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カーテンレールは家に必ず付いている物と思っている方も多いかと思いますが、取り付けるカーテンとマッチしたカーテンレールを選ぶことができるように、最近はカーテンレールが付いていない物件もあります。
カーテンレールが付いているカーテンも豊富にあるため、気に入ったカーテンを取り付けるためには、元からカーテンレールが付いていない方が良い場合もあります。
ここではカーテンレールを取り付ける方法と注意点をご紹介します。
新築物件を施工した業者に取り付けを依頼する
新築物件を施工する業者であれば、ほとんどがカーテン専門店と提携しているため、カーテンのオーダーもできます。施工業者が間に入ることで工事が終了した時にはカーテンレールの設置も完了していますので、カーテンのかかった状態での引き渡しが可能です。
すぐに引っ越しをする場合でも、カーテン取り付けの日程が合わずにカーテン無しで何日か過ごさなければいけないという状況を避けることができます。
簡単にカーテンレールを設置できるメリットはありますが、施工業者の仲介手数料が発生するため、費用が高くなる傾向にあります。
カーテン専門店に取り付けを依頼する
ご自身でカーテン専門店を探して、カーテンの注文と併せてカーテンレールの設置依頼することも可能です。何か所も取り付けを依頼する場合、値引きをしてくれる専門店もあります。
仲介手数料がかからないため、施工業者に依頼する場合と比較すると費用が抑えられます。
注意点として、引っ越しと同時にカーテンがかかっているようにするためには施工日程を調整する必要があります。
自分で取り付ける
様々な理由から、市販のカーテンレールをご自身で取り付ける方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、適切に取り付けられていないと、ご自宅に不要な穴を開けてしまう可能性があります。そこで、カーテンレールをご自身で取り付ける際の正しい方法をご紹介します。
取り付ける前にドライバー、メジャー、下地探し(ネットやホームセンターで購入可能)、定規(5㎝幅のものが望ましい)を用意しておきましょう。
下地を探す
カーテンレールはビス止めをしますが、ビスを打つ場所の奥には木や鉄の下地があります。下地の無い場所にビスを打ち込むと、カーテンの重みでカーテンレールごと外れてしまいます。
下地は窓のすぐ上からおおよそ20㎝ほど上までの間と、窓枠の端と真ん中付近に3か所入っています。壁を叩くと音が変わる場所がありますので、その辺りに下地探しを押し込んでください。最後まで押し込める所には下地はありませんので、少しずつ横にずらしながら、最後まで押し込めない場所を探してください。
見つけたら縦にずらしてもう一度押してみてると、押し込めない所があります。そこに下地の木や鉄が縦に入っています。下地が見つからない場合は特殊な方法での取り付けになりますので、施工業者に依頼しましょう。
カーテンレールの取り付け位置を決める
窓枠から約2㎝外側、約5㎝上側に取り付けます。カーテンレールを窓枠と平行に取り付けることがポイントです。窓枠の上に横から定規を乗せ、その上にブラケットを当てます。定規を使うことで正確に平行な位置を知ることができます。
決めた位置が分からなくなることを防ぐために、取り付け位置に鉛筆などでマーキングをしましょう。
カーテンレールを取り付ける
下地探しとカーテンレールの取り付け位置が決まれば、あとは壁に穴を開けてビス打ちし、ブラケットとレールを取り付けるだけです。下地の場所を確認し、カーテンレールの取り付け位置が決まっているおかげで、素早く安全にカーテンレールを取り付けることができます。
カーテンレール取り付けの際に注意すること
業者に依頼するにも、ご自身で取り付ける場合にも、カーテンレールとエアコンや棚などを近づけすぎないようにしましょう。
カーテンレールが邪魔して家電や家具が設置できない場合、せっかく決めたカーテンレールの位置を変更したり、カーテンの丈を切らなくてはいけないことがあるためです。
家電や家具が揃う前にカーテンレールを取り付けなくてはいけない場合、家電や家具の設置位置を決めてから、カーテンレールのサイズを慎重に考慮して選ぶ必要があります。
まとめ
カーテンレールをトラブルなく取り付けるためのポイントをご紹介しました。安全に、そして迅速に取り付けるためにはプロに依頼しましょう。しかし、ご自身で取り付けるのと比較すると費用はかかります。
正しい手順と注意点を守れば、ご自身での取り付けも可能です。
プロに依頼する場合でもご自身で取り付ける場合でも、家電や家具の位置も併せてカーテンレールの取り付け位置を決めることが重要です。
費用や取付日程、取り付け位置など、あらゆる点を考慮してカーテンレールの取り付け方法を決めましょう。
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