2016年9月23日

雨漏りがまさかの外壁から!? 修理方法と予防法を分かりやすく解説

雨漏りは屋根だけではなく、外壁などが原因で起こることもあります。外壁の劣化によって雨漏りが起こることを防ぐためには、定期的なメンテンスが必要です。

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「雨漏りの原因は屋根によるもの」と思っていませんか?雨漏りは外壁による原因で起こることもあります。
外壁からの雨漏りの原因や修理方法などについて解説していきます。

外壁から雨漏りするって本当?

雨漏りの原因は屋根にあるとは限らず、天窓や軒天、外壁など多岐に渡る場所から、雨水が侵入して雨漏りが起こることがあります。住宅は雨が上から降ってくるものとして、雨水が侵入しないように対策が講じられています。しかし、台風などの自然災害の際には、雨が下から吹き上げることもあり、屋根と壁の継ぎ目といった箇所から雨水が侵入することも、雨漏りの原因となるのです。

外壁から雨水が侵入した跡を見つけたら、雨漏りが起こる可能性があることを認識しておきましょう。

外壁から雨漏りする原因 

外壁は外装材としてサイディングやタイルを張ったり、塗装を施したりすることで雨水の侵入を防いでいます。
しかし、外壁材やシーリングの劣化、壁の損傷によって雨漏りが起こることがあるのです。外壁のサイディングやタイルにひび割れや欠け、浮き、が生じていたり、塗装面の塗膜がひび割れたり、劣化したりしてしまうと、雨水の侵入を招きます。
また、シーリングにひび割れが起こるなど、変質してしまうことも雨水が侵入する原因です。

外壁が雨漏りしていると思ったときのチェックポイント

気づかないうちに雨漏りが起こっていないか、あるいは、雨漏りが起こる恐れがないか、外壁をチェックするポイントは3つです。

  • 壁にひび割れがないか
  • 壁に触ると白い粉がつかないか
  • 壁にカビが生えていないか

壁やシーリングにひび割れがあると、雨水の侵入経路となります。壁に触ると白い粉がつくのは、「チョーキング」といわれ、塗膜が劣化してきている状態です。壁にカビが生えている場合には、既に壁の内部に雨水が侵入している可能性が高いです。

外壁が雨漏りしたときの補修方法

では、雨漏りが起きたらどのように補修するのでしょうか。

サイディングのひび割れによる雨漏りでは、ひび割れの程度によって、シール材やエポキシ樹脂を注入して補修するか、サイディングの張り替えを行います。シーリングのひび割れなどの劣化がみられる場合には、シーリングの打ち直しが必要です。モルタル下地にひび割れが起きている場合にも、シーリングの注入などの補修を行った後で、塗装をします。

ただし、雨水が侵入していた期間が長期に渡り、柱や壁などが損傷している場合には、大掛かりな工事が必要となります。

外壁からの雨漏りを予防するには?

外壁からの雨漏りが生じてから補修工事を行うと、内部への雨水の侵入状況によっては、大掛かりな工事費用を要します。また、補修工事のやり方によっては、美観が損なわれてしまいます。そこで、外壁からの雨漏りを防ぐためには、定期点検やメンテナンスが欠かせません。外壁の塗り替えやシーリングの打ち直しを定期的に行い、定期点検で外壁材のひび割れを見つけたら、すぐに補修工事を行うことで、住まいが大きく損傷することを防ぐことができるのです。

雨漏りが起きてから外壁の修理をするのではなく、外壁から雨漏りが起こらないように、定期的なメンテナンスをしておきましょう。適切なメンテナンスを行うことで、きれいな状態で維持することもできます。

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