システムキッチン(台所)リフォーム・交換の費用相場
リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした システムキッチン(台所)リフォーム・交換 を行う場合の概算費用です。
- 既設壁付け型キッチンをⅠ型システムキッチンに交換
- 40万円〜110万円
- 壁付けシステムキッチンから対面式のペニンシュラ型に交換
- 60万円〜200万円
- 壁付けシステムキッチンからアイランド型に交換
- 200万円〜550万円
- ガスコンロからIHコンロに交換
- 150,000円〜300,000円
- レンジフード交換
- 40,000円〜100,000円
- 食器洗浄機取り付け
- 20,000円〜150,000円
まずは相談から
本記事では、システムキッチンのメリット・デメリット、工事にかかる費用相場などを事例とあわせて解説しています。 システムキッチンへのリフォームを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
【システムキッチンの種類別】メリット・デメリット
システムキッチンの種類は、キッチンの使い勝手を左右します。
それぞれの種類のメリット・デメリットを知り、ご自身のライフスタイルに合うシステムキッチンにリフォームしましょう。
I型キッチン
I型キッチンは、コンロからシンクまで一直線に並んだキッチンです。 最も売れているキッチンで、手頃に購入できます。
しかし、キッチンが横に長くなると、無駄な動線が増えて作業効率が悪くなるというデメリットがあります。
L型キッチン
L型キッチンは、コンロとシンクの部分が90度で交わっているキッチンです。 キッチン内の移動を最小限にしながら、十分な作業スペースの確保を実現できます。
ただし、I型キッチンと比較すると設置スペースが必要なため、圧迫感を感じるかもしれません。 コーナー部分がデッドスペースとなり、収納スペースを確保しにくいというデメリットもあります。
対面型
対面型キッチンは、「アイランド型キッチン」「ペニンシュラ型キッチン」とも呼ばれていて、リビングやダイニングに向かってあるキッチンです。 開放感があるため、家族とコミュニケーションがとりやすく、キッチンにいなくても作業の様子が分かるため、家族が配膳や片づけなどに参加しやすいです。
一方で、リビングやダイニングにまで食べ物の臭いが広がったり、調理中の音が響くのが、難点です。 リビングやダイニングからキッチンの様子が見えるので、整理されていないと乱雑な印象を部屋に与えてしまいます。
キッチン交換にかかる費用
キッチンリフォーム(システムキッチン交換)にかかる費用は大きく分けて2点あります。
- 商品代金
- 工事費用
商品自体の代金ですが、メーカーはそれぞれブランド展開しており、高価格でハイグレードなものから手軽に購入できるスタンダードなものまであります。 取り付けるオプションによっても最終的な商品代金は変わります。
部分的なリフォームをする場合の費用相場は10万〜25万円です。 具体的には、食洗機やビルトインコンロの交換、レンジフードの交換などがあげられます。
キッチン全体をシステムキッチンにリフォームする場合の相場費用は75万〜150万円です。
ここではケース別に相場費用を説明していきます。
グレード別の費用相場
システムキッチンのリフォームの費用はグレードによって異なります。
高グレード
本体価格:100万円〜
特徴:ワークトップ素材が人工大理石でスライド型キャビネット、静音型のシンク、電動収納など各メーカーの持つ多彩な機能が備わっています。低グレード
本体価格:30万円〜
特徴:ワークトップの素材がステンレス、扉型のキャビネット、その他の機能をシンクに絞っておりコストダウンされています。
レイアウト別の費用相場
システムキッチンはレイアウトや形状の違いによって費用相場が変わっていきます。
レイアウト別の費用相場
I型キッチン
45万〜100万円
L型キッチン
50万~150万円
対面型プラン
60万~160万円
「対面」が高額になる理由は、既存のキッチンを解体した後に床や壁のリフォームも必要になるからです。
他にも、排水管やガス間の延長工事は必要になった場合は、さらに大規模な工事になり費用が高くなる可能性があります。
また、コンロやレンジフード、システムキッチンの各部分の素材、扉材、収納、ビルトイン食洗機、キッチン水栓などなど細かい部分の仕様の違いによって費用が変わっていきます。
キッチンの取り付け工事費用
キッチンのリフォーム・交換で発生する取り付け工事費用は10万円が相場です。 業者によって費用は異なり、取り付けを依頼する業者でメリットもデメリットも異なります。
メーカー指定の業者の場合は、商品知識の豊富なスタッフが取り付けるため、施工不良の心配は少ないです。 ただし、費用は高くなるケースが多くなります。
リフォーム会社が下請け業者に依頼する場合は価格を安く抑えられますが、工事中にキッチンに不備が発生しても、メーカーの保証対象外となります。
キッチンを移動する場合の工事費用
キッチンを移動する場合は、次のような取り付け工事が別途必要になります。
工事内容と費用目安
電気配線の延長
¥10,000
ガス元栓の移動
¥20,000
給排水管の延長
¥30,000
ダクトの延長
¥80,000
壁置きから対面型のキッチンにする場合などは、給排水管やダクトの延長・新設が必要になるため、高額なキッチンリフォームと言えます。
キッチン交換にかかる工数
部分的な交換であれば、工事期間は1週間以内とされています。 工事中に補修が必要な部分が発覚した場合は、さらに期間が必要になります。
同規格サイズのものへの単純なリフォームであれば、期間は4日程度です。
壁付けキッチンを対面キッチンにするなどのレイアウトを変更するような大掛かりな工事は、一か月程度を見ておきましょう。
システムキッチンの工数について詳細を知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
システムキッチン交換の見積もり事例
キッチンリフォーム(システムキッチン交換)にかかる費用は前述で説明した通り、
- 商品代金(システムキッチン本体、キッチンパネル、食器洗乾燥機などを含む)
- 工事費用(システムキッチン標準工事、給水・給湯・ガス配管等工事、キッチンパネルの施工部材代や施工費等)
に大きく分類され、システムキッチン交換の際に実施する作業内容によって変わってきます。
ここでは、典型的なシステムキッチン交換の見積もり事例を見てみましょう。
【事例1】システムキッチン(中価格帯)への交換
見積もり内訳例
給水・給湯・ガス配管等工事
¥60,000
キッチンパネル施工費
¥20,000
標準工事(既存解体・撤去・処分)
¥120,000
キッチン本体
LIXILシエラ I型開き扉/2400mm
¥196,000
キッチンパネル
H910×W2420:2枚、H910×W1820:1枚
¥24,000
キッチンパネル取り付け部材
両面テープ、接着剤等
¥8,000
合計
¥428,000
【事例2】戸建ての在来キッチンからシステムキッチン(中価格帯)への交換
見積もり内訳例
給水・給湯・ガス配管等工事
¥60,000
キッチンパネル施工費
¥20,000
標準工事(既存解体・撤去・処分)
¥140,000
キッチン本体
クリナップ/クリンレディ L字引出し/2100mm
¥495,000
キッチンパネル
H910×W2420:2枚、H910×W1820:1枚
¥40,000
キッチンパネル取り付け部材
両面テープ、接着剤等
¥11,000
合計
¥766,000
システムキッチン交換の注意点
キッチンをリフォームするときのポイントは、将来を見据えたリフォームをすることです。 また、キッチン等の水回りのリフォームの場合は、いざリフォームを始めてみたら床板が傷んでいて補修が必要になるケースがよくあります。
施工業者には事前に追加工事の可能性の有無を確認しておきましょう。
家具の配置を想定してレイアウトを考える
リフォーム後になって、配置やレイアウトの問題に気づくケースが多々あります。
例えば、ゴミ箱を置くスペースがなかったり、冷蔵庫を配置してみて壁が邪魔して扉が開き切らないといったケースがあります。 既存のキッチンで使っている家具をリフォーム後にどのように配置するかを想定してシステムキッチンのレイアウトを検討しましょう。
キッチン交換費用をおさえるポイント
キッチンのリフォームをする際は、できるだけ費用を抑えたいと考えますよね。 ここでは、キッチンのリフォームにかかる費用をおさえる方法について説明します。
レイアウトや内装の変更はしない
キッチンをリフォームする際、キッチンのレイアウトを大きく変えずにリフォームをすれば工事費用をおさえられます。
それに対し、壁を取り払ってオープンキッチンにするなど、レイアウトを大幅に変更する場合は、給排水管や排気用ダクト、電気配線等などの工事が必要です。 その場合は、リフォーム費用が大幅に上がります。 オーダーメイドのキッチンにすると、さらに費用も高くなってしまいます。
キッチンの壁や床などの内装を変更する場合なども面積によって費用も上がります。 内装については壁紙の種類や材質、床材のグレードを少し落としたりすると費用をおさえられます。
オプション機器の導入は要検討する
取り付けるオプション機器などの選択によっても費用が大幅に異なってきます。 オプション機器は必要最低限の機器だけを取り入れるようにしたり、オプション機器のグレードを落とすなどすると良いでしょう。
ただし、オプション機器を取り入れる方が機能性が向上し、キッチン生活が快適になるといえます。
リフォームの段階で費用を抑えようとすると、後に「やっぱりオプション機器があると良い」と設置を考えても、再度業者に依頼するので費用を消費するだけです。
最初の段階で慎重に検討し、オプション機器は最初の段階で取り付けるようにしましょう。
業者に相談する
経験豊富な業者であれば、様々な施工実績があります。 取り付けたいオプション機器やこだわりのある部分は取り入れ、他にコストダウンができそうな要素がないか、業者に提案してもらうと良いでしょう。 取り付ける際の施工の方法や素材などの仕様で、費用を抑えられます。
キッチンのリフォームの流れ
システムキッチンのリフォームを検討されている方は、後々後悔しないようにあらかじめおおまかなリフォームの流れを把握しておきましょう。
基本的にシステムキッチンのリフォームは、現地調査→見積もり→比較検討→契約→施工開始→完了の順番で進められます。 現地調査から完了までの期間としては約2ヶ月かかります。 工事自体は前述で説明した通り、最大1〜3週間程度かかるので、その間はキッチンが使えないと考えておきましょう。
ここでは、キッチンが完成して引き渡しを完了するまでの流れを具体的に説明しています。
【SETP1】希望・予算を明確にして希望の優先順位を決める
まずは、理想のキッチンについて家族で話し合うところから始めましょう。 業者に連絡する前に、現在のキッチンのどこが不満かどのような機能を付けたいかといった点を話し合っておくと、工事をスムーズに進められます。
また、あらかじめ予算を明確にしておくことも大切です。 というのも、キッチン選びをしているうちに欲が出て、予算をオーバーしてしまうケースが多いからです。
キッチンのリフォームに対する希望を洗い出したら、その希望の優先順位をつけておきましょう。 予算に対し実際にかかった費用が大幅にオーバーしないために、「削っても良い項目」「多少費用がかかっても妥協できない項目」などについて決めておきましょう。
【STEP2】具体的なプランについて相談する
次に、施工店にリフォームの希望を相談し、キッチンのレイアウトや水まわり・火まわりの機器、収納などの仕様について提案を受けプランを練ってもらいます。
リフォームのプランを練り上げていく過程で追加の要望や疑問が出てきたら、気後れせず質問していきましょう。 理想のキッチンを実現するために予算も合わせて施工店の担当者と粘り強く話し合うことが大切です。
【STEP3】現場調査・打ち合わせ
現場調査では、リフォームの担当者と工務担当者が来訪して現在のキッチンの寸法を細かに計測します。 給排水やガスの配管、電気の配線、搬入口などについてもチェックして、プラン内容が実現可能かどうかを検討しつつ打ち合わせをしていきます。
現場調査の前にキッチンをキレイに片づけておこうと思うかもしれませんが、収納の問題点やキッチンにある物の量を把握してもらうためにも、普段通りの状況を確認してもらいましょう。
また、マンションの場合には管理規約を確認しておきましょう。 規約の内容によってはリフォームできる範囲に制限があります。
【STEP4】見積書の比較検討
現場調査と打ち合わせが終われば、図面や細かな仕様を記したリフォームプランと見積もり書が担当者から提示されます。
打ち合わせで合意した内容がすべて反映されているか、しっかりチェックをしましょう。
反映されていない部分や重ねて要望したい点があれば、再度打ち合わせをしましょう。 検討した後、プランの再提出という流れになります。
【STEP5】プランの決定・契約
プランと見積もりが決まったらいよいよ契約です。
キッチンの発注や解体作業などもあるため、契約から取り付け工事のスタートまでには、多少の時間(目安として約2週間)が必要です。
その間にマンションであれば管理組合への届け出を出す必要があります。 どの程度の工事になるかなど、担当者と一緒に届け出ると話もスムーズに進みます。
工事開始が迫ってきたら、近隣の住人に挨拶しておくのも良いかもしれません。 冷蔵庫など大型の家電や家具は工事開始後に業者が移動してくれますが、食器やキッチン用品はあらかじめ他の部屋に移しておきましょう。
【STEP6】工事開始
契約が完了し工事の準備が済めば、工事が開始されます。
流れとしては、養生→解体工事→設備工事→キッチン取り付け→内装工事を経て引き渡しとなります。 工事の間は騒音が出ますし、工期の間はキッチンを使用することができません。
その間の食事や生活をどうするか、あらかじめ考えておくことも大切です。
【STEP7】完成・引き渡し
引き渡しの際には、担当者とともに仕上がりの状況や、引出し・扉などの設備や機器が問題なく動くかどうかを徹底的に確認しましょう。
設備などの使い方については担当者が説明してくれます。何か疑問があれば積極的に質問をしましょう。 問題がなければこれですべて完了です。
おすすめのシステムキッチンメーカー6社
システムキッチンのリフォームを考えている方で「メーカーがたくさんあって選べない」と感じている方は多いのではないでしょうか? ここでは、おすすめのメーカーとその特徴ついてご紹介します。
TOTO
TOTOのシステムキッチンの特徴としては、節水しながらシンクを清潔に保つための機能が充実している点にあります。 「すべり台シンク」と「水ほうき水栓」が代表的な機能です。
「すべり台シンク」はTOTOが採用しているシンクの構造で、シンクに傾斜をつけてでゴミがスムーズに流れゴミが貯まりにくい構造になっております。 シンクを使うたびに清掃せずに済むため、調理や洗い物の途中で手を止める必要がなく効率的に作業を進められます。 また、網かごも傾斜のある形状で、ゴミが引っかからない上にまとまりやすく、回収するときも簡単で便利です。
「水ほうき水栓」は、シャワーがほうきのように幅広い形状で広がるため、効率的に洗い流しができます。
さらに、水に空気を含んだ「エラインシャワー」を採用しているため、少ない水でもしっかり洗えます。
LIXIL
LIXILのシステムキッチンは、使いやすさとデザイン性に強みがあります。
また、代表的な機能としては「よごれんフード」や「ひろびろシャワー」があげられます。
「よごれんフード」は、ファンやフード内部のお手入れがほとんど不要になります。 内部の高速回転するディスクが油をキャッチする構造になっていて、レンジフード内部にこびりつく油汚れの心配が要りません。
そのため、頻繁にレンジフードの内部を清掃せずに済みます。
「ひろびろシャワー」は、下に向かって水が広がるため洗い物の大小に関係なく効率的に洗えます。
パナソニック
パナソニックは料理のしやすさを追求したシステムキッチンが特徴です。 代表的な機能は、「ほっとくリーンフード」や「スゴピカ素材」で、頻繁にお手入れができない方でもキッチンを清潔に保てます。
「ほっとくリーンフード」は、レンジフードに付きやすい油汚れを毎回自動で清掃します。 煙の中の油をカットしているウォッシュプレートは、簡単に洗えます。 そのため、レンジフードの手入れをして、油汚れで手が荒れてしまう心配が要りません。
「スゴピカ素材」は、シンクやカウンターが水や油をはじく素材のため、サッとふき取るだけで清掃ができます。 キッチン周りの気になる水垢も、簡単に予防できるため清潔なキッチンに保てます。
トクラス
トクラスは、人工大理石やデザインが強みのメーカーです。 トクラスのシステムキッチンのおすすめのポイントとしては、トクラスオリジナルの人工大理石「クラストン」と段差のない「ハイバックカウンター」があげられます。
「クラストン」は、手入れが簡単にできる上質な人工大理石で、汚れが染み込みにくい素材のため、布巾でサッと汚れを拭き取れます。 熱や衝撃にも強く、もし傷が付いても市販のナイロンたわしで簡単に補修できます。
「ハイバックカウンター」は、カウンター奥のバックガードが高い特徴があります。 一般的にバックガードと壁の隙間を埋めるコーキング剤は、カビが発生しやすいので、日々の手入れが面倒に感じます。 また、コーキングのつなぎ目や段差がないなめらかな形状であるため、汚れが溜まりにくいです。
タカラスタンダード
タカラスタンダードのシステムキッチンの特徴としては、あらゆる箇所にホーローという素材を使用している点や「家事らくシンク」があげられます。
ホーローは、汚れや湿気に強く臭いも付きにくいため、タカラスタンダードのシステムキッチンではあらゆる箇所にホーローを使っています。 また「家事らくシンク」には、スライドまな板や水切りなど料理の効率を上げる機能が充実していているのも特徴の一つです。
クリナップ
クリナップのシステムキッチンは、高品質なステンレスを採用した商品が多く、耐久性の高い点が特徴です。 また、清潔な状態が長持ちする機能も従実しています。 代表的な機能としては、「ステンレスエコキャビネット」や「流レールシンク」があげられます。
「ステンレスエコキャビネット」は、シンクや作業スペースだけではなくキャビネットの骨組みにもステンレスを採用しており、湿気に強いためカビや臭いの元を寄せ付けない特徴があります。長くきれいに使いたい方におすすめです。
「流レールシンク」は、調理中や片付けの時にできたゴミが自然に流れる構造のシンクです。 また、ゴミが溜まる網かごもステンレス素材で、つなぎ目がなく掃除しやすい形状です。
メーカーの特徴は上記で解説した通りですが、専門の業者に相談すれば、ご要望に合った商品を紹介してもらえます。 まずは、専門の業者に見積もり依頼することをおすすめします。
システムキッチン交換の事例紹介
ここでは「リフォマ」に寄せられたシステムキッチンのリフォームの事例を3つご紹介します。 検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
【事例1】費用14万円
※許可を得て掲載しています。
詳細情報 |
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【費用】約14万円 |
【工数】4日 |
【リフォマへの依頼内容】キッチンの色を明るくしたい。 |
【業者コメント】ご要望通り、システムキッチンの面材を貼りかえて明るい雰囲気のキッチンに仕上がりました。 |
【事例2】費用35万円
詳細情報 |
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【費用】約35万円 |
【工数】4日 |
【リフォマへの依頼内容】見えないところの水漏れが心配、全体的に古いので同じようなタイプで交換して欲しい。 |
【業者コメント】30年以上使っているとの事、既存よりグレードを上げる必要もなく今と同じように使えればとの事で、同等タイプにて交換させて頂きました。 |
【事例3】費用120万円
詳細情報 |
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【費用】約120万円 |
【工数】12日 |
【リフォマへの依頼内容】憧れのオープンキッチンにリフォームしたい。 |
【業者コメント】壁付けレイアウトを対面スタイルに変更しました。床下空間での給排水工事が施工できない案件だったため、壁を一部造作して給排水のライニングをつくりました。ライニングはタイルで仕上げ一体感をもたせました。 |
まとめ
キッチンのリフォームにかかる費用は、商品と施工内容によって大きく変わります。 メーカーの多くは、上質なハイグレードモデルとシンプルなスタンダードモデルのように、お客様ごとのニーズに沿った商品を展開しています。
こだわりある、利便性の高いキッチンを実現したい場合はハイグレードモデルが良いですが、価格は割高になります。 低予算の中でリフォームを実現したい場合は、スタンダードモデルを選び、素材もグレードが低い商品を選ぶと良いでしょう。
システムキッチン(台所)リフォーム・交換の費用相場
リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした システムキッチン(台所)リフォーム・交換 を行う場合の概算費用です。
- 既設壁付け型キッチンをⅠ型システムキッチンに交換
- 40万円〜110万円
- 壁付けシステムキッチンから対面式のペニンシュラ型に交換
- 60万円〜200万円
- 壁付けシステムキッチンからアイランド型に交換
- 200万円〜550万円
- ガスコンロからIHコンロに交換
- 150,000円〜300,000円
- レンジフード交換
- 40,000円〜100,000円
- 食器洗浄機取り付け
- 20,000円〜150,000円
まずは相談から
いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!
まずは相談から
キッチンリフォームのお役立ちコラム
Q.キッチンリフォーム中はキッチンは使えない?
キッチンリフォームの工事の間は、キッチンを利用することはできません。
システムキッチンの入れ替え程度のリフォームであれば、1~3日程度の施工期間で済みますが、キッチンの位置を移動させる大掛かりなリフォームとなると、給排水管や排気用ダクト、電気配線等の工事も必要となるため、その分施工期間も長くかかります。
キッチンが長く使えないと困るという方は多いでしょう。使えない期間、調理はホットプレートやカセットコンロを代用したり、洗い物は洗面所や浴室を利用するのも一つの手だと思いますが、行程の組み方でキッチンが使えない日を短くしたり、新しいキッチンが設置されるまで仮設のキッチンを有料または無料で設置してもらえたりもしますので、まずは施工前に業者さんに相談し、早くから対応策を検討しておくことをおすすめします。
Q.キッチンのリフォーム・交換のタイミングは?
キッチンの耐久年数は10年〜20年といわれています。
お手入れやメンテナンスの頻度によって変わってきますが、耐久年数を超えると何らかの不具合が起こります。
下記の3点で当てはまるものが1つでもあれば、キッチンのリフォームを検討しましょう。
【その1】ライフスタイル・家族構成の変化
子供ができ家族が増えたり、両親が高齢になって二世帯での生活へ切り換えるなど、ライフスタイルに変化があったときは、リフォームを考えるタイミングです。
例えば、家族の人数が増えて洗い物の量が増えると、食洗機があると便利です。
また、小さなお子様があやまって火をつけてしまったり、大人でも火を消し忘れたりする事故は心配ですよね。 そのため、安全機能を備えた最新の機器に変えるというのも良いかもしれません。
これまでの生活に変化が伴うときにはシステムキッチンのリフォームをおすすめします。
【その2】キッチンのパーツが故障した
キッチンはシンク(洗浄設備)・調理台・コンロ・収納などさまざまなパーツから成っています。 各パーツの耐久年数はそれぞれ異なっているので、それぞれのパーツの耐久年数や不具合の起こり方について把握しておきましょう。
例えば、レンジフードであれば10年くらいで異音が出始めます。ガスコンロやIHも10年くらいで反応が悪くなります。 「まだ使えるから」といって使い続けてしまうと、生活に支障をきたしたり、余計にガス・電気代がかかるなど損をしてしまうかもしれません。
一部のパーツが故障したタイミングでリフォームを検討してみても良いかもしれません。
それぞれのパーツの耐久年数と不具合の起こり方については、下記の通りとなっています。
※1 ラジエータは、IHクッキングヒーターのトッププレートの下にニクロム線を過巻状に埋め込んだ調理器具です。ニクロム線が発熱体となり、高温になることでプレート上の鍋やフライパンを熱します。
修理しても再発して余計に費用がかかる恐れがあるので、耐久年数を過ぎた設備は交換をおすすめします。
【その3】使い勝手に不便を感じる
現状のキッチンの使い勝手に不満を感じている場合は、リフォームで解決できるかもしれません。 キッチンは使用頻度が高いので、少しの不満でもストレスが溜まりやすいです。
快適なキッチンは家事の質向上に繋がるので、少しでも不便を感じたら、システムキッチンのリフォームをおすすめします。
Q.キッチンのリフォーム・交換の内容の種類は?
キッチンのリフォームは目的によって大きく3つの内容に分かれます。
リフォームの内容によっては費用が大きく変わるので把握しておきましょう。
旧式のキッチンをシステムキッチンに交換する
旧式のキッチンをシステムキッチンに交換する場合は、新しく導入するキッチンのサイズを確認しておきましょう。
システムキッチンには規格があり、旧式のキッチンから交換する場合は、サイズが合わないケースがあります。
メーカーの中には、オーダーメイドサイズの商品やジャストフィットサイズの商品もあるので、サイズ選びには注意しましょう。
機能性を向上させる
キッチンの機能性を向上させるリフォームには、収納スペースを拡げたり、食器洗浄器を取り付けたりします。
一部分のみのリフォームもできますが、旧式キッチンの一部をリフォームする場合は、かえって費用がかさみます。
リフォーム前のキッチンがシステムキッチンであれば、同じ規格のパーツを選べば、サイズはフィットします。
ただし、リフォーム前のキッチンが旧式のキッチンだと、サイズを合わせるための施工が必要になるかもしれません。
リフォーム前のキッチンが旧式の場合は、システムキッチンに全面リフォームしてしまった方が良いかもしれませんね。
ガスコンロをIHクッキングヒーターへ交換
最近では、安全で掃除も簡単なIHクッキングヒーターへリフォームするご家庭が増えてきています。 IHクッキングヒーターへリフォームでは、電気契約と分電盤の確認が必須になります。
IHクッキングヒーターを取り付けるには、分電盤に専用の予備回路が必要です。
電気契約も50A以上が必要なので、アンペアブレーカーと漏電遮断器取替え工事が入ります。
オール電化はご家庭のガスの供給を停止し、すべて電気からの供給へ変換することです。 ガスによる大気汚染を軽減し、自然に優しい取り組みとして近年注目されています。 キッチンでは、給湯器も通常ガスから供給されますが、エコキュートと呼ばれる電気式の給湯器を取り入れられます。
Q.システムキッチンとは?
システムキッチンは、シンク(洗浄設備)・調理台・コンロ・収納などがワークトップという天板で繋がって一体化したキッチンです。 特徴として、高いデザイン性があり機能性・効率性にも優れています。
キッチンの各パーツの色や素材を自由に選択できます。そのため、それぞれのパーツで同じ色や素材を選択することで、キッチンのデザインに統一性を持たせられます。
また、寸法や形のバリエーションも豊富なため、柔軟に間取りや広さを設計して、キッチンのスペースを有効に活用することができます。 シンク(洗浄設備)・調理台・コンロ・収納などが一体化しているため、手入れが楽という点も大きなメリットです。
ITクッキングヒーターや食器洗い乾燥機などの最新の設備を設置することもでき、機能性・効率性も充実しています。
システムキッチンはデザイン性・機能性の幅の広さから、家事として作業になりがちな料理を楽しくできるといった特徴が注目され人気が集まっています。
Q.システムキッチンと旧式のキッチンの違いは?
旧式のキッチンは、システムキッチンと違い、シンク(洗浄設備)・調理台・コンロ・収納などのパーツが別々で設置されていて、セパレート(セクショナル)キッチン」「ブロックキッチン」と呼ばれるものを指します。
パーツが別々で設置されているため、継ぎ目でどうしても汚れや埃が溜まってしまいます。
それに対し、システムキッチンはシンク(洗浄設備)・調理台・コンロ・収納などが一体化しているため繋ぎ目がなく、汚れや埃が溜まりづらく掃除もしやすいので、キッチンを清潔に保てます。
また、システムキッチンへのリフォームをする場合は、ほとんどがオーダーメイドです。 選択したパーツを工場で作り、現場で組み立てて細い加工を行うため、現場での作業の手間が増える分の施工費用が高くなります。
旧式のキッチンへのリフォームをする場合は、持ち込んだパーツをただ配置するだけなので、施工費用が安く抑えられるメリットがあります。
Q.キッチンの収納リフォームにかかる費用は?
キッチン収納は「開き扉タイプ」か「引き出しタイプ」かで価格が変わります。 システムキッチンの商品の中には収納のタイプを選べる場合があり、特徴は次の通りです。 基本的には、引き出しタイプが割高な傾向にあります。 理由も合わせて見ていきましょう。
引き出しタイプ
引き出しタイプとは、収納部分が引き出しになっていて、鍋や調理器具を出し入れしやすくしたタイプです。 引き出せるので深くかがむ必要がなく、足腰に負担がかかりにくくなっています。
しかし、鍋の蓋などを何枚も収納する場合は、重ねて収納すると下にしまった家具が取りだしにくくなります。
仕切りを設け、安定して立てかけるように工夫すると利便性が向上します。
引き出しタイプは収納の利便性を向上させた分、取り付けの工程や材料も多く必要となるので、費用が割高になるのです。
開き戸タイプ
開き戸タイプとは、従来のキッチンで広く使用されてきたシンク下の収納です。
開き戸タイプのデメリットは、空間にデッドスペースができてしまう点です。 鍋を収納しても重ねることができなければ上部に空間ができるので、利便性が低いです。
しかし、100円ショップで購入できる台を使用すれば、空間に高さを作れるのでデッドスペースを埋めつつ、収納力を向上させられます。
開き戸は蝶番で扉を固定するので、材料も少なく簡単な作業なので費用も割安で取り付けられます。
渡邊 一伸(ナベさん)