2017年12月5日

トイレタンクに水がたまらないときの修理方法をご紹介! 料金相場も解説

タンクに水がたまらない修理方法と料金相場を解説しています。豊富な施工事例と価格相場を参考に、リフォマなら、トイレ水漏れ・つまりのトラブルに緊急駆けつけ・修理対応ができる、施工事例豊富な地域工務店を簡単に探して見積を依頼できます。「地域最安値」でタンクに水がたまらないしましょう。

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トイレタンクに水が溜まらない時の解消法 - 自分で出来る対処法と修理費用

家庭用水洗トイレにおいて、一番重要な役割を担っているのがトイレタンクです。そのため、トイレのトラブルで一番多いのがタンクだといわれており、ホームセンターでは、トイレタンク内部のさまざまなメーカーのメンテナンスパーツが所狭しと並べられています。 ここでは、特に多いとされている「なかなか水が溜まらない」というトラブルを解決する方法をくわしく解説していきましょう。

プロに依頼した場合の費用相場の目安

タンクに水がたまらないとき、業者に依頼したときの費用の目安をご紹介します。

各種トイレまわりの修理・交換対応と費用目安

タンク内部品交換(タンク脱着なし)

8,000〜12,000円

水栓タンク内部品交換(タンク脱着あり)

12,000〜16,000円

フラッシュバルブ交換

8,000〜11,000円

トイレタンク交換(内部金具含む)

15,000〜18,000円

止水栓交換

8,000〜11,000円

ボールタップ交換

8,000〜11,000円

ロータンク密結パッキン交換

10,000〜11,000円

ロータンク給水管パッキン交換

8,000〜11,000円

ロータンク給水管交換

10,000〜13,000円

ゴムフロート交換

8,000〜11,000円

ロータンクサイフォン交換

10,000〜13,000円

水が溜まりにくい原因とは?

まず真っ先に考えられるのが何らかの原因で止水栓が閉まっていたり、開いていたとしても開度が足りていなかったりしている場合

止水栓は簡単な振動や衝撃などの影響を受けやすく、簡単に栓が閉まったり緩くなったりすることがあります。 水が溜まりにくいと感じたら、止水栓をドライバーなどで調節して、適切な位置まで栓が開いているかを確認するようにしてください。

それでも改善しない場合は、トイレタンクの内部をチェックします。ゴムフロートとよばれるタンク内部の栓の役割をしているパーツがどのような状態にあるかを確認してみましょう。 「ゴムフロートに何らかの異物が引っかかっていないか?」「ゴムフロートに損傷がないか?」などをチェックし、不具合が見られた場合には、異物を取り除いたり、ゴムフロート自体を新しいものに交換したりするなどの処置を行ってください。

ゴムフロートの交換方法は、製造元によって違ってきますので、メーカーとロータンクに記されている型番の確認をしておきましょう。 よくタンク内の水を増やすために、ペットボトルなどを入れているご家庭がありますが、それらがゴムフロートに引っかかっている場合もありますので併せて確認しましょう。

その他、浮き球が何かに引っかかっていることも原因として考えられます。浮き球が他の金具やタンクの壁などに引っかかっていないかどうかも確認してください。

これらをチェックし処置をしたにも関わらず「水が溜まらない」といったトラブルが改善されない場合は、素人が修理するのは難しいでしょう。 それ以上触らずに専門業者に修理を依頼することをお勧めします。

トイレの水が溜まらない場合の直し方

トイレタンクの中は専門的な知識や技術がない素人が下手にいじってしまうと、余計にトラブルを拡大させてしまうこともあるので注意が必要です。 トラブルが発生した場合、原因がすぐにはっきりしない場合は速やかに専門業者に点検や修理を依頼した方が賢明といえるでしょう。 ここでは、簡単にできるトラブル解消法として「止水栓の開け方」「ゴムフロートのチェック方法」について解説していきます。

用意しておくもの

  • ゴム手袋
  • マイナスドライバー

止水栓の開け方

STEP1 止水栓を開ける
止水栓をマイナスドライバーで開けます。止水栓の溝にドライバーをあてて回転させて調節してみましょう。 反時計回りに回すと栓が開く状態になり、時計回りだと閉じます。(止水栓自体が経年劣化などで損傷していると、ドライバーが回らない場合があります。その際には無理に回さないようにして専門業者に依頼してください。)

STEP2 止水栓を開けても水が溜まらない場合
止水栓が正常な開き方をしているのにもかかわらず、タンクの中に水が溜まる気配がない場合には、タンク内かタンク自体に問題がある可能性が高いです。

ゴムフロートのチェック方法


ゴム手袋をはめて、まずは浮き球がタンクの壁面、そのほかの金具に干渉していないかをチェックします。

次にタンク内で栓の役割をするゴムフロートが何かに引っかかってしまっていないかをチェック。 例えば、タンクの中に入っている固形タイプの洗浄剤がゴムフロートの動きに何らかの不具合を与えてしまい、結果的に水が常に流れてしまっている状態になっていることもあり得ます。その場合には、洗浄剤の位置を移動させて、ゴムフロートがきちんと閉まるように調節してみてください。

それでも水が溜まらない場合は、ゴムフロートそのものが劣化してしまっている可能性があります。 部品そのものが劣化すると、そこから水が漏れてしまうので、新しいゴムフロートを購入して取り換えるようにしましょう。

ゴムフロートはホームセンターやショッピングサイトなどでも購入することができます。 必ず事前に確認して同じサイズのものを購入するようにしましょう。

ここまでの作業が完了しても、なお改善が見られないようであれば、速やかに専門業者に依頼することをお勧めします。

トイレタンクに水が一向に溜まらない状態になってしまうと、常に水が流れっぱなしになってしまうことになり、 そのぶん水道料金も余計に負担しなければならなくなってしまいます。

チェックする場所は、止水栓とタンク内の浮き球・ゴムフロートだけなので、原因は比較的簡単に特定することができるでしょう。 不具合を感じたらまず、原因を特定し、早めに対処するようにしてください。

予防方法と注意点

定期的にトイレタンクの中をメンテナンスしていれば、ほとんどのトラブルを予防することが可能です。 タンク内を綺麗に掃除しておくことも大切ですが、パーツなどが古いと感じたら、販売店や工事店、ホームセンターなどに確認して新しいパーツに交換しておくなども効果的でしょう。

よくタンクを掃除するときに固形や液体タイプの洗浄剤を入れたりする方も多いと思いますが、これらの方法はあくまでこれからの汚れの予防に効果を発揮するのであって、 これまでに蓄積された汚れを取りきるということはできません。そのため、3か月に一度くらいの頻度でもいいので、トイレタンクの中をじっくりと掃除することをお勧めします。

掃除で用意するものは中性の洗剤と、細部まで汚れをとるためにある程度の細さをもったブラシ。 使い古した歯ブラシなどでも代用ができますが、奥にある汚れを取るために柄が長いブラシの方が掃除がしやすいでしょう。 また、耐水性のあるサンドペーパーも有効的です。1000番くらいのものが一番使いやすいのではないでしょうか。

具体的な掃除のやり方は、まず、タンクの中にある細かいプラスチック製の部品を、ゆっくりと丁寧に掃除ブラシなどできれいにしていきます。 次に、タンクのふた、本体の陶器部分も傷をつけないようにひとつひとつ掃除をしていきましょう。 中性洗剤とブラシだけでは落ちない頑固な汚れがあったら、耐水サンドペーパーの出番です。水分を少々つけて、ゆっくりと擦ってあげると大抵の固さの汚れもきれいに拭き取ることができるでしょう。

しっかり汚れが落ちたら、洗剤とはがれた汚れを流していきます。 上部の水が溜まらない箇所も、水をかけて洗い流すようにしましょう。

また、自分でメンテナンスを行うのが困難である場合には、専門業者に代行してもらうことも可能です。

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監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。