エコジョーズの補助金とは
日本を始めとした先進国では、地球温暖化防止のために国を挙げて様々な取り組みを行っています。エコジョーズの補助金制度はその取組みの一環として始まりました。
エコジョーズはこれまでのガス給湯器よりも、高い効率でお湯を沸かすことができるため、二酸化炭素の排出量を減らすことができます。これまでのガス給湯器からの買い替えを促すことで、地球温暖化防止に繋がるということで国が補助金を出していたこともありました。
国の補助金制度は終了
国が補助金を「出していた」と過去形にしたのは、すでに国による補助金制度は終了してしまったためです。インターネット上にはまだ古い情報が残っていたりするので、まだ続いていると思っている人もいるようですが、国の補助金は平成22年度に終了しています。
国の補助金は終了していますが、引き続き自治体として補助金制度を継続している地域もあります。例えば東京都千代田区や北海道網走市などがそれらに該当します。
補助金は自治体によって違う
自治体の補助金制度の目的は地球温暖化防止となっていますが、地域によって名目が違います。例えば下記のような名目で補助金を支給しています。
北海道網走市:網走市住環境改善資金補助金
岩手県平泉市:住宅用高効率給湯器導入促進事業
熊本県水俣市:水俣市家庭部門低炭素総合補助金
また、それぞれで支給される額も違います。例えば熊本県水俣市の場合は、補助対象経費の2割(上限4万~18万円)が支給され、北海道網走市の場合は補助対象工事費の10%が補助金として支給されます。
そもそも補助金制度を導入していない自治体のほうが多いのですが、それでも活用できるなら活用しないと損ですよね。まずは自分の暮らす自治体で補助金制度があるかどうかを調べましょう。わからない場合には、市役所に直接問い合わせしましょう。
参考:北海道網走市/網走市住環境改善資金補助制度について
参考:岩手県平泉市/住宅用高効率給湯器導入促進事業について
参考:熊本県水俣市/環境に配慮したまちづくり 水俣市家庭部門低炭素総合補助金
補助金申請の注意点
補助金制度を利用するときには次の点に注意してください。
- 予算に達している場合は補助金が終了していることがある
- エコジョーズを設置しただけでは条件を満たさないケースがある
エコジョーズの補助金だけではなく、自治体の補助金の多くが決められた予算内での支給となります。年度末になると、すでに補助金の予算に達しているため支給対象外となることもあります。そのような場合には、急いで設置するのではなく、新しい年度になってから設置するようにしましょう。
ただし、翌年も同じ補助金制度があるとは限りません。補助金制度が終わってしまった場合には、自費での設置になりますので気をつけてください。
また、自治体の制度ということもあって、支給されるにはとても複雑な条件を設定していることがあります。単純にエコジョーズに買い替えただけでは支給されないケースもあります。市役所のホームページだけでは理解できないという場合には、市役所などで直接説明をしてもらいましょう。
まとめ
光熱費を下げることのできるガス給湯器エコジョーズですが、地球にやさしい機器ということもあり、国が補助金を出して買い替えを促していた時期もありました。現在、国は補助金を出していませんが、自治体によっては自主的に補助金を出していることもあります。
買い替えを検討するときには、まず自分の暮らす地域で補助金が出されているのかどうかを確認しましょう。もし該当するなら、支給される条件をしっかりと理解した上で、申請してください。不明な点があれば、すべて市役所などに問い合わせしてください。
エコジョーズそのものがそれほど高いものではありませんが、可能なら1円でも安く導入したいですよね。せっかくの補助金制度ですので、しっかり有効利用してお得に設置してください。
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