2017年4月21日

シャッターの人気商品と機能

シャッターの機能と商品のご紹介をしています。シャッターが持つ役割は、商品や機能によって変わります。ここではシャッターの販売を取り扱うメーカーと商品だけでなく、参考価格も掲載していますので、商品選びのご参考にしていただけたらと思います。

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シャッターの役割

シャッターは車庫やガレージの扉のことを指し、防犯や防災として広く普及しています。
最近では窓にも使用されるようになり、雨戸として使用されることも増えてきました。

たくさんの店舗が立ち並ぶ商業ビルでは、店舗ごとの閉店時の仕切りとしてシャッターが使用されることも珍しくありません。
特に大型施設や地下において防災シャッターの役割は非常に重要で、火災時の延焼を抑えたり、氾濫した川の水の流れ込みを防ぐこともできます。

頑丈な作りのシャッターは、普段出入りの少ない倉庫などの防犯対策としても有効です。シャッターは私たちの身近なところで、重要な役割を果たしてくれていることがわかります。

シャッターの開閉方式

シャッターの開閉方式は、「手動式」と「電動式」があります。「手動式」はご自身の手で直接開け閉めを行い、「電動式」はリモコンなどの簡単な操作で、自動的にシャッターを開閉できます。
手動式シャッターは、人の力で開閉が行えるよう軽量タイプであることが多いですが、防火性の高いものほど重量がある傾向にあります。

大型施設や商業ビルに使用されている物は、電動式で重量があるシャッターがほとんどで、操作ミスや安全確認を怠りシャッターに挟まれ、負傷者が出るような事故が報告されているほどです。
重量がある電動式のシャッターを使用する際は、安全に配慮した使い方が必要になります。
しかし上記のようなシャッターの事故を受け、安全に使用できる機能の開発に着手しているメーカーも増えています。

扉のタイプ

シャッター扉の開閉は、大きく分けて3種類あります。扉を丸めて開く「巻き上げタイプ」、扉を畳まず天井部に持ち上げる「オーバースライドタイプ」、横に開閉する「引き戸タイプ」です。
防火扉などの重量のあるものは巻き上げタイプであることが多いですが、最近の一般の住宅では、開閉のしやすさから「オーバースライドタイプ」が普及しています。
引き戸タイプは、開けやすいというメリットがある反面、開口部が狭くなることからあまり普及していません。

メーカーと商品のご紹介

ここからは、シャッターを販売しているメーカーと主な商品をご紹介します。
メーカーによっては、独自の機能を売りにしたシャッターもあるので、他の商品と比較してリフォームの検討材料にすると良いでしょう。

三和シャッター

三和シャッターは、日本のシャッター産業において非常に有力な企業です。
大企業ならではのブランドと、様々なニーズに応じる豊富な品揃えをご紹介していきます。

ユーガ

出典:http://www.sanwa-ss.co.jp/general/price/garage/

ユーガは手頃な価格で設置できる、車庫用シャッターです。手動式のタイプは取り扱っておらず、電動式のみです。
電動式にも関わらず停電時にも開け閉めが可能な上、自動車が車庫に入りきらずにボンネットが飛び出している状態だと、センサーが感知して途中で止まります。
シャッターの扉に自動車に挟まれてしまうという危険を回避できます。

ユーガの注目の機能は、オプションで用意されている「潜り戸」です。シャッターは一度閉めてしまうと、忘れ物があった際などに再び開けることは非常に煩わしいです。
潜り戸はシャッターを閉めた後でも、シャッターの扉に人が通れる開口部を設置できるオプションで、内部との行き来が気軽に行えるようになります。
開閉方式にはオーバースライドタイプを採用し、開閉時に扉を折りたたむ必要がないので潜り戸を取付けることが可能なのです。

潜り戸を取付けると出入りの際の利便性が向上しますが、その分追加費用がかかるので、現在のご家庭の状況に潜り戸が必要なのかをよく検討しましょう。

<参考価格>
・潜り戸つき
¥ 1,000,000~ ¥ 1,500,000
・潜り戸なし
¥ 500,000~ ¥ 1,000,000

マドモア ブラインド(手動タイプ)

出典:http://www.sanwa-ss.co.jp/general/products/window/000221.html

マドモア ブラインド(手動タイプ)は、戸建て住宅の窓用シャッターです。使用されているアルミ素材は錆びにくく、メンテナンスも簡単です。
シンプルな見た目ですが調光機能を取り入れているので、室内が暗くなりすぎることもありません。

価格も比較的お手頃で、窓の強度を高める以外に特別な機能は必要ない、外部からの視界を遮りたいというニーズをお持ちの方にお勧めです。

<参考価格>
¥ 97,100~ ¥ 170,000

文化シャッター

文化シャッターはシャッターを中心に事業展開していますが、オフィスの扉やパーテーションなどの商品開発を行っています。室内の建材よりもエクステリアに強い会社です。

御前様

参考:http://www.bunka-s-pro.jp/k-shutter/index.htm

御前様は開閉時の静かさにこだわりつつ、開閉時のスピードも追求した設計が魅力の、電動式車庫用シャッターです。
開閉時に計測した55dBという数値は小川のせせらぎや虫の声と同等のレベルです。早朝や深夜に使用する場合でも近隣住宅への騒音を軽減します。

またシャッターに挟まれる事故を防ぐために、安全設計にもこだわりました。
標準装備として「急降下防止機能」が搭載されており、シャッターが故障しても突然落ちてくることがのないように設計されています。さらにシャッターが降りている途中で何かが挟まると、それを感知して扉が上に戻る安全設計なので安心です。

<参考価格>
¥ 900,000~ ¥ 1,200,000

マドマスタータップ

出典:http://www.bunka-s-pro.jp/w-shutter/mt_vent/

マドマスタータップは、採光・換気機能を取り入れた窓用シャッターです。通常の窓シャッターを取り付けると室内が暗くなり閉塞感が出る場合があります。
しかしマドマスタータップならスリットの開閉具合を調整できるので、外からの自然な光と風を取り入れることが可能です。
手動式か電動式の2種類から開閉方式を選ぶことができ、電動の場合はスマートフォンで専用アプリをインストールすることで、操作することができます。

防犯性も考慮されており、無理やりこじ開けるような動作を感知すると、ブレーキが作動して開きにくくなります。
複数のシャッターの開閉を一つずつ行うことが面倒な場合は、スマートフォンの操作で一斉に開閉できるので、窓が多い住宅にお勧めです。

<参考価格>
¥ 50,000~150,000

まとめ:シャッターの役割は多岐にわたる

車庫やガレージにシャッターを設置すると、悪天候やイタズラから車を守ることができます。
窓も同様に、空き巣や台風などの被害から住宅を守るという、大きな役割りを果たしてくれています。

今回はシャッターを販売している大手メーカー2社をご紹介しましたが、メーカー毎に機能や価格が異なります。商品を選ぶ際の判断基準は、予算の範囲内でどのような機能を重視するかに限ります。

安全性を重視するか、デザインを重視するか、価格を重視するかなど様々なので、ご家庭の状況に応じて検討いただくと良いでしょう。

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