カーテンレールの種類:機能性と装飾性に着目して選びましょう
出典:lickr.com
カーテンは、窓まわりの機能としても装飾としても欠かせない存在です。
カーテンの色やデザインを変えるだけで、部屋の雰囲気が大きく変わります。
カーテンを取り付ける器具がカーテンレールです。
カーテンレールは主に3種類あり、それぞれ特徴があります。
- 機能性カーテンレール
- 装飾性カーテンレール
- テンションポールタイプ
カーテンレールを選ぶ時に注目するポイントは、機能性と装飾性です。
カーテンの選び方によって部屋の雰囲気は変わってきますので、全体のバランスを見て選びましょう。
機能性カーテンレール
集合住宅の場合、カーテンレールはこのタイプが取り付けられている事が多いです。
機能性カーテンレールは、アルミや樹脂製などの軽くて丈夫な素材が使用され、開け閉めがしやすいように作られています。
レール自体はシンプルで目立たないデザインが多く、装飾的な役割はありません。
機能性カーテンレールには、「シングル」と「ダブル」の2種類があります。
レールが1本のシングルは、カーテンを1枚で済ますときや、ブラインドやシェードなどと併用する場合に使用されます。
一方、レールが2本あるダブルは、レースと厚手の遮光カーテンなど、2枚取り付ける際に使われます。
室内のコーディネートにこだわらない方やシンプルに仕上げたい方、装飾性より機能性を選ぶという方にはおすすめです。
装飾性カーテンレール
装飾性レールはインテリア性の高いカーテンレールです。
カーテンとの相性や組み合わせで、部屋全体のコーディネートを考えることができます。
様々なデザインから選べるところが長所でもあり、カーテンで隠さずあえて見えやすいよう設計されています。
木製、アルミ製、真鍮製などが多く、質感によっても印象が変わります。
木製のものは温もりがあり、木目調の家具やインテリアと相性が良いです。
フローリングとも相性が良いため、部屋に統一感が出ます。
また、アルミ製や真鍮製は、スタイリッシュなものからクラシックなデザインまでデザインも幅広く、照明器具からの光の当て方によっても表情が変わります。
装飾性カーテンレールは、デザインが重視されるため少し使いにくいところが短所でした。
しかし、最近では機能面も考慮した機能性装飾レールと呼ばれるタイプも増えており、インテリアとして「見せる」デザインでありながら、機能性レールと同様の使いやすさも実現しています。
テンションポールタイプ
トイレや階段などの小窓に使われることが多いのが、テンションポール型のカーテンレールです。
取付金具の代わりに突っ張り棒などで設置します。
ポール状のカーテンレールに、カーテンやレースを通して掛けます。
カーテン取り付け方法
3種類のカーテンレールをご紹介しました。
お気に入りのカーテンレールを選んだら、カーテンの正しい取り付け方を知っておきましょう。
カーテンの取り付け方には2種類あります。
- 正面付け
- 天井付け
カーテンレールの種類によって、カーテンの取り付け方法に向き不向きがありますので、ここでしっかりと確認しましょう。
正面付け:機能性カーテンレールに適した方法
正面付けは機能性カーテンレールに適した方法です。
レールを隠すために4cmほど高さに余裕があります。
レールより高い位置にカーテンがあるので、光が漏れる心配はありません。
装飾性カーテンレールを選んだ場合、正面付けで取り付けてしまうとせっかくのデザインがカーテンに隠されて見えなくなってしまいます。
天井付け:装飾カーテンレールに適した方法
天井付けは装飾カーテンレールに適した取り付け方法です。
カーテンの上部とレールの間に少し隙間ができるため、カーテンレールが見えるように取り付けることができます。
デザインにこだわった装飾カーテンレールを活かすことができますが、隙間から光が漏れてしまうという欠点があります。
まとめ
最後に、ここまで確認したカーテンレールの種類と、カーテンの取り付け方をまとめます。
- 機能性カーテンレール
- 装飾性カーテンレール
- テンションポールタイプ
カーテンレールの種類は、機能性や装飾性に着目して選びましょう。
- 正面付け:機能性カーテンレールに適した方法
- 天井付け:装飾カーテンレールに適した方法
カーテンレールの種類にはこの3種類があり、それぞれに適した取り付け方法があります。 カーテンは部屋の印象に大きな影響を与える装飾品にもなりますので、機能面と合わせてお部屋のイメージで選びましょう。
いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!
まずは相談から