2017年4月27日

サッシの見積りの内訳

サッシの交換や修理を依頼する際、まずは見積もりを出してもらいますよね。費用を知るために出してもらう見積もりですが、その明細がわかりにくく、何にいくらかかっているのかが見えないと感じる方は多いのではないでしょうか。ここでは、サッシ交換の見積もり詳細についてご紹介します。

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サッシの見積もりにかかるもの


サッシの取り付け費用は「一窓(二枚一組)あたりの単価×窓の数+工事費」で求められます。
複数の業者に見積もり依頼すると、各業者で見積もりに違いがあることもあります。
費用は安いに越したことはありませんが、あまりにも安いものも不安になりますよね。 見積もりに違いが生まれる要因は何にあるのでしょうか。

窓に関する見積もりについて

サッシと一緒に窓を交換する場合、交換する窓の数や窓の大きさ、グレードによって見積もりは変動します。
例えばベランダに設置する窓の場合、普通ガラスであれば5万1,000円~となりますが、防犯ガラスにするだけで7万2,000円~、遮断ガラスにすれば12万円~と費用は大きく変わります。

窓ガラスは空き巣や泥棒の侵入経路となりやすい部分ですので、予算の許す限り防犯性の高いものを設置したいと考えるご家庭はたくさんあります。しかし、窓ガラスの性能が高ければサッシは安くても良いという物でもなく、窓ガラスの性能を最大限活かすためにはサッシのレベルも重要となります。 予算との兼ね合いを見ながら、どの程度のガラスとサッシを選ぶべきか業者の方と相談しましょう。

工事費について

サッシを設置する際の工法によっても価格は変動します。 サッシの交換にはカバー工法と撤去工法があります。
カバー工法は既存のサッシの構造を活かして新しいサッシを設置し、撤去工法は既存のサッシを撤去して新しいサッシを設置します。

一般的にカバー工法の方が工期が短く、費用も抑えられると言われています。
ところがカバー工法では開口部が既存のサッシより小さくなるというデメリットもあるのが事実です。 どちらの工法にもメリット・デメリットがありますので、既存のサッシの劣化が激しくカバー工法が不可能などという場合以外は、両者の工法の見積もりを出してもらい、検討すると良いでしょう

サッシについての考え方

サッシにも、サッシの工事にもさまざまな種類や方法があります。 サッシの素材がアルミ製なのか木製なのか、サッシの工事はサッシの部品のみの交換で済むのか、それともサッシ全ての交換が必要なのか、などでも見積もりは変動します。

また、断熱性に優れたサッシなど、付加機能の高いものにすればもちろん見積もりは高くなります。

見積もりを出してもらう際は、サッシの商品代も含まれているのか別なのかを確認しましょう。 最初の見積もりと最終的な請求費用に相違があるなどというトラブルが防げます。

その他見積もりにかかるもの

諸経費

見積書を出してもらうと、内訳の分からない諸経費という項目があることがあります。 諸経費には以下が含まれます。

  • サッシ搬入費
    取り付け場所まで配送する費用や管理費などの合計金額です。
    窓ガラスも一緒に交換する場合はガラスの組み込まれた状態で搬入されます。

  • 間配費
    配送されたサッシを仕分け、適切な場所に組み立てるといったことにかかる労務費用などの合計金額です。

  • 建付調整費
    引き渡し前後のサッシの点検や調整、設置完了を報告するのにかかる労務費用などの合計金額です。

  • 現場調整費
    打ち合わせやサッシの現状確認、設置するサッシのサイズを知るための採寸といった事前調査にかかる労務費用などが含まれます。

アフターメンテナンス

見積書にはアフターメンテナンスを行うのにかかる出張料や技術料、商品代や諸経費を記載しなくてはなりません。
これらの見積もりをご紹介します。

  • 出張料
    現場までの往復の労務費や車の維持費、電話代などが含まれます。

  • 技術料
    作業内容に応じた補修や修理にかかる時間当たりの料金と管理費を合わせたものです。

  • 商品代
    補修や修理に用いた商品代や部品代のことです。
    例えばサッシ全体の交換の場合はサッシの費用になりますが、戸車の交換のみで済む場合は戸車の料金です。

  • 諸経費
    遠距離であれば有料道路を利用するなど、交通費の上乗せ分がかかることがあります。
    工事に宿泊を伴う場合は宿泊費も含まれます。

また、補修や修理で廃棄物があれば、処分費がかかります。
その他に足場代や養生費が発生する場合は、それらも諸経費として含まれます。

まとめ

サッシの見積もり詳細についてご紹介しました。
商品代などは想像がつきやすいですが、工事費や搬入費、業者の交通費などは忘れがちです。
商品代以外にも大きく費用がかかることを念頭に置き、予算と相談しながら必要な機能を満たすサッシを取り付けましょう。

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