2016年10月12日

どんなキッチンにリフォームする?システムキッチン交換時の選び方

システムキッチンのリフォーム計画のはじめの一歩として必要な、サイズの知識、型の種類、選ぶときに注意すべきチェックポイントについての情報です。

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キッチンのリフォームをすることが決まったら、その瞬間からどんどん夢がふくらんでくるものですよね。カタログを集めて目移りしてばかりでは、成功するリフォームへの前途は多難です。必要な情報を集め、できることから行動をスタートさせましょう!

まずはキッチンの大きさを正確に測る

システムキッチンのリフォームは、かなり大がかりな物を除いて大部分が「機材の入れ替え」に近い工事となります。現在の配管をなるべく生かす形で施行するほうが、安上がりになると同時に慣れた家事動線を変えずに済むというメリットが生じるのです。古くなった設備を更新するという意味合いでのリフォームなら、この傾向が強くなるでしょう。

反面、現在のキッチンが使いづらく、全く新しい構造に変えてしまいたいというケースでは、限られたスペースの中で実現可能なプランはどれなのかを、正確に知る必要があります。 どちらの場合であっても、まず最初にすべき行動の第一歩は、キッチンサイズの正確な計測です。

まずは「間口」と呼ばれるシンクのあるキッチントップの横幅と、奥行きを計ります。構造的に余裕がある場合には、あと何㎝間口を広げることが可能か知るために、周辺の計測もしておきましょう。 次に、キッチンの高さを測ってみましょう。床からまな板などを置くワークトップスペースまでの最も使い易いと言われる高さは、身長÷2に5㎝プラスしたあたりで、高すぎても低すぎても体に負担がかかりやすくなると言われています。一番長く、頻繁にキッチンを使う人の高さに合わせるのがオススメです。

リフォームする型の種類

サイズの計測が終わったら、いよいよ次にキッチンの完成像を決めていく作業に入ります。 最も一般的な、コンロ、ワークスペース、シンクが直線上に並ぶタイプを「I型」、それに加えて側面にも配置がある「L型」の2つが主流です。これらをどの位置・方向にレイアウトするかによって、壁付け型、対面型、そしてアイランド型などの呼び名が付けけられているわけですね。 キッチンの理想像と、先ほど計測したスペースをつきあわせてみて、実現可能な計画かどうかを判断することになります。

この段階では、イメージしていたレイアウトにするのは難しそうだ、という結果が導かれることもありますが、反対にダメだとあきらめていたプランが実現できるとわかる可能性もあります。 また、キッチンのサイズやバリエーションはメーカー毎に異なっていますから、いろいろと比較を広げていけば、理想に近いタイプのキッチンをあきらめずに済むかもしれません。時間に余裕があるなら、根気よくサイズの検討を重ねましょう。

システムキッチンを選ぶ際のチェックポイント

ここまでは、主にサイズの面からキッチンのリフォーム・交換について考えてきましたが、その他のチェックポイントにはどのようなものがあるのでしょうか?

【機能面でチェックしておきたいポイント】
・収納スペースの広さと機能性。食器や調理器具の多い家庭では、必要なものがきちんと収納できるかどうか、要検討。
・ウォールユニット(壁収納)の高さとサイズ、機能性。
・レンジフードや排水溝の構造。(掃除のしやすさなど)
・水回りの性能(水栓のタイプ、浄水機能など)とシンクの大きさ。
・水栓、換気扇の作動音。

【構造面でチェックしておきたいポイント】
・既存のインテリアに合うデザイン、色合いを選ぶことができるか。
・キャビネットのタイプと選択肢。
・使われている素材の耐久性。

【その他のチェックポイント】
・工事が必要な配管類の有無
・工期の長さ
といったところになるかと思います。 基本セットで満足のいかないところがあっても、オプションで対応できるケースも多いので、予算と相談しながら理想のキッチンに近づけていってくださいね。

いかがでしたか?リフォームの現実的なイメージを、なんとなくでも掴んでいただくことができたでしょうか。後悔しない、良いリフォームを実現するために、焦らず少しずつ計画を前に進めていきましょう!

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