システムキッチンに合わせて選びたい換気扇(レンジフード)ですが、たくさんの種類があり、何を基準に選んだらよいのかわからないという方も多いでしょう。色やデザイン以外に換気扇(レンジフード)を選ぶポイントをご紹介します。
換気扇(レンジフード)の選びで重要なポイント
換気扇(レンジフード)にはさまざまな形がありますが、キッチンの形態や設置場所、家の構造、コンロの大きさなどによって最適な製品は異なります。 では、何を基準にして選んだらよいのでしょうか?換気扇(レンジフード)を選ぶには、デザインや色のほかに、大きく以下の3点のポイントがあります。
・ファンの種類
・レンジフードの形
・性能
それぞれのポイントについてご説明しますので、これから家づくりやリフォームをお考えの方は参考にしてくださいね。
換気扇(レンジフード)のファンの違いで選ぶ
換気扇(レンジフード)に使われているファンには、主に扇風機のような羽根の形をしたプロペラファンと、円筒状に羽根が付けられたドラムのような形のシロッコファンやターボファンがあります。 プロペラファンを使った換気扇では、直接空気を排出するために壁に直付しなければなりません。
一方シロッコファンやターボファンの場合はダクトを通じて排出しますので、設置場所が限定されないというメリットがあります。ターボファンは主に浅型のレンジフードに採用されているファンで排気量が多く掃除もしやすいですが、価格は高めです。 シロッコファンは、レンジフードのデザインや形状の選択肢が広いです。デザイン製の高いシステムキッチンをお望みの方はシロッコファンを選択するとよいでしょう。
レンジフードの形で選ぶ
レンジフードの形には、スリム型、浅型(フラット型)、ブーツ型があります。プロペラファンの場合のレンジフードはブーツ型、ターボファンの場合は浅型となりますが、シロッコファンの場合はフードの形を選べます。
ブーツ型は従来普及してきた形で、フード部分が大きいため煙を効率的に排気できます。また比較的安価でどのキッチンにも対応しやすいのですが、清掃がやりづらいといったデメリットがあります。
天井が低い場合におすすめなのが浅型(フラット型)ですが、清掃はやはり手間がかかります。最新のモデルの多くはスリム型でデザイン性が高いだけでなく、清掃がしやすいもしくは不要となっているものが多いです。
性能で選ぶ
レンジフードを選ぶ際に忘れてはいけないのが、性能のチェックです。主なポイントには動作音、消費電力、換気量などがありますが、搭載している機能にも注目してみましょう。
自動運転機能
システムキッチンとの連動により、使用時のみの自動運転や、調理温度に応じて排気風量のコントロールが可能です。IHコンロへの対応を謳うものもあります。気調・熱交換機能
外気を取り入れる際に、外気が冷たい場合には温めてから吸気する機能です。部屋の空調効率をアップさせます。エアカーテン機能
レンジフードの周囲から送風してエアカーテンをつくり、周囲を調理の匂いから守ります。
レンジフード(換気扇)は毎日の料理を気持ちよく行うために欠かせないアイテムです。デザインはもとより、機能性やお掃除方法など、使いやすさもしっかりチェックして選びましょう。
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