2016年11月1日

外壁の防水工事を分かりやすく解説!防水シートの役割とは?

防水工事は、屋上やベランダ、外壁などへ行われます。木造住宅の外壁への防水工事では、サイディングなどの下に防水シートが貼られています。

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防水工事は屋上やベランダだけではなく、外壁でも行われています。サイディングやモルタルなどで覆われている外壁も、なぜ、防水シートの施工が必要なのでしょうか。外壁の防水シートによる防水工事についてまとめました。

外壁の防水工事の主な内容

防水工事とは建物の内部に雨水が浸入することを防ぐ工事をいい、陸屋根や屋上、ベランダ、外壁が施工場所です。
陸屋根や屋上、ベランダでは、ウレタン防水やFRP防水、シート防水といった施工方法が一般的となります。
木造住宅の外壁はモルタルやサイディングなどの外壁材が施工されますが、防水シートを下張り材として使用することで、雨水の浸入を防ぎます。

防水シートを構造用合板の上にタッカーで張る際には、下から張って上から重ねるようにし、上下方向は100㎜、横の場合には300㎜以上の重ね代をつくることがポイントです。特に、サッシまわりは、雨水が浸入して雨漏りが起きやすいため、防水テープを使った施工が行われています。

外壁に設置する防水シートの役割とは

一般的な住宅では、サイディング外壁やモルタル外壁が多く、外壁材によって雨水の浸入はほとんど防げます。しかし、モルタルやサイディングの割れ、サイディングの継ぎ目にあるシーリングの劣化、サッシと外壁材の取り合い部分の隙間などから、雨水が浸入する恐れがあります。また、サイディングの裏側に結露が発生することもあります。そこで、外壁材では防げない雨水や結露による水分が、構造体に入っていくのを防ぐため、防水シートが必要となるのです。

壁の内部に湿気が溜まって内部結露が起こると、カビが発生する原因となってしまいます。そこで、外壁の防水工事では、透湿防水シートを使い通気層を設ける外壁通気工法が採用されることが多いです。

外壁の防水工事にかかる費用はいくら?

外壁で防水シートを施工する工事は単独では行われませんので、外壁の張り替えのときに行うことが想定されます。モルタル外壁からサイディング外壁へ変える場合には、重ね張り工法もありますが、モルタル外壁を撤去して、防湿シートの施工にサイディングを張る行う方が望ましいです。 外壁に透湿防水シートを張る工事は、一般的な二階建ての戸建て住宅で、材料費と施工代を合わせて8万円ほどです。このほかに、足場代や外壁材の撤去費用、サイディングや下地材の材料費や施工代が必要です。

外壁材で覆われているから大丈夫と考えがちですが、外壁の防水工事として、外壁材の下には防水シートを張ることで、雨水が建物の構造体まで浸入するのを防ぐことができます。

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