最近の外壁で人気の色は何色?
外壁では様々な色が使用されていますが、人気がある色というものがあります。ここでは、外壁でよく使用されている人気の色についてご紹介します。
日本の外壁塗装で人気の色はホワイト、ブラウン、ベージュ(クリーム系)といったナチュラルで淡めの色です。
ホワイトは汚れが目立ってしまう色ではありますが、日本人に好かれている色ですし、他の色とも合わせやすいのが人気の理由のようです。外壁に使用すると明るくシャープな印象を与えられるのも魅力的です。
ブラウンは落ち着きがある色なので高級感が出せますし、周囲の家々とも調和しやすいので人気が高いようです。濃いめのブラウンですと、汚れがあまり目立たないのがメリットといえます。 ベージュも淡い色味ですと他の色と合わせやすい色といえます。特に屋根の色が決めやすいので選ばれているのではないでしょうか。白よりは明度が劣りますが、外壁の全面に塗ると十分明るい印象になります。
外壁の色選びで失敗しないために気をつけること
外壁塗装はただ好きな色を塗れば良いというものではありません。周囲の建物との調和も考えなくてはいけませんし、他にも蔑ろにしてはいけないことが多々あります。
①面積効果を意識して少し濃いめの色を選ぶ
面積効果とは、面積によって色の見え方が異なることをいいます。
上の図を見てわかるように、面積が広いほど色の明度と彩度が高いので明るく見え、面積が狭いほど明度が低いため暗くみえます。
外壁塗装では塗る面積が非常に広いため、業者との打ち合わせで確認したときよりも実際の仕上がりが明るく見えたり、薄く見えたりします。見え方は実際塗装してからでないと分からないところもありますが、良いなと思った色よりも少し濃いめの色味を選ぶと、違和感なく仕上げることができるでしょう。
②色は3色までにする
建物を塗装するときは3色までがいいとされています。
建物を塗装するときは、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラー、を意識するとバランスよく仕上がります。
ベースカラー:外壁など塗装面積が1番大きい部分です。全体の50~70%を占めているため、赤や黄色といった派手な色や原色を使用すると、周囲の家々との調和が取れずに浮いてしまいます
アソートカラー:屋根や堀など、ベースカラーの次に塗装面積が広い部分になります。全体の20~30%を占めているため、ベースカラーとアクセントカラーとの相性が重要になります。
アクセントカラー:全体の5~10%程度なので、塗装する面積は狭いのですが濃い色や目立つ色が使用されるため存在感があります。アクセントカラーがあることで、建物全体が引き締まって見えるといわれています。
上記のバランスをきちんと考えて塗装することで、複数の色を使用したときに違和感のない配色になります。
③塗装できない部分の色を意識する
外壁塗装は、外観にある全ての場所を塗装できるわけではありません。ここでは塗装できない場所について詳しく解説します。
塗装できない場所といいましたが、塗装できない要因は場所ではなく素材です。専門の工務店に依頼したとき、「この部分はアルミ(または銅)だから塗装できない」といわれることがあります。
なぜこのような素材を塗装できないかというと、塗料が上手く密着しないからです。
塗料との密着性が弱いということは、塗装をしてもすぐに剥がれてしまうため何度も塗り直すことになります。 銅とアルミを使用している窓枠や付帯部分(雨樋、縦樋などの配管、笠木(手すり部分)、破風、ベランダなど)は、塗装できないことを覚えておきましょう。
塗装できない部分の色はアクセントカラーとして使用するなど、上手く利用することが失敗しないポイントといえます。
外壁の色を選ぶときのポイント
ここまで外壁の色の気を付けた方がいいところについて解説してきましたが、ここでは、実際に外壁の色の選び方について解説します。色の選び方は様々ですので、ここで紹介する方法をヒントにしていたたければと思います。
周囲の建物や景観に色を合わせる
周りにある建物に合わせて同じような色を外壁に使用するのもよいでしょう。派手な色味を使用して周囲の調和を崩してしまい、近隣の方からクレームがきたケースもあります。
また、市区町村によっては景観ガイドラインを定めているところがあります。景観ガイドラインとは、魅力ある街にするために景観や自然に考慮して、建物の塗装や看板に派手な色彩を使用しないように規制、もしくはお願いをすることです。
お住まいの市区町村で景観ガイドラインがあるときは、指示に従って景観を壊さない色を使用しましょう。
カラーシミュレーションで選んでみる
外壁を指定した色でシュミレーションできるサイトがいくつかあります。実際に塗装する前に利用すると、より具体的にイメージできると思います。
以下がシュミレーションできるサイトですので、興味のある方は利用してみてください。
ただし、カラーシミュレーションを過信するのは危険です。外壁の日当たり条件、外壁材や塗料によっても見え方が変わってくるため、シュミレーション通りの色味にならないことが多々あります。
できれば専門の塗装業者に相談して、色見本表や施工事例などを見せてもらいましょう。
外壁塗装の色の仕上がりはトラブルにも発展しかねないので、もしトラブルに発展した場合の対処法についても記事があるので是非参考になさってください。
▼参考記事▼
外壁の色ごとに施工事例で紹介
外壁は色を変えるだけで家の雰囲気が大きく変わります。黒はシックで大人な雰囲気、白であれば清潔感がありシャープな印象になります。色はご自身の好みもあるとは思いますが、まずは色によってどのような効果があるのかを実際の施工事例とともに見ていきましょう。
ブラック(黒色)
ブラックは暗闇や恐怖という良くないイメージを抱かれる方もいるかもしれませんが、高級感や大人ぽっいイメージがある色としても知られていて、住宅の外観以外にも店舗の外観や看板などにも使用されています。
外壁を黒一色で仕上げると落ち着いた知的な雰囲気になりますし、ツートンカラーとして合わせやすいので取り入れる方が多くいらっしゃいます。
ただし、ブラックは熱を吸収しやすい性質を持っているため、壁に断熱材を使用したり断熱効果がある塗料を使用しましょう。
ホワイト(白色)
ホワイトは清潔感や純粋というイメージがあり、日本人が好きな色のひとつでもあるため、商品のカラーバリエーションでもほぼ白が入っています。
清潔な印象が強いため病院や美術館で使われていて、内装に使用すると空間が広がったように見えます。外壁に使用しても同様で、面積の広がりを演出できますし、ツートンカラーとしても映える色です。
ホワイトは汚れやすい色でもありますので、外壁にコケや錆びが発生した際に目立ってしまうというデメリットがあります。そのためこまめな掃除が欠かせません。
ベージュ(灰黄色)
外壁の色としても人気があるベージュは、洋服などにもよく使用されている色なので目新しさはありませんが、緊張を和らげたり安心感を与える効果があるといわれています。
外壁に採用される方が多いため、「野暮ったいなぁ」という印象を抱く方もいらっしゃると思いますが、明暗や色の濃さによってセンス良く見せることも可能です。
ブラウン(茶色)
ブラウンもベージュと並んで外壁に使用されることが多い色です。土と同じ色なので自然をイメージさせると共に、堅実さや信頼感を感じさせる色といわれています。
外壁でよく使用されている色ですので、周囲の家々と調和はとれますが、個性は出しにくいといえるでしょう。個性を出したい場合は、ブラウンでも赤みがかったものを使用するなど、周囲であまり使用されていない色味を選択するという方法があります。
グレー(灰色)
グレーは地味や憂鬱といったネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、無彩色(白と黒との混合で得られる色の総称)なので他の色とも柔軟に合わせることができますし、上品でスタイリッシュな雰囲気も持ち合わせています。
落ち着いた仕上がりになるので、外壁でも使用されることが多い色です。汚れも目立ちにくいですし、ツートンカラーに使うのもおすすめです。
イエロー(黄色)
イエローは希望や喜びなど明るいイメージがあり、見ているだけで楽しい気分にさせてくれる色です。その他にも、知性と集中力を高める効果があるともいわれています。
「外壁の色としてはちょっと明るすぎる」という方もいらっしゃると思います。しかし、原色ではなく白に近い薄めの色味を使用することで、周囲の家々から浮くのを防ぐことができます。
オレンジ(橙色)
黄色と同じく明るくて開放的な色です。オレンジは食欲を増進させる効果があるため、飲食店でよく使用されています。
外壁としては色味としては茶色に近く、なおかつ明るい色なので人気が上がってきています。オレンジは膨張して見える色なので、屋根や付帯部分を暗い色にして引き締めるとよいでしょう。
グリーン(緑色)
グリーンは森や草といった自然を感じさせる色なので、心身の疲れを癒すリラックス効果があります。また、控えめな色なので意外とどの色とも問題なく合わせることができます。
外壁では、モスグリーンやエメラルドグリーンが人気があり、白と組み合わせると洋風のオシャレな家を演出できます。
ブルー(青色)
知性やクールというイメージが強いブルーは、気持ちを落ち着かせてくれるだけでなく、集中力も高めてくれる効果があります。
ブルーは色味の濃淡によって、家全体をクールな雰囲気に仕上げたり、可愛らしい感じや爽やかな感じにすることも可能です。
ただし、ブラックやホワイトとの相性が良いのですが、ブラウンとは相性があまり良くないので、玄関のドアや屋根の色を選ぶときには必ず色合いを確かめましょう。
レッド(赤色)
生命や情熱的というイメージがある赤は、意欲を出させたり、元気が出る色といわれています。
外壁の色としてはあまり使用されないということもあって、個性を出すにはうってつけの色ですが、周囲の家々との調和を考えないとあなたの家だけ浮いてしまいます。
また、赤の塗料は白や緑色などの他の色に比べて価格が高いと言われています。塗料は白色に他の色を混ぜ合わせて作るものですが、赤い顔料は他の塗料に比べて高いのが原因です。さらに、紫外線の影響を受けやすいため、5年も持たずに剥がれることがあります。
ピンク(桃色)
ピンクは優しい、女性的、愛情などのイメージを連想される方が多い色です。柔らかい印象があるため の内装などでも使用されています。
外壁を全面ピンクにするとかなり浮いてしまいますので、周囲の家々との兼ね合いを考えながら決めましょう。
パープル(紫色)
高貴や神聖というイメージがある一方で、パープルは下品や不吉という正反対のイメージもありますが、想像力をかき立てたり、心身の回復を促す効果があります。
外壁ではあまり使用される色ではありません。そうはいっても、冴えた色なので強い個性を発揮できます。使用するときは、濃い色にすると暗い雰囲気になってしまうことがあるので注意が必要です。
ツートンカラー
ツートンカラーはブラックとホワイト、ベージュとオレンジといった、違う色同士を2色使用して外壁を仕上げることです。
同系色ではなく橙と青のような補色色(正反対の色)を使用すると、コントラストがはっきりしますが、組み合わせるのが難しくなります。
ツートンカラーは1階と2階の上下が塗装することが多いですが、交互に色を変えて左右に塗装する方も増えてきています。上下のときは1階部分が濃い色で、2階部分を薄い色で塗装する方法もあれば、逆に2階部分を濃い色にして1階を薄い色に塗装する方法あります。
外壁塗装(カラーリング)の費用相場
実際に塗装屋さんに外壁の塗装をお願いすると、どれぐらいの値段になるのでしょうか?
外壁塗装を行う場合、以下のような式で求められます。
「足場費用(養生用のネットなど含む)」+「高圧洗浄代」+「塗装費用」+「付帯塗装費用(軒天塗装、シーリングなど)」+「諸経費(廃棄費用)」
塗装を行う面積や塗材の種類によって費用は大きく変わってきます。
塗装面積の例
塗装面積は単価が㎡になります。一般的な家だと、外壁面積=延べ床面積×1.2でともめることができます。
1坪=3.3㎡とすると、延べ床面積33坪(全国平均)の家だと33坪×3.3㎡×1.2=約130㎡が塗装面積になります。
坪数 | 塗装面積 |
---|---|
20坪 | 約79㎡ |
30坪 | 約119㎡ |
40坪 | 約158㎡ |
50坪 | 約198㎡ |
足場面積の例
足場の面積は、(建物外周の長さ+4m)×(建物の高さ+0.5m)で計算できます。
坪数で見ると、以下のようになります。
坪数(平米数) | 足場面積 |
---|---|
20坪 | 155~169㎡ |
30坪 | 185~199㎡ |
40坪 | 215~229㎡ |
50坪 | 245~259㎡ |
費用単価
作業内容 | 単価 | |
---|---|---|
足場代(ネット含む) | ㎡あたり | 800~1000円 |
高圧洗浄代 | ㎡あたり | 100~300円 |
塗装費用 | ㎡あたり | 1000~6000円※ |
付帯塗装費用(軒天、シーリングなど) | ‐ | 100,000~300,000円 |
諸経費(廃棄費用) | - | 50,000~200,000円 |
※塗料の種類による
費用相場の例
例えば、30坪の家でシリコン塗料(1㎡あたり3000円)の外壁塗装を行う場合となります。
作業内容 | 費用 | |
---|---|---|
足場代(ネット含む) | 約190㎡ | 約150,000~190,000円 |
高圧洗浄代 | 約120㎡ | 約12,000~36,000円 |
塗装費用 | 約120㎡ | 約360,000円 |
付帯塗装費用(軒天、シーリングなど) | ‐ | 100,000~300,000円 |
諸経費(廃棄費用) | - | 50,000~200,000円 |
総額 | - | 約67万~82万円 |
▼参考記事▼
まとめ
建物を所持している方ならば、誰もが一度は外壁塗装を行うことになります。外壁は建物で1番面積が広いので、どうしても人の目に触れてしまいます。そのため色選びは慎重に行ってください。
塗装が終わってから「何かイメージと違う」、「もっと明るい色が良かった」となっても簡単に塗り替えることはできません。外壁塗装は建物の状態によって100万円以上かかる工事ですし、長い間建物の顔として付き合っていく色になりますので、様々な観点で問題がないか確認することが大切です。
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