Sとは
出典:photo-ac.com
クリナップには4種類の人工大理石ボールタイプの洗面化粧台と、1種類の陶器ボールタイプの洗面化粧台があります。Sは人工大理石ボールタイプで、上から2番目のグレードの洗面化粧台です。高級感のあるデザインに加え、メンテナンスのしやすさにこだわった商品でもあります。
Sはクリナップのキッチンのノウハウを取り入れた洗面化粧台で、キレイを維持し、キレイを作るというコンセプトで作られています。
Sの価格
クリナップの洗面化粧台「S」には間口が75cm、90cmの2サイズありますのでそれぞれについて価格をご紹介します。
間口75cmの価格
ウォールキャビネット
¥24,000 ~ ¥30,000
ミラーキャビネット
¥47,000 ~ ¥109,000
洗面化粧台
¥135,000 ~ ¥213,000
間口90cmの価格
ウォールキャビネット
¥30,000 ~ ¥38,000
ミラーキャビネット
¥59,000 ~ ¥125,000
洗面化粧台
¥145,000 ~ ¥226,000
Sの特徴
Sはデザインだけでなく、使いやすさにもこだわった洗面化粧台です。Sの特徴となるこだわりポイントを見ていきましょう。
こちらのページではクリナップの洗面化粧台の特徴を詳しく解説しているので、併せてご確認ください。
洗面化粧台はクリナップで決まり! 特徴やメリット・デメリットも解説
ボールのキレイを維持する「流レールボール」
2016年のグッドデザイン賞を受賞した流レールボールは、髪の毛や石鹸の泡などが自然と排水口に流れるよう設計されています。通常はボールの中央を低くし、水がすぐに流れる構造をとりますが、流レールボールは中央を高くすることで、ボールを囲むように周囲に浅い溝を作り(流レール)水の流れを意図的に作り出しています。
この逆転の発想は水をボール全体に行き届かせ、自然と髪の毛や石鹸残りを集めて排水溝まで運びます。
使うたびに流した水が掃除をしてくれるので、Sの洗面ボールはいつでもきれいな状態を保ちます。また、人工大理石を採用しているため、水流で流れないような汚れも拭き掃除で簡単に落とすことができるとともに、陶器やホーローに比べて強度があるため重いものを落としても割れにくいという特徴もあります。
キレイ長持ち「ステンレスキャビネット」
洗面化粧台のキャビネット内部は、どうしても湿気が溜まりやすくなります。従来の洗面化粧台のキャビネットは、湿気により腐ったりカビが生えてしまうことに加え、洗剤の臭いが付きやすいというデメリットもありました。
Sではキッチンのノウハウを活かし、キャビネットにステンレスを採用することで耐久性を高め、お手入れもしやすく長寿命を実現しています。
もちろんメンテナンス性も高いため、万が一洗剤などをこぼしてしまっても色残りや臭い残りを防ぎ、長年きれいなままお使いいただけます。
Sのアイテム
Sの特徴的なアイテムとして「流レールボール」と「ステンレスキャビネット」をご紹介しましたが、他にも便利な機能が搭載されていますので詳しくご紹介します。
壁出し水栓
水栓が壁から出ているスタイルを採用しています。汚れの溜まりやすい水栓部分を壁に取り付けることで、水や汚れが溜まるのを防ぎます。吐水はストレートとシャワーに対応し、ホースも引き出せるためお掃除も楽々。節湯対応水栓を採用しているため、無駄なガスや電気の使用を防ぎ、約30%の省エネができます。
トールキャビネット
オプションで用意されているトールキャビネットは、開口15cm~45cmまで対応。片側収納タイプ・扉タイプ・ミラータイプの3つのタイプから選ぶことができます。化粧品などの小物をはじめタオルや衣類まで収納でき、空きスペースを収納として有効的に使うことができます。ライフスタイルや用途に合わせて、理想の洗面化粧台へカスタマイズできます。
メリット・デメリット
ハイグレードな洗面化粧台Sの特徴について見てきました。使いやすさにこだわった機能が満載ですが、メリットもあればもちろんデメリットもあります。
メリット
- デザイン性が高く、見た目が良い
- 汚れにくく、ついた汚れを落としやすい
- 収納が多く洗面化粧台まわりがすっきりする
Sのメリットはやはり、デザイン性の高さとメンテナンス性の高さにあります。高級感がありながらも、その美しさを維持することについて追求した洗面化粧台。きれいを追求した独自のデザインは、他社ではなかなか見ることのできないでしょう。
また通常のキャビネットでも十分な収納力がありますが、サイドキャビネットを組み合わせることで、洗面化粧台周りのものをすべて収納でき、生活感を出さず見た目がすっきりします。
デメリット
- 価格が高い
- 色の選択肢が少ない
ハイグレードラインに位置しますので、価格帯は高くなります。また、カラーの選択肢が広くないため、理想通りの洗面台カラーのご用意ができない場合があります。オリジナリティを出しにくいという点は、Sの数少ないデメリットのひとつと言えます。
まとめ
クリナップのハイグレード洗面化粧台Sはデザイン性が高いことは言うまでもなく、メンテナンスしやすく、日常使いでもきれいを維持しやすい構造を取り入れています。「いつまでも美しさを保つ」ことを重視した洗面化粧台で、長く使うことを想定した商品です。
「洗面化粧台の使い勝手やメンテナンス性も重視しつつ、デザインもこだわりたい」「洗面化粧台の面倒な掃除から開放されたい」という方におすすめの洗面化粧台です。
クリナップのS以外の洗面化粧台については下記にまとめていますので、洗面化粧台を選ぶ際の参考になさってください。
また、こちらのページでは洗面所リフォームの施工事例やその他お役立ち情報をまとめています。 洗面所リフォームをご検討の方はぜひ参考にしてください。
洗面所リフォームと併せてお風呂のリフォームを検討している方は、クリナップのユニットバスも参考にしてみると良いでしょう。
お風呂のリフォーム全般については下記にまとめてあります。
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