2018年1月16日

サッシに取り付け可能なスタイルシェードとは

スタイルシェードは窓の外に取り付けて使用し、夏の厳しい日差しや熱気から快適な住環境を守ります。そのスタイルシェードの特徴や設置可能な場所、使い方の例や注意点についてご紹介します。

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スタイルシェードについて


引用:LIXIL

スタイルシェードとは、窓の外側に取り付けて日差しを遮るスクリーンのことです。
夏の強い日差しを遮る以外にもさまざまなメリットがあるので、ご紹介します。

暑さの軽減

外の暑さの大部分は窓から入ってくるため、窓で熱をカットする必要があります。
カーテンを閉めると暑さが和らいだという経験のある方も多いかもしれませんが、屋内で日差し対策をしても中まで熱は運ばれています。

窓の外にスタイルシェドを取り付けると、直射日光で窓ガラスが暖められることを防ぐことができるので、窓から入り込む空気の熱を軽減することができるのです。
暑い夏の日に窓から入ってくる熱気をカットするので、室内を快適な温度に保ちます。

紫外線対策

窓やカーテンを閉めていても、屋内に紫外線は入ってきます。
スタイルシェードは屋外で紫外線をカットしてくれるため、紫外線カットの効果が高いです。

紫外線をカットすることで、日焼け対策や窓サッシの劣化を防ぐ効果が期待できます。

遮視性と採光性の両立

窓が人通りの多い道路に面していると、人目が気になって日中でもカーテンを開けられないという方は多いのではないでしょうか。
カーテンは視線を遮ることはできますが、屋内に届く光も減らしてしまいます。
それに対してスタイルシェードは網戸と同じ素材を用いているので、光を取り込みながら視線を遮ることが可能です。

専用生地

網戸と同じ素材を使用しているため、色あせや劣化の少ない丈夫な生地に仕上がっています。
薄くて軽く使いやすい上に、破れにくいという丈夫さも兼ね備えています。 子どもやペットが多少無理に引っ張っても簡単には破れないので、安心して使用することができます。

万能なデザイン

シンプルなデザインで複数の色が用意されているため、あらゆる住宅にも馴染みます。
スタイルシェードを収納するためのボックスのカラーバリエーションも豊富なため、サッシとの相性も考慮して選ぶことができます。

静か

スタイルシェードはスプリングによる巻き上げ式を採用しています。
巻き上げ式のスクリーンを収納する際、勢いよく収納されてうるさいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スタイルシェードの巻き上げは、収納する際、ボトムバーがボックスに近づくと勢いが落ちる構造になっているため静かに収納できます。

スピーディーな取り付け

専門金具を使ってサッシや壁面にボックスやフックを取り付け、そこにスタイルシェードを設置するだけなので、1窓あたり約30分で取付が可能です。
単体サッシの半外付型の場合、形状によっては対応できない場合もありますが、サッシ部分を金具で挟み込んで固定できるため、窓や壁に穴を開けることなく、約10分程で取り付け可能です。

取り付けることができる場所

単体サッシだけでなく、シャッターサッシや雨戸サッシにも取り付けることが可能です。
シャッターもカーテン同様、日中に閉めると日差しや視線をカットすることはできますが屋内が暗くなってしまいます。
スタイルシェードであれば屋内を明るくしながら日差しも視線もカットできるため、シャッターを閉めたくない時にも利用できるのは嬉しいですね。

アルミ、樹脂どちらのサッシにも対応しているので、素材を選ばずに取り付けることができます。 サッシ以外に木造や鉄筋コンクリートの壁や天井にも取り付け可能です。

使い方と注意点

スタイルシェードは取り付け可能な範囲が広いため、下ろした際にどこに固定するかで様々なスタイルを楽しめます。
それぞれの種類ごとに、固定の方法と使用上の注意点をご説明します。

ベーシックスタイル

外側下部のサッシにフックを取り付けて窓の外側から日よけを行います。
枠付と壁付に対応しています。
オプションとしてサッシの中間にフックを取り付ければ、半開きにすることも可能です。

バルコニースタイル

バルコニーの手すりにベルトを取り付け、ボトムバーのリングを引っ掛けて固定させます。
スタイルシェード上部を天井に固定させることも可能です。
程よい明るさの光と共に、窓を開ければ心地よい風も取り込めます。

デッキスタイル

デッキにフックを取り付け、ボトムバーのリングに引っ掛けて固定させます。
こちらも天井に固定させることが可能です。
スタイルシェードのおかげで、日よけスペースのあるデッキとなります。
日差しを気にせずくつろげるスペースを庭先につくることができます。

注意点

風速10m(傘が差しにくいと感じるくらいの強さの風)以上になると、スタイルシェードがフックやベルトから外れる可能性が高まります。
安全に使用するために、風速5m(木の葉が舞うくらいの強さの風)以上になったら収納することがおすすめされています。

まとめ

スタイルシェードの機能や、取り付けるメリットについてご紹介しました。
スタイルシェードは暑さや紫外線対策になる上に、視線をカットをしながら屋内に光を届けることが可能です。外から見ると存在感がありますが、どのような家にも合うように豊富なデザインが用意されています。 また、暑さや紫外線をしっかりとカットするのにも関わらず、薄くて軽く、とても扱いやすい生地です。

様々なタイプのサッシはもちろん、バルコニーやデッキにも使用できます。
スタイルシェードは、住まいの至る所の日よけをしながら明るさを保ちたいという希望を叶えてくれる、非常に魅力的な設備です。 スタイルシェードを取り付けて、厳しい夏の暑さを乗り切りましょう。

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