2017年4月15日

ドアノブの交換リフォームとは? 種類や基礎知識を分かりやすく解説します

ドアのぶは使用頻度が多い部分でもあり、不具合の生じやすいものでもあります。リフォームの中でもやや地味な印象のあるドアのぶ交換ですが、交換してみるとその効果を体感しやすいリフォームのひとつです。調子の悪いドアのぶは日々の生活で小さなストレスとなって積み重なっています。そんなドアのぶ交換リフォームをするために知っておきたいドアのぶの種類と、ドアのぶ交換リフォームの基礎知識をここでは紹介します。

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基本のドアのぶは3種類


ドアのぶを交換するにしても、ドアのぶにどのような種類があるのか、そしてそれぞれの特徴について知っておかなくては、最適なドアのぶに交換することができません。
ここではまずどのようなドアのぶがあり、それぞれのドアのぶにはどのような特徴があるのかについてご紹介します。

空錠(くうじょう・そらじょう)

室内ドアによくみられる鍵のついていないドアのぶです。
構造はとてもシンプルで、ハンドルやノブを回転させることで、内部のラッチボルトが出入りして、ドアを開閉できます。

サムターン

サムターンはドアの内側についている施錠・解錠用のつまみです。
トイレなどに使われることが多く、空錠と組み合わせて利用します。
シリンダーと組み合わせて、玄関ドアの鍵に使うこともあります。

錠付

玄関などに使われるドアのぶで、室内側にはサムターン(つまみ)があり、屋外側にはシリンダーを設置して、鍵を使って施錠・解錠をすることが可能です。
空錠も組合せてひとつのユニットとなっています。

いま人気のドアのぶ紹介

ドアのぶは時代とともに流行りがあり、現在重要視されているのは防犯性です。ここではそんな防犯性の高い人気のドアのぶをご紹介します。

エージェント万能型取替握玉 GMD-500

防犯性の高いディンプルキーを使用しているドアのぶです。
価格も安く入手しやすいため、とても人気の高いドアのぶのひとつです。
ほとんどのドアのぶと交換することができます。

エージェント社 LS100/200

現在主流のレバータイプのドアのぶです。
GMD-500同様にディンプルキーがついているため防犯性が高く、なおかつ取り扱いやすいこともあり現在人気が高まっています。
価格帯も安く、握玉のドアのぶから簡単に交換することができることも高い人気の理由です。

iNAHO スマートリムロック

ドアのぶとは少し違いますが、最近はよりセキュリティを高めるためにICカードで施錠・解錠するタイプの錠も増えています。
ホテルの部屋ではすでに使われていることが多いのですが、同じように家庭でも鍵をICカードにする人が徐々に増えています。

室内ドアのぶ(空錠)交換の施工方法

難しいように思えるドアのぶの交換ですが、コツさえ覚えてしまえば、誰にでもできる作業です。ほとんどのドアのぶはネジで固定されていますので、このネジを取り外して新しいドアのぶに交換します。

チューブラ錠の交換方法

  1. ドアのビスをすべて外す
  2. 握り玉を外す
  3. ラッチボルトを外す
  4. 新しいラッチボルトを取り付ける
  5. 室内側の握り玉やレバーを固定
  6. 動作確認

とてもシンプルで分かりやすいため、素人でも簡単に交換することができます。
チューブラ錠の場合は、購入時のサイズ間違いをしなければ、短時間で交換することができます。

円筒錠の交換方法

  1. 握り玉付近にある小さな穴に、ピンなどを差し込んで握り玉を引く
  2. 台座のカバーをマイナスドライバーなどで外す
  3. ノブを固定しているビスをすべて外す
  4. 室外側からノブを引き抜く
  5. ラッチボルトを外す
  6. ラッチボルトを取り付ける
  7. ノブをラッチボルトに組み付ける
  8. ノブをビスで固定する
  9. 台座のカバーを組み付ける

円筒錠の場合は、構造がやや複雑ですが手順をしっかり把握していれば、こちらもあまり手間取ることなく室内ドアのぶの交換をすることができます。
ただし、自信がない場合は、ドア側の穴などを壊してしまう可能性がありますので、施工業者に依頼するようにしましょう。

サムターンとシリンダー交換の施工方法

空錠の交換方法がわかったと思いますので、次に紹介するのはサムターンとシリンダーの交換方法です。
ここではそれぞれの交換方法について紹介します。

サムターンの交換方法

  1. サムターンを回してビスを外す
  2. サムターンのつまみを外す
  3. カラーのビスを取り除く
  4. フロントのビスを外してフロントを取り除く
  5. 金属棒を引き抜き、カラーを外す
  6. カラーを組み付け金属棒を差し込む
  7. フロントをビスで固定する
  8. サムターンのつまみを取り付けビスで固定する

サムターンの交換は少し手間取るかもしれませんが、手順通りに行えば簡単に交換することができます。
金属棒を引き抜くこと以外には特に難しいことはありません。

シリンダーの交換方法

  1. フロントのビスを外してフロントを取り除く
  2. 金属棒を引き抜き、シリンダーを外す
  3. シリンダーを組み付け金属棒を差し込む
  4. フロントをビスで固定する

サムターンと比較すると、あっけないほど簡単に交換することができます。
防犯性が高い鍵を使っている場合は、このような方法でサムターンやシリンダーを交換してみましょう。
ただしあまり器用でない人が交換すると壊してしまう可能性がありますので、こちらも施工業者に依頼するほうが確実に交換してもらえます。

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