2023年3月22日

キッチンの種類とリフォーム費用相場

キッチンリフォームの費用相場は約50~150万円と幅広いです。キッチンリフォームの費用に違いを生じさせる原因や予算別事例、費用に関わる注意点についてご紹介します。DIYでできれば費用を抑えることにつながりますが、DIYでできるリフォームは限られています。DIYでどこまでできるのかもご紹介します。

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キッチンリフォームの費用相場

キッチンリフォーム費用相場

キッチンリフォームの費用相場は、約50~150万円です。
この価格帯の幅広さは、キッチンの種類やグレードによるものです。
キッチンリフォームの費用を見積もるために、キッチンの種類とグレードを見分けるポイントを紹介します。

キッチンの種類

キッチンは、「I型キッチン」「L型キッチン」「対面型キッチン」に分けられます。
I型キッチンが最も価格が安く、対面型キッチンが最も高い。L型キッチンがその中間になります。

価格以外の特徴として、I型キッチンは種類も豊富で、レイアウトの変更がしやすいです。しかし、動線が長くなると使いにくく、複数人で使用すると動線が重なるという欠点があります。
L型キッチンは動線が短くて済むため作業効率が高まり、I型キッチンよりも広々使えるのが特徴です。しかし、コーナー部分がデッドスペースになりやすいです。
対面型キッチンは開放感がありますが、設置にはある程度の広さが必要です。

グレードで異なる素材

キッチンの価格は、キッチンの型だけでなくキッチンに使われる素材でも異なります。
メーカーで一番安いプランのキッチンの場合、シンクにはステンレスが使われていますが、グレードの高いプランでは人造大理石が使われているといった違いが見られます。
グレードの高いプランになるとキャビネットで選べる素材の種類が増えることが多く、見た目も使い勝手も良い素材を多く使うほど費用は高額になります。

キッチンリフォームの事例

価格帯別のリフォーム事例をご紹介します。
理想とするキッチンがどの価格帯に多く属しているか確認しましょう。

100万円以内のキッチンリフォーム


Panasonic公式HPより

100万円以内でできる工事は、キッチンの床材や壁材を変えてキッチンの印象を変えることです。
コンパクトでありながら収納力のあるコンパクトキッチンに交換して、キッチンのコンロをIHに変更することもできます。

150万円以内のキッチンリフォーム


Panasonic公式HPより

150万円以内では、設置するキッチンの種類を変えたり、壁を取り除いて間取りを変更することができます。
上質なキッチンを選べるため、見た目も使い勝手も良いキッチンが期待できます。

200万円以内のキッチンリフォーム


Panasonic公式HPより

200万円以内になると、床や壁の仕上げ材の変更とキッチンの場所の変更を同時に行えます
キッチンの場所を変更すると壁の補修や、給排水管の位置によっては給排水管の移動工事が必要になるため、費用が高くなります。
大掛かりなリフォームが可能になるため、大幅にキッチンの印象が変わります。

キッチン費用に関わる注意点

キッチン費用の注意点

キッチンに限りませんが、リフォーム後に想像以上の費用がかかったことに気が付くことは少なくありません。
予算内でキッチンリフォームを行うために気をつけるべきことを見ていきましょう。

追加工事があると費用がかさむ

見積もりを出す段階では補修の必要な所がなくても、リフォームを進めていくうちに床板が傷んでいるなど補修工事が必要な箇所が見つかることがあります。
見積もりを出してもらった時に、どのような追加工事が発生する可能性があり、費用はいくらになるのかを教えてもらいましょう。

その他に、リフォームをしながらキッチンのイメージが膨らみ、オプションをつけるなどの追加工事をお願いすることもあります。サービスでやってもらえることもありますが、追加料金をとられることは多く、施工完了後に予算を超えていることに気がつく可能性があります。
予算範囲内でリフォーム工事を依頼するために「追加料金が発生する時には見積もりと一緒に費用を教えて欲しい」と伝えておきましょう。

キッチンリフォームの得意な業者に施工依頼することで費用を抑えられる

キッチンの施工経験が豊富な業者であれば、キッチンのリフォームに必要な材料を安く仕入れることが可能なため、リフォーム費用を安くすることに繋がります。
リフォーム業者によって得意な工事は異なり、ご自身の依頼したいリフォームの得意な業者に施工依頼することで、ニーズに合う様々な提案をしてもらえるというメリットもあります。
他の業者にも見積もり依頼していることを伝えた上で複数の業者に見積もり依頼することで、妥当な見積もりを作成してもらえるため、複数業者に見積もり依頼しましょう。

予算と妥協できない点を業者に伝える

せっかくリフォームをするのなら、どこも理想通りにしたいものですが、こだわるほど費用は高くなります。
「キッチンの機能性を優先したいから床材のグレードは下げても良い」など、妥協できる点とできない点を明確にした上で業者に予算を伝えることで、予算範囲内で希望のリフォームが可能になります。

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キッチンリフォームのDIYについて

キッチンリフォームDIY

近年DIYが流行っていますが、キッチンのような水回りやガス設備の必要な所もDIYが可能なのか気になる方は多いです。

キッチンのリフォームはガス工事や電気工事が必要です。
これらの工事は危険を伴うため、必ず専門業者に工事を依頼しましょう。

その他にも、換気扇の排気ダクトの接続やコーキングなど、手間も時間もかかる作業が多いです。
短期間で確実にリフォームを行うためには、業者に依頼する方が賢明と言えます。

キッチン収納を増やしたい場合もDIYでは、ご自身で棚を追加するくらいしかできないため、キッチン自体の収納量は変わらないケースが往々にしてあります。
キッチン収納にお困りの場合は、近年ニーズが高まっているキッチンパントリーの設置を検討してみましょう。

しかし、キッチンリフォームがDIYでできないわけではありません。
カッティングシートや壁紙を貼るといった見た目を変えるのみのリフォームであれば、DIYで対応可能です。

DIYはリフォームをする楽しさがありますが、使い勝手を劇的に変えることはできません。
本格的にライフスタイルを変えたい場合は、それなりに費用はかかりますが、業者に依頼して、使い勝手の良い最新のシステムキッチンにリフォームすることをオススメします。

まとめ

キッチンリフォーム

キッチンリフォームの費用を左右する項目や事例、予算内でリフォームを行うための注意点やDIYで可能なキッチンリフォームについてご紹介しました。

キッチンリフォームはキッチンの種類やグレードで費用が異なります。
予算を抑えても床材や壁材などの変更が可能ですが、ある程度費用を出せればキッチンの場所を変えることもできます。

予算と妥協できない点を明確にしておき、キッチンリフォームの得意な業者に施工依頼することが、費用を抑えることに繋がります。
カッティングシートや壁紙をご自身で貼るなど、見た目の変更くらいであればDIYを行えますが、電気工事などは危険を伴う作業であるため、機能性を高める目的でキッチンリフォームを行う場合は専門業者に依頼しましょう。

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

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