2021年8月11日

間取り変更リフォームは何をすればいいの? 費用相場やポイントを解説

部屋の間取り変更リフォームでは、部屋の構造やライフスタイルに合わせて、部屋をどう変えるか考える必要があります。さらに、間取り変更リフォームは多くの場合大規模な工事になります。それに伴い費用も高額になります。後悔しないためにも、この記事ではライフスタイルによる間取り変更の費用などをご紹介しています。

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間取り変更リフォームの費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 間取り変更リフォーム を行う場合の概算費用です。

間仕切り壁の設置
50,000円〜200,000円
D+K+L→LDK
100万円〜300万円
壁とドアの新設
300,000円〜700,000円
アコーディオンカーテンの設置
50,000円〜80,000円

まずは相談から

見積を依頼する

こんな時に間取り変更を!ライフスタイルに合わせた間取りに変えてみませんか?

間取り

何度も家を建て替えるという方は少ないので、一度買った家はそのまま住み続けるという方がほとんどかと思います。壁に穴が開いたり、水漏れが発生したりすることも多いかと思います。その場合は、不具合が生じた部分を直すことで問題なく生活を送ることができます。しかし、若いころに買った家が、住む人の変化に合わせて勝手に変わることはありません。

例えば、家族が増えれば部屋の数が足りなくなり子どもたちが独立すれば部屋の数があまります。また、若いころは使いやすかった部屋の配置も年を取ってくると使いづらくなることはよくあります。それに加えて、中古物件の間取りが自分の家事やライフスタイルに合わない場合もあります、

このような場合に、家族構成や生活状況に合わせて間取りを変更することで、快適な室内環境を整えることが可能になります。部屋の強度を維持しつつ、間取りの変更リフォームを行うため、リフォームを依頼する業者には、高い技術と経験が求められます。

間取り変更リフォームにかかる費用

間取り変更リフォーム

間取り変更リフォームの費用
間仕切り(壁)を新規設置5万~20万円
壁の撤去と簡単な補修工事15万~30万円
6畳の部屋を2つつなげる+床の張替え35万~100万円
広い部屋を2つの部屋に分ける10万~25万円
水回り(キッチン・浴室・洗面所・トイレなど)の設置+床の張替え200~500万

間取り変更リフォームで行われることが多い工事の費用を上の表にまとめました。 ただし、建物の状況や使用する部材によっては、提示した費用の倍以上になるケースもあります。あくまでも目安としてお考えください。

建物の構造は主に木造建築、鉄骨造、鉄筋コンクリート造に分けられます。木造建築の場合は工事を行いやすいので費用も比較的安く済みますが、鉄骨や鉄筋コンクリートの場合だと大規模なリフォームが難しいので費用も高くかかる傾向があります。また、木造建築でも壁で家を支えるツーバイフォー工法だと大規模な間取り変更はかなり難しいです。

また、間取り変更のリフォーム中は、家が使えなくなるので、その場合に仮住まいするホテルやウィークリーマンションの宿泊にかかる費用も考慮しなくてはなりません。

間取り変更の注意点を確認!

間取り変更リフォーム

住宅の間取り変更リフォームで注意しなければいけないのは、以下の2点です。

①間取り変更リフォームできない住宅がある

間取り変更リフォームはどんな住宅でもできるわけではなく、できないものがあることを覚えておきましょう。住宅は様々な工法で建てられているため、基礎となる柱や梁、耐力壁は補強工事無しに移動や撤去はできません。

②リフォームしている間の生活を考える

間取り変更リフォームで注意しなくはいけないのは、リフォームをしている間の生活です。大規模な間取り変更リフォームの場合、そのまま自宅で生活を続けることはできません。また、水回りのリフォームでは、水道が使えないなどの問題が発生しますので注意してください。小さなお子様がいらっしゃる場合は、夏休みなどの長期休暇にリフォームを行い、その期間は自分やパートナーの実家で過ごしてもらうなど、生活に不便がないように工夫もできます。

間取り変更リフォームがどこに頼めばいいの?

間取り変更リフォームに適した業者は、上の表のとおりです。間取り変更以外のリフォームを行わないのであれば、内装リフォーム業者などの小規模な業者でも対応できます。

ただし、水回りの間取り変更、別途電気の工事が必要になるときや広い部屋で大規模なリノベーションを行う場合は、工務店、住宅メーカー系のリフォーム会社に依頼したほうが確実です。

また、間取り変更のリフォームに慣れていない業者も存在しますので、しっかり家の構造について説明してくれる専門の業者にお願いすると安心です。

業者によっても得意な間取り変更リフォームが異なりますので、ご自身の行いたいリフォームに合ったところを選んでください。

間取り変更リフォームはプロにお願いしましょう!

自分の家がどんな構造か、またどういう工事が必要かを見極めて業者を探すのはなかなか大変ですよね。そんな方に朗報です。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。お見積もりの相談も承っているので安心して間取り変更のリフォームをお願いできます。また、仲介にかかる中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

間取り変更リフォームの費用相場

リフォマに寄せられた事例や独自の調査をもとにした 間取り変更リフォーム を行う場合の概算費用です。

間仕切り壁の設置
50,000円〜200,000円
D+K+L→LDK
100万円〜300万円
壁とドアの新設
300,000円〜700,000円
アコーディオンカーテンの設置
50,000円〜80,000円

まずは相談から

見積を依頼する

いかがでしたでしょうか。なるべく費用を抑えてリフォームをしたい方へお知らせです。リフォマは中間業者を介さずに、ご要望に合う専門業者を直接ご紹介します。中間マージンが上乗せされないため、管理会社や営業会社などより安く費用を抑えることができます。下記のボタンからお気軽にご相談ください!

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間取り変更リフォームのお役立ちコラム

Q.マンションでも間取り変更リフォームって可能?

マンションの構造によって、間取り変更リフォームが可能かどうかが決まります。

マンションにも様々な構造があり、大きな間取り変更リフォームが可能なのが、一戸がコンクリートの壁で囲まれていて、間仕切り壁が木や軽量鉄骨でできている構造のマンションです。この場合、間仕切り壁の移動や撤去が可能なので、壁を全部撤去してワンルームにすることもできます。

一方、低層マンションに多いのですが、間仕切り壁の多くがコンクリートでできている、壁式構造のマンションは、間取り変更リフォームがほとんどできません。また、マンションは排水経路等が、ある程度決まってしまっているので、メインの共用の配管場所が決まっていると、配管から遠い場所にキッチンや浴室等の水周りを作るのは難しいです。

ただし、床下と天井裏に空間がある二重床・二重天井のマンションであれば、給排水管や電気配線等がその空間を通してパイプスペース等につなぎこめるので、水回りや照明の移動も可能となります。

ただ、マンションの場合、内装の変更等はマンションの管理規約により制限されていることが多いので注意が必要です。後で問題とならないよう、必ず事前に管理事務所や管理組合に相談するようにしましょう。

監修者:

渡邊 一伸(ナベさん)

大工歴35年。大手ハウスメーカーで2年間現場監督に従事。3000棟以上のリフォーム・住宅修理の工事管理の実績をもつ。阪神淡路大震災においては1年間復興財団に奔走。その後、独立し、会社を10年経営。2016年に1月に株式会社ローカルワークスに入社。