システムキッチンを購入する際に同時に考えたいのがシンクです。シンクは素材によって見た目も変わってきますし、機能によっても便利さが変わってきます。シンクを選ぶ際のポイントを確認してみましょう。
シンクを選ぶ際のポイントとは
システムキッチンのシンクは、素材や機能別にみていくとさまざまな種類に分けることができます。基本的にシンクを選ぶ際は、システムキッチンの他のパーツとの組み合わせを考えて選ぶのがポイントです。
まずは、カウンターと組み合わせるときに、継ぎ目をなくすかどうか、カウンターの素材に合わせるかどうかを考えます。カウンター部分の素材や見た目とシンクの素材などを合わせると、より一体感が生まれますよ。反対に、別々の素材にする場合は、引出しの部分やコンロの部分などにあわせて選ぶのが良いでしょう。
素材ごとにみるシンクの違い
それでは素材ごとにシンクをみた場合どうでしょうか。まずシンクの素材は、大きく分けてステンレス、人工大理石、ホーローシンクに分けることができます。ホーローシンクは海外で多く普及しているシンクで、日本でよく使われる素材は、ステンレスと人工大理石になります。 ステンレスの特徴は、熱に強いということです。ただ、金属であるため、傷やへこみというのが目立ちやすくなります。最近ではカラーステンレスという種類も増え、ステンレスの選択の幅も広がりました。
一方、人工大理石は大理石のような見た目の樹脂です。カウンターを大理石仕様にする場合、相性が良く、つぎはぎなく設置することができます。近年では傷や汚れに強いものも出てきましたが、素材によっては熱に弱いものもあるため選ぶ際は確認しましょう。
機能性でみるシンクの違い
システムキッチンのシンクには、機能性の優れたものなどもあります。システムキッチンのリフォームでシンクを導入する際は、どのような機能を持ったものを導入するかというのもぜひ検討したいです。例えば機能の一部として、流水音が緩和されるサイレントシンク、排水溝の内部の汚れまで取り除く機能、基本プレートにまな板、調理台が使える3D型のシンクなどもあります。
まず、便利な機能を持ったシンクを導入したいという場合は、どのような機能が欲しいのか、どの機能をメインに考えていくのかという点を明確にしましょう。機能によっては、複数設置できないものもあります。 また、便利な機能を持ったシンクを取り付ける場合、その分予算も上がってしまうので、バランスも考えて検討したいものですね。
一口にシンクと言っても、素材や機能はさまざまです。自分の納得のいくシステムキッチンのためには、素材にはどのような特徴があるのか、機能はどうか、見た目は全体的にどうかを考えて選ぶことが大切です。
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