2018年10月22日

団地の玄関をリノベーション!使い勝手がよく、おしゃれにするポイントと費用

昭和な雰囲気で、古臭いなど、なんとなくマイナスイメージが強い「団地」。 その一方で、団地が再び、注目を浴びていることをご存知でしょうか。 実は、団地もご家族が住みやすく、快適な空間へとリフォームすることができます。 ここでは、団地の玄関リフォームの方法や費用目安、リフォームポイントについてご紹介します。

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団地の玄関はDIYでも変えられる

参考:https://www.photo-ac.com/main/detail/561486?title=%E7%8E%84%E9%96%A2

「狭くて暗い団地の玄関。もっと明るくおしゃれなインテリアにして、使い勝手を良くしたい!」 団地に住んでいて、このようなお悩みをお持ちの方は、決して少なくないのではないでしょうか。

実際に、玄関リフォームをしたいと考えているけれど、自分で変えることができるの?どんな方法があるの?など、悩まれている方も多いはずです。

玄関は毎日家族が出入りし、お客様を出迎える場所ですので、誰もがいつも心地よいと感じる空間であることが大切です。

そして家族全員の靴や傘、掃除道具など、玄関には意外と収納物も多いため、しっかり整理整頓ができるように、収納スペースも必要ですよね。

リフォームというと、少し大掛かりな工事になるイメージを持たれている方も多いかと思いますが、玄関もDIYで手軽にリフォームすることができます。

最近は、100円ショップで壁紙やプチリフォーム用のグッズを購入することができますので、材料も比較的簡単に揃えることが可能です。

簡単な収納棚(靴箱など)を手作りすることもできるので、ぜひ、DIYに挑戦してみられてはいかがでしょうか。

玄関リノベーションの前に事前確認を

最近では、自由にリフォームを行うことを認めている団地も見られます。しかし、構造や規約によってリフォームに関する制約があることがありますので、リフォームの可否や詳細については、事前に確認が必要です。

さらに団地などの集合住宅の場合は、リフォームできる箇所とできない箇所がありますので、注意しなければなりません。

手を加えてもよいとされている箇所は、「専有部分」となる住居の中のみです。 ただし玄関ドアの外側は、共有部分となりますので、リフォームできるのはドアの内側のみとなります。

つまり、基本的にドアを交換したり、ドアの位置を変えたりすることはできません。 もし、ドア交換などのリフォームを希望する場合は、管理組合に確認が必要です。

※「専有部分」とは、壁、床、天井に囲まれた居住空間のこと。「共有部分」とは、エントランス、共用廊下、屋上、ベランダ、エレベーター、電気・給排水設備など専有部分以外の建物部分のこと。

団地の玄関リノベーションで意識するべきポイント

ここからは、実際に玄関リフォームを進めていく中で、押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。 ご紹介するポイントを参考にして、素敵な玄関に仕上げて下さい。

1.収納

玄関は、インテリアを優先的に考えてしまうかもしれませんが、やはり、収納力のある玄関は必須です。十分な収納があると、靴など身支度に必要なあらゆるものが整理整頓でき、使い勝手もアップします。

靴の収納場所がなく、いつも靴が散乱している玄関では、お客様にも良い印象を与えませんし、家族にとってもストレスになるでしょう。

また傘やスポーツ用品など、家族が使うものや掃除道具もきれいに収納したいというご家庭も多いですよね。

先ほども触れましたがDIYで靴箱や傘立てを制作したり、間取りに余裕がある場合は、壁面にシューズクローゼットを設置してみるのもおすすめです。

スッキリと片付いた、玄関づくりを心がけてみて下さい。

2.照明

照明もインテリアの一部として、玄関の雰囲気に合ったデザインのものを選びましょう。 インテリアに合った照明を選ぶと、統一感が生まれ、より一層素敵な玄関に生まれ変わります。

一般的に畳2枚~3枚分程度の玄関であれば、60W程度の明るさが適しているといわれていますので、団地の玄関は、この程度の明るさで十分といえます。

また、スイッチタイプではなく、人感センサーの照明を取り入れると、外出先から帰ってきたときも、自動で点灯するため、暗い中でスイッチを探す手間が省け、照明の消し忘れも解消されます。

さらに、LED電球は、寿命が蛍光灯の4倍と長いうえ、消費電力が少なく電気代も抑えることができます。

3.玄関の床

玄関の床も、壁や天井の色に合わせて、適切な素材を選ぶことが大切です。 定番のブラウン系は、「ナチュラル」、「ミディアムブラウン」、「ダークブラウン」の3つに大きく分かれ、それぞれ印象も異なります。

その他にもホワイト系、グレー系などもありますので、インテリアに調和する床色を選びましょう。

例えば、優しく温かい雰囲気にしたい場合は、「ナチュラルベージュ」といった薄めの床色にするがポイントです。

特に土間は、用いる素材によって玄関の雰囲気が大きく変わりますし、メンテナンスの仕方も異なります。 土間には、タイルや石材を用いるのが一般的ですが、デザイン性があり、扱いやすくメンテナンス面で負担が少ないのが「フロアタイル」です。

フロアタイルは、塩化ビニル製のタイル状の床材です。キズが付きにくく、水に強いという特性があり、汚れは水拭きで簡単に落とすことができます。 万が一割れたり、汚れがひどくなったときは、張替えることも可能です。

また、「クッションフロア」も、塩化ビニル系の床材でクッション性に優れ、キズや水に強く、素人でも手軽にリフォームできるとあって、人気の床材です。 薄く柔らかいシート状ですので、女性でも取り扱いやすく、カッターやハサミで簡単にカットすることができ、両面テープでの施工ができます。

さらに、フロアタイル同様、メンテナンスも簡単ですので、いつもきれいな玄関を保つことができます。

木目や石目など様々な模様がプリントされていて、デザインも豊富に揃っており、様々なインテリアにも合わせやすいでしょう。

難しい玄関リノベーションは業者に依頼する

玄関リフォームの中で、壁紙の張替えや玄関ドア(内側)の塗り替えなどは、素人でも比較的簡単に行うことができます。

しかし、手の届きにくい天井の壁紙の張替えや、照明の取付けに伴う電気工事が必要な場合などは、素人が行うことは難しいです。

高い場所での作業は、とても危険ですし、高度な技術も必要です。電気工事は、有資格者が行うことが法律で義務付けられていますので、決してご自身で行うことはしないでください。

また新しくシューズクローゼットや収納棚を設ける場合も、やはり素人とプロでは仕上がりにも差が出てきます。 技術面はもちろんのこと、設計力にも長けていて、素人では思いつかないようなアイデアを提案してくれることもあります。

リフォーム内容が難しいと判断した場合は、迷わずリフォーム業者に依頼することをおすすめします。

団地の玄関リノベーションにかかる費用相場

家全体の中で、玄関の占める割合は少ないですが、土間を広げたり、収納の新設、床や土間、壁紙の張替えなど、リノベーションの内容は様々です。

工事内容や、用いる材料によって費用も変わってきますので、10万円~100万円程度を目安にしておくと良いでしょう。

最後に、玄関のリフォームを業者に依頼した際にかかる費用の目安を、主なリフォーム別にご紹介します。

壁、天井の壁紙張替え

価格目安:4万円~5万円程度

壁及び天井の壁紙張替えにかかる費用は、張替える面積や壁紙の価格によって、大きく変わります。

また壁が破損している場合や、土壁や板壁、板天井を壁紙に張替える場合は、作業工程が増えるため費用がかさみます。

床、土間の張替え

価格目安:4万円~15万円程度

床、土間の張替も、壁紙同様に、用いる素材が費用に大きく影響します。 例えば、6畳(10㎡)の床をクッションフロアに張替える際の費用は、4万円程度ですが、フローリングに張替える費用は、9万円程度と差が出ます。

特に天然木のフローリング材は、他の素材に比べると価格が高くなる傾向にあります。

また、土間に大理石を用いると、7㎡あたり、10万円~15万円くらいはかかます。一方、メンテナンスのしやすいクッションフロアやタイルフロアは、2万円~6万円程度とかなり費用を抑えることができます。

収納棚の設置

価格目安:10~20万円程度

収納棚などを新設する場合は、大きさや用いる素材により、費用が変わります。

そして、オーダーメイドにすると、ご自身の理想の収納が出来上がりますが、既製品に比べるとその分費用もかかります。

まとめ

団地などの集合住宅の玄関は、規格化されているため、不満や悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。 そんな方におすすめなのが、玄関リフォームです。

団地の玄関リフォームは、業者に依頼して本格的に行うことはもちろん、ご自身がDIYで行うこともできます。

主なリフォームには、壁紙、床、土間の張替え、収納棚の設置、照明器具の交換などがありますが、用いる素材により価格が異なるため、費用にも差が出てきます。 また土間を広くしたり、壁を取り払って収納スペースを広くする場合は、費用がやや高めになります。

お住まいの玄関を素敵に、使い勝手の良い空間にするためにも、ご紹介した内容を参考にして、ぜひリフォームを検討されてみてはいかがでしょうか。

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