2018年2月2日

壁紙張替えの基礎知識

壁紙は消耗品だと考えて定期的に張替えを行いましょう。ここでは知っておくと役に立つ壁紙張替えの基礎知識を紹介しています。

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壁紙の張替えとは

汚れが目立つからそろそろ張替えしなきゃなと思いつつ、いつも先延ばしにしてしまいがちな壁紙。 多少汚れていても生活には影響しませんが、毎日汚れた壁紙を見ていると気分が沈んでしまいがちに。 壁紙は消耗品だと考えて定期的に張替えを行いましょう。

ここでは、知っておくと役に立つ壁紙張替えの基礎知識をご紹介します。 壁紙の張替えを検討されている方はぜひ参考にしてください。

壁紙の張替えのタイミング

壁紙の張替えは10年前後が目安と言われています。 油汚れの気になるキッチンや、汚れやすいトイレなどは他の部屋に比べて壁紙が傷むのが早いため、10年よりも短い期間で張替えの検討をする必要がでてきます。

壁紙張替えのサイン

  • 壁紙の汚れが目立つ
  • カビが壁紙に発生した
  • 壁紙が変色しているように見える
  • たわみやシワが発生している

上記のようなサインを見つけたときは、壁紙の張替え時期です。 また、「気分を変えたい」と思った時も壁紙を張替えるタイミングの一つと言えるでしょう。

壁紙張替えの流れ

1. 張替えを行う場所を決める

壁紙の張替えを行う部屋を決めなければ見積もりをお願いすることができません。 すべての部屋の壁紙を張替える場合も、各部屋のサイズを採寸しておきましょう。

2. 張替え業者さんに連絡をする

張替えをする場所が決まったら業者さんに電話やインターネットを使って相談します。 その際にメールなどで張替えしたい場所の情報を送っておくとスムーズに話を進めることができます。

3. 概算見積もりを出してもらう

選ぶ壁紙や、実際に現場を調査してから金額が変わることもありますが、目安となる概算見積もりを出してもらいましょう。 想定していた金額とあまりにもかけ離れていると次のステップに移っても時間の無駄になります。

4. 張替えを行う現場を調査してもらう

実際に業者さんに自宅に来てもらいます。 張替えを行う部屋の採寸をしてもらい、サンプルを見ながら壁紙の選定まで行うことになります。作業日などもここで決めておきます。

5. 本見積もりを出してもらう

現場調査の結果から正式な見積もりを出してもらいましょう。 想定よりも高かった場合は、どうすれば安くなるかを相談してください。双方が合意できれば契約になります。

6. 壁紙張り替え工事

実際に張替えを行います。基本的には業者さんにすべて任せて問題ありません。

7. 検査

壁紙張替えを行った直後は気づかなくても、乾燥したらデコボコが気になったり、つなぎ目の処理が気になることがあります。 作業終了後1週間経過した時点で検査して、問題がなければ完了です。

壁紙の種類

壁紙素材による分類

ビニル壁紙(ビニールクロス)

ポリ塩化ビニール樹脂をシート上にし、紙で裏打ちして作られた壁紙です。 最も標準的な壁紙で、安定した品質と高い耐久性があり、価格も安価になります。 型押し加工やプリント加工も容易なため、様々な種類があるのも特徴です。防カビ性や防汚性、耐水性などの機能を持った製品もあります。

紙壁紙(紙クロス)

パルプを原料とした洋紙にエンボス加工やプリント加工を施して作られた壁紙です。 通気性があり、音を吸収してくれるメリットがあります。 特に海外で使われていることが多く輸入品が多いですが、和紙や非木材紙を原料としたものもあり人気が高まっています。

織物壁紙(織物クロス)

レーヨンや絹、麻などの織物を紙で裏打ちして作られた壁紙です。 ビニル壁紙よりも高級感があるため、ホテルや美術館、結婚式場などで使われることが多い壁紙です。 通気性があるため、結露しにくいというメリットがあります。

その他

金属やガラス繊維から作られる無機質壁紙や、紙と珪藻土で作られる珪藻土壁紙、天然木の風合いが伝わる木質系壁紙などがあります。 流通が少ないのもあり、高額なものが多いため、部屋全体ではなく1面やワンポイントに使用することが多いです。

壁紙の機能による分類

壁紙は生活空間の中で使われるため、安全性を求められます。 そのために品質に対していくつかの規格があります。 よく使われる規格が「SV規格適合品」「Fフォースター」です。 安全性が証明された製品なので、価格帯は多少高めですが、「SV規格適合品」もしくは「Fフォースター」の壁紙を使用することでシックハウスの対策が行えます。

DIYとの比較

壁紙の張替えを検討するときに多くの人が「多少時間がかかっても自分でやれば安く壁紙張替えができるかも」と考えると思います。 インターネットで検索すれば、自分でも簡単に壁紙の張替えぐらい出来そうな気がしてきます。

でもDIYで壁紙の張替えをするのは、思っている以上に大変な作業である上、必ずしも安くなるとは限りません。 壁紙の張替えは採寸、養生、古い壁紙の撤去、下地の調整、壁紙の張替えと、しなくてはいけない作業がたくさんあります。

これらすべての作業を慣れない人が行うと、想定している以上の時間がかかりますし、その仕上がりもデコボコになったり、継ぎ目が揃わなかったり、角が汚くなったりと、納得のいかない結果になることも多いのが現実です。

仲間で集まってワイワイしながら壁紙を張り替えたり、DIYが大好きというのでなければ、壁紙の張替えは専門の業者さんにお願いしたほうが得策と言えるでしょう。 スピードも仕上がりの差も歴然です。その後、その部屋で気持ち良く過ごすためにも、余程の自信がない場合は専門の業者さんに依頼しましょう。

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