2017年10月12日

カーテンレール取り付けの注意点

カーテンレールを取り付ける際の注意点は、下地の確認と、正確な採寸の二つです。 この2点を押さえ、ご自身の部屋にピッタリのカーテンレールを取り付けましょう。

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下地を確認:下地がないとカーテンレールを取り付けられない

出典:flickr.com

下地とは、カーテンレールを固定するビスを打ち込む場所です。
カーテンレールを取り付ける窓サッシの上部には、木や鉄でできた下地が必ずあります。

「下地材感知器」や 「プッシュ式下地探し」といった道具を使って、下地の場所を正確に把握します。他には、手で壁を叩いた時の音で聞き分ける方法もあります。

もしDIYで取り付けをするのであれば、この下地を確認することが最も重要です。 下地の確認をせずにカーテンレールを取り付けてしまうと、固定されずにカーテンの重みで落下する危険性があります。 カーテンレールや、取り付けをした壁材を破損させてしまう恐れもあります。

下地探しは非常に重要な作業ですので、確実に取り付けるためには業者に依頼することをおすすめします。 下地を正確に探し出してくれる、専門知識を持った信頼できる業者に依頼をしましょう。

取り付ける位置:周囲の物との干渉に注意

次に、カーテンレールを取り付ける場所の周囲を確認しましょう。
窓が部屋の角にある場合は壁が邪魔をしたり、エアコン部と干渉してしまうことがあります。
希望のレールがあっても、取り付ける場所によっては長さや幅の関係から取り付けができない場合があります。

特にデザイン性が高く装飾部分が突出している装飾レールなどは、窓枠の近くに十分なスペースが必要となることを頭に入れておきましょう。

カーテンレールの採寸

カーテンを適切に使用するためには、カーテンレールを正しく採寸して取り付けることが重要です。 特に装飾レールは個性的な形をしたキャップ部分がエアコンや壁と干渉する可能性が高いため、正確な採寸が必要です。

実際にカーテンレールを取り付け始めてから失敗に気がついたという場合は、無駄に壁を傷つけることになりますので注意しましょう。

機能レール

機能レールは、窓枠外寸法から左右それぞれ5~10cm程度余裕を持って測ります。バランスを良くするため左右同じ寸法で離しましょう。

光の漏れや日差しの差し込みを防ぐとともに、カーテンを開いて左右にまとめた際、邪魔にならないようにするのがポイントです。 取り付けるカーテンの厚みによって寸法を調節しても良いでしょう。 例えばレースや薄いカーテンであれば5cm程度厚手のカーテンは10cm程度余裕を持たせるとカーテンを開いてもすっきりとまとまります。

取付の高さは、窓枠上から5~10cm程余裕をもたせた位置がおすすめです。
高すぎず低すぎないよう、見た感じがちょうどよい高さを探しましょう。

装飾レール

一般的に装飾レールは正面付けで取り付けます。窓枠外寸法から左右それぞれ10~20cm程度は余裕を持たせましょう。 高さは窓枠の上から10cm~20cmほどの位置がおすすめです。

装飾レールはカーテンで隠さずに見せるためのものですので、機能レールよりもインテリア性が高く、存在感があります。 窓の周囲と干渉しやすいので寸法する際は、サイズに余裕を持たせましょう。

タッセルと房掛けの位置:下になりすぎないように注意

カーテンを左右にまとめる帯状の物が「タッセル」、タッセルを固定している金具が「房掛け」です。 このタッセルと房掛けの適切な位置は特に決まりがありません。自分で決めるとなると悩ましいポイントですよね。

カーテンの真ん中より下の位置に房掛けを取り付けると、大体の場合タッセルもちょうど良い位置に落ち着きます。 あまりにも下すぎると、カーテンの上の部分が広がりすぎてまとまらず、見栄えが悪くなってしまうので注意しましょう。

DIYの注意点

DIYでカーテンレールを取り付けられる場合は、必要な道具を揃えることから始まります。

  • メジャー
    カーテンレールを設置する場所の採寸に使用します。
    スチール製の物が計りやすく、望ましいです。

  • ドライバー
    カーテンレールを固定するブラケットは、ドライバーで取り付け・取り外しを行います。

  • 下地探し
    下地探しはDIYで最も重要な作業です。専門業者でない場合は音で聞き分けることは難しいので、「下地材感知器」や「プッシュ式下地探し」を用意しましょう。

  • 曲尺
    レールの取り付け位置の出幅と高さを正確に測ることができます。
    メジャーでも代用できますが、あるとなお便利です。

  • 鉛筆
    ビスを打つ場所は正確に把握する必要があります。
    寸法を計り、鉛筆でマーキングして丁寧にビスを打ちましょう。

  • 脚立
    カーテンレールの取り付けは窓の上に行いますので、高い位置での作業になります。安全に作業ができるように準備しましょう。

  • ノコギリ
    レールの長さを調節する時に、ノコギリを使ってカットします。レールの素材にあった物を使いましょう。

まとめ:下地の確認と正確な採寸を心がける

最後に、カーテンレールを取り付ける際に注意するポイントをまとめます。

  • 必ず下地に固定する
  • 周囲の物と干渉しないように取り付ける
  • 事前に正確に採寸すること
  • DIYする場合は、必要な道具を揃えること

業者に依頼する場合と、DIYで取り付ける場合、両方において下地の確認正確な採寸が大切といえます。 この二つのポイントを押さえて、ご自身の部屋にぴったりなカーテンレールを取り付けましょう。

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