2017年9月4日

美容院・ヘアサロンの外装工事のポイント

美容院・ヘアサロンの外装工事のポイントをご紹介しています。美容院・ヘアサロンを開業する際、外装はどのように施せばよいのでしょうか。ここでは必要な外装の考え方やポイントを掲載していますので、ご参考になさってください。

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店舗における外装・ファサードの役割

ファザードとは店舗の外装にかかわるものの総称です。具体的には看板サイン、植栽、外壁などの要素を指しますが、お客様がまず目にする部分でもあるため、ファサードをどのようにするかはお店の集客を大きく左右することもあります。
外装のデザインはお店の第一印象になりやすく、清潔感はもちろん、個性的なデザインを施すことで話題性を高めることもできます。話題性が高まると自然と口コミが広がりやすくなり、広く認知されるようになるため重要です。

事業の開業時は資金計画を立てますが、内装や設備費用が中心となりがちです。しかし外装はお客様の第一印象、つまり入店するかどうかの判断材料となり得ますので、外装まで考慮して予算の配分を決め、資金計画を立てるようにしましょう。

美容院・ヘアサロンの外装デザインの考え方

美容院・ヘアサロンを利用されるお客様は、「おしゃれをする」「見た目を変える」ために来店します。身だしなみを整えるために訪れるにも関わらず、お店の第一印象が不潔だったり、陰気臭いようであれば集客は見込めません。
美容院にまず必要な印象は清潔感です。清潔感は日ごろの清掃はもちろん、雨水などによる外壁や窓ガラスの汚れにまで注意しましょう。

ここからは、美容院・ヘアサロンの外装デザインの考え方についてご紹介していきます。

看板サインはお店の顔

外観も重要となる美容院・ヘアサロンでは看板サインもとても重要です。 看板サインとは、店名を表示しているいわゆる”看板”です。木製の板や鉄製のプレートなどに塗装して店名を書くのが主流ですが、建物の外壁にネオンで装飾を施す方法もあります。看板サインはお店の印象を持たせるのに役立つため、お店の雰囲気に合わせて素材を選びましょう。

看板サインを設置する際は、はっきりとわかりやすく表示します。お店の目印となりますのでお客様が必ず目にする部分です。お店のロゴマークを作っていれば、一緒に表示するとインパクトが出て覚えてもらいやすくなるでしょう。

開放的な作りを意識する

美容院・ヘアサロンの外装は、ガラス張りで店内が見える設計が多いですよね。外装をガラス張りにすることにはいくつか理由があります。
ひとつは、外から店内を見せることで繁盛具合や従業員の雰囲気を伝えるためです。美容院を利用する多くのお客様は、スタイリストを指名して来店します。スタイリストの雰囲気がわかることで、「こんな風になりたい」「こんなスタイリストなら理想を実現してくれそう」などイメージがしやすくなるため、お客様は指名もしやすくなります。

もうひとつは、日光を多く取り入れ、店内を明るくするためです。明るい店内は、清潔感を演出するためには欠かせません。きれいになるために訪れた美容院が不潔で陰気臭いイメージでは来店したいとは思ってもらえません。

以上2点からガラス張りの開放的な設計が好まれますが、お客様観点からすると「通行人の目が気になる」という方ももちろんいらっしゃいます。すべてのお客様のニーズに応えるのは困難ですが、例えば大道路に面し人通りが多く落ち着かない場合などは、ガラス張りにすることで多くのお客様がかえって居心地の悪い印象を持つでしょう。
出店した場所の地域性や立地などから判断し、お客様の居心地の良い空間をつくるために最適な設計を考えましょう。

植栽を効果的に使用する

外装をガラス張りにしつつ、外からの視界を遮るためには、植栽を上手く使用するのがおすすめです。
ガラス張りは店内が明るくなる一方、真夏の暑い日差しの影響を受けたり、外部からの視線が気になるという欠点もあります。ロールスクリーンやブラインドを使用することで日差しを遮ることもできますが、植栽でカバーすると印象が良いです。
植栽は自然のカーテンの役割を果たすため、清潔感やナチュラル感、落ち着きを与えることができます。

入りやすい雰囲気をつくる

美容院・ヘアサロンは店舗数が多く、お客様は料金はもちろん、スタイリストの技術、サービスメニューなどからサロンを選びます。 現在はインターネットが普及しているので、事前に調べた上で店舗を決める場合もありますが、通りがかりの外観雰囲気を気に入り入店を決めるお客様もいます。

来店のきっかけは多岐に渡りますが、初めてであっても入りやすいような雰囲気を演出することがとても重要です。外壁が汚れていて陰気臭い印象があったり、看板を見ても何の店かわからなっかたり、料金も明瞭ではないような店舗は入りやすいとは言えません。
「おしゃれそう」、「店内はどうなってるんだろう」と外観を見て、店内にも入ってみたいと思ってもらえるような雰囲気作りが必要です。

外観づくりの要素

美容院・ヘアサロンの外観づくりには、どんな要素があるのでしょうか。ここからは美容院の外装でのポイントを見ていきましょう。

メニュー看板で料金を明瞭にする

美容院にはサービス内容を充実させた店舗と、サービス内容を限定し低価格を売りにした店舗があります。お客様は自分がどんなサービスを受けたいかに加え、もちろん費用面でも美容院・ヘアサロンを選ぶので、価格設定をわかりやすくする必要があります

お店の入口には、置き看板などを利用して価格を表示するようにしましょう。価格が明瞭に表示されているお店は、お客様も安心して入店を決めることができます。

モデル写真でトレンド感をアピール

お店のイメージに合わせたモデル写真を窓ガラスや入口付近に掲示する場合があります。季節に応じたトレンドのスタイルを掲示しておくと、流行の最先端にある店舗と認知されやすくなります。

ヘアスタイルのイメージは言葉で表すのは困難ですが、モデル写真を使って視覚的にアピールができればイメージは伝わりやすいです。

外壁デザインでコンセプトを伝える

外壁デザインには店舗のコンセプトを盛り込みましょう。落ち着いてゆったりした空間がコンセプトであれば、木目調のサイディングボードを用いるとナチュラル感が伝わりますし、男性も足を運べるようスタイリッシュさをアピールするのであれば、モダンなデザインを用いるとコンセプトが伝わりやすいでしょう。

雰囲気がわかれば獲得したいお客様へアピールがしやすく、お客様も安心して入店を決められます。

照明を使用して夜間も存在をアピール

美容院を日中から夜間にかけて営業する場合、夜間の外観も考える必要があります。どれだけこだわり抜いた外観にしても、夜間の暗がりの中では見えなくなってしまいます。
お客様に伝えたいコンセプトや雰囲気が伝わらなくなってしまうため、照明を用いてライトアップを施しましょう。

ライトアップには建物の上部に設置して照らし出す方法が一般的ですが、敢えて地面に設置し、上部に向かって照らし出すと、建物が立体的に浮かび上がります。
ライトアップの方法に工夫を施し、外装の魅力を表現していきましょう。

まとめ

美容院・ヘアサロンの外装工事では、まず清潔感を意識します。お客様は「きれいになりたい」という思いで来店しますので、外壁や看板サインなどの外装部分が汚れて不衛生では印象が悪く、施術も雑で掃除の気も回らないお店という悪い印象を与えかねません。

お店の顔でもある看板サインにも注力しましょう。店舗のイメージに合わせたデザインを施し、何のお店なのかをわかりやすくすることがポイントです。

新規顧客を取り込みたい場合は、お客様が入店しやすいよう価格を表示したメニュー看板を設置することがおすすめです。
外装は集客にも大きな影響を与えますので、内装ばかりに偏らず適切な予算を用意し、こだわりのある外装でお客様を迎えましょう。

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