から貼り直すか、もしくは業者に依頼することにになるかもしれません。 そうなると、手間だけでなく費用もかかってしまいますよね。
業者に依頼して壁紙の張替えをした後、すぐにつなぎ目がはがれてきたなどの不具合が出てきた場合は、きちんと補修をしてくれると安心です。 業者に依頼する際には、そういったアフターメンテナンスの有無もあわせて確認しておきましょう。
まとめ
壁に本物のレンガや大理石を使用してみたいと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、天然素材を用いると商品自体の価格も高く、施工費用も高額になります。
価格の安い壁紙を利用すると、費用を抑えながら手軽にお部屋のイメージを変えることができます。 最近は、高級感のある雰囲気を気軽に楽しむことができる、便利な壁紙も購入することができますので、ぜひ検討してみて下さい。
壁紙の張替えは、ご自身で行うことも可能ですが、業者の知識や経験の差で仕上がりに影響することがあります。 張替え箇所が広範囲になる場合は、作業内容、作業スピード、アフターメンテナンスの面を考慮して、業者に依頼されることをおすすめします。
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