2017年9月26日

最近注目の間取り

マンション選びをしていると、どの物件も間取りが似ていることに気がつくかと思います。特に最近は注目されている人気の間取りを採用するマンションが多く、どうしても間取りは似てしまいます。その人気の間取りの中でもマンション選びで注目したいのが「縦リビング」と「横リビング」です。ここではそれぞれの長所と人気の理由について紹介します。

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縦リビング

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/211882?title=リビングキッチン

縦リビングは最近のマンションでは、最も標準的な間取りです。縦リビングはリビングだけがバルコーに面して、その奥にダイニング、そして一番奥にキッチンが配置されます。
マンションの場合は、その横に客間となる和室もしくは洋室をレイアウトします。
使い勝手もよく人気が高いため、マンションを建てる側も確実に売れる物件となるため、縦リビングを採用する物件が多くなっています。

縦リビングの長所

  • 隣の和室もしくは洋室に光が入り使いやすい部屋になる
  • 隣の和室もしくは洋室もリビングの一部として使うこともできる
  • リビングやダイニングの壁が増えるため家具をレイアウトしやすい

一般的にはリビング横の部屋は、客間としても使うことが多いのですが、例えば家族が増えたときの子供部屋にするといった使い方を考えると、隣の部屋にも光が入ってきやすい縦リビングのほうが使い勝手が良くなります。

隣の部屋が和室の場合は、ふすまを取り外すことで、リビングと合わせて大きな空間を作ることができるのも縦リビングの人気が高い理由のひとつです。
冬場はコタツを設置するなどすると、家族の憩いの場としても使うことができます。
将来的に家族が独立したときにはリビングと隣の部屋を合わせるリフォームも可能です。
また、LDKの片側が壁面になるため、家具のレイアウトの自由度が高くなります。
壁を有効に活用することで部屋を大きく見せることもできれば、同じ空間にいる家族同士の目線が合いやすいレイアウトにすることもできます。

横リビング

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/485560?title=キッチン

縦リビングは人気の高い間取りのひとつですが、もうひとつ注目されている間取りがあります。
それが横リビングです。横リビングはバルコニー面をすべてLDKに利用するスタイルで、リビングとダイニングを明るい空間として使うことができるため、居心地のいい空間作りにこだわる人たちの間で人気のある間取りです。

横リビングの長所

  • バルコニー面すべてをサッシにすることができる
  • リビングもダイニングも明るくて開放感がある
  • キッチンも窓に近くなるため明るくなる
  • リビングとリビング奥の部屋を一つの空間として使える
  • リビングとダイニングの使い分けが明確になる

横リビングの魅力は何といっても、太陽の光を取り入れやすいということです。
冬場でも太陽の光がたくさん注ぎ込むため、日中は室温が高くなりやすいというメリットもあります。
外の景色を一望できる開放感もあるため、とても居心地のいい空間を作ることができるため、家族が集まりやすいというのも横リビングの魅力です。

多くの場合、リビング奥にある部屋は和室になっていて、建具を開けると広い空間を作ることができます。
畳ですので子どもが遊び回ってもケガをしにくく、その様子を親の視界の中に入れながら家事ができます。
ただし、奥の部屋に窓がないことが多く独立したひとつの部屋としては使いづらいという難点があります。

リビングとダイニングの使い分けをしやすいというのも横リビングの長所のひとつです。
縦リビングの場合、境界線となるものがないため、メリハリがなくなりますが、横リビングの場合は、廊下の左右でリビングとダイニングを分けることができますので、それぞれを独立した空間として活用しやすくなります。

まとめ

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/558370?title=マンション

マンション購入を検討している多くの人が、縦リビングと横リビングで悩むことになるはずです。
部屋の使い方が明確になっている人は、迷うこともないでしょうが、それぞれのメリットを知ると「やっぱり違うほうがいいかな」と迷いが生じてしまうかもしれません。
しかも最近は、購入時にどちらかを選べるという物件も注目されているため、今後そのような物件が増えてくるはずです。

まずはそれぞれのメリットをしっかりと把握することから始めましょう。
開放感のあるリビングとダイニングを手に入れたいなら、何といっても横リビングがおすすめですが、将来的に独立した子供部屋がいくつか必要になる場合は、リビング横の部屋を個室として使いやすい縦リビングがおすすめです。

これから子どもたちが独立するまでのライフスタイルをイメージして、縦リビングにするか、それとも横リビングにするかを選びましょう。
もちろん予定通りにいかないこともありますが、その場合は、リフォームをするなどして、そのときに必要な間取りに変更しましょう。
まずはいま想定できる未来の使い方に合わせて間取りを決めるようにしましょう。

縦リビングも横リビングもどちらにもメリットとデメリットがあるため、家族構成や使い方によってどちらが理想の間取りなのかは変わってきます。
もしどちらかを選びきれない場合は、それぞれの間取りで暮らす友人のマンションを見せてもらい、それぞれの長所を実感してみましょう。
実際に利用している人の意見もとても参考になりますので、いろいろ相談しながら間取り選びを行ってください。

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