2018年1月15日

リクシル(LIXIL)の毎日の生活が快適になる洗面化粧台「エスタ」の特徴

洗面化粧台は1家に1台というのは過去の話で、最近は2台以上の洗面化粧台を設置している家が増えてきました。 ただし、 2台目は安くてシンプルな機能のものがいい。そんな希望に応えて作られた洗面所がLIXILの「エスタ」です。 ここではそんなエスタの特徴や、メリット・デメリットなどをご紹介します。

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エスタとは

出典:photo-ac.com

エスタはLIXILのコンパクト洗面化粧台です。小さな洗面化粧台が欲しいという人や、 2台目の洗面化粧台のニーズに応えるために作られた商品です。 コンパクトであることを活かして、玄関や2階の廊下、寝室などに設置することも可能で、 いつでも使いたいときに水を使えるという利点があります。

コンパクト設計ですので、既存の小さな洗面化粧台からのリフォームにも使えます。 またデザインもシンプルでとても美しく仕上がっていますので、 ミニマムなライフスタイルに憧れる人にとっても最適な洗面化粧台のひとつとなります。

そして何よりも、価格の安さがエスタの大きな魅力です。 洗面化粧台を使う上で必要な最低限の機能で構成されていますので、かなり低価格で購入することが可能です。

エスタの価格

エスタでは、洗面ボールを含む洗面台本体の価格とその他オプションの価格の2種類があります。 それぞれの価格についてご紹介します。

エスタのコンボタイプの本体価格

ボール一体タイプの価格

間口600mm

¥111,000 ~

間口750mm

¥119,000 ~

間口900mm

¥126,000 ~

ベッセルタイプの価格

間口600mm

¥172,000~

間口750mm

¥180,000~

間口900mm

¥188,000~

参考:LIXIL/Webカタログ

エスタにはコンポタイプとシステムタイプの大きく2種類あります。 コンポタイプは化粧台本体の間口が600mm, 750mm, 900mmの3種類あり、システムタイプは774mmから1350mmの間で間口のサイズを設定することができます。

ボール一体タイプ、ベッセルタイプの奥行きはそれぞれ440mm、450mmになります。 ベッセルタイプは円形やスクエア型など4種類の洗面ボールがあります。

それぞれのタイプでは、選べる水栓が4種類あり、どの水栓を選ぶかによって価格が変わります。 中でも高機能な「吐水口引出シングルレバー混合水栓」を選ぶと最も高価になります。

選択可能なオプションの価格

オプションの価格

ミラーキャビネット

¥21,000~

ショートミラー

¥15,000

ロングミラー

¥16,000~

参考:LIXIL/Webカタログ

ミラーは洗面化粧台に含まれません。 照明は蛍光灯とLEDの2種類あり、LEDの方が価格が高くなります。 ミラーにはさらに、「くもり止めコート」の有無を選ぶことができます。この「くもり止めコート」を有効にすると 価格はおおよそ5000円高くなります。

エスタの特徴

シンプルで美しい洗面化粧台エスタ。コンパクトに作られていますが、 使い勝手を良くするために様々な工夫が詰め込まれています。ここではそんなエスタの特徴について、ご紹介します。

どこでもすっきりと収まる浅い奥行き

エスタはボウル一体タイプで奥行きが440mm、ベッセルタイプで450mmしかありません。 奥行きを限界まで短くしたことで、洗面化粧台前の空間を大きく使うことができます。 また、廊下のような狭い場所でも、動線を邪魔することなく設置することができます。

また、システムタイプを選ぶことで、間口を774~1350mmまで自由に設定できます。 設置する場所にジャストフィットしますので、後付の洗面化粧台とは思えないほど、空間にしっくりとはまります。

選べる2種類の洗面ボウル

エスタは、ボール一体型ベッセルタイプの2種類から洗面ボウルを選ぶことができます。

スマートなボール一体型のは、お手入れがとても簡単で、いつでもきれいな状態を維持できます。 一方のベッセルタイプは4種類のデザインから選ぶことができます。

ベッセルタイプは水ハネなどのお手入れが大変ですが、とてもスタイリッシュに仕上がっているため、 ミニマムな美しさにこだわりたい人におすすめです。

エスタのオプション

エスタには最新の機能があまりありませんが、オプション品によって、より便利に使うことができます。 ここではそんなエスタのオプションについてご紹介します。

使い勝手とデザインにこだわった水栓金具

エスタの水栓金具は、一体型は4種類、ベッセルタイプは3種類から選ぶことができます。 いずれも高級感のあるメタル仕様で、美しい仕上がりになっています。 レバーハンドルはエコハンドルとなっていて、お湯と水の使い分けをしやすいため、 無駄にお湯を使ってしまうのを防止できます。

ライフスタイル合わせて選べるキャビネット

シンプルデザインの洗面化粧台の多くは、収納が少ないという問題がありますが、エスタは大容量の収納ができる扉タイプ、 簡単に取り出せる引き出しタイプ、そして飾って見せることのできるセミオープンタイプなど、 ライフスタイルに合わせて、最適なキャビネットを設置できます。

メリット・デメリット

エスタは個性的な洗面化粧台ですので、一目惚れで選ぶ人も多いかと思います。 その結果、デメリットに気づかずに、購入後に後悔してしまうことがあります。 購入検討をするときには、メリットだけではなく、きちんとデメリットも把握しておきましょう。

メリット

  • 低価格で設置できる
  • ミニマムデザインで美しい
  • コンパクトで場所を取らない

低価格コンパクト。エスタのメリットはこれに尽きます。どこにでも設置することができ、しかも見た目が美しいため、 玄関や寝室に設置しても違和感がありません。余計なものは何もいらないという人に最適な洗面化粧台です。

デメリット

  • 必要最低限の機能しかない
  • 小さすぎて使いづらい
  • 収納力があまりない

最新の洗面化粧台と比較すると、機能面ではかなり弱いのがエスタの弱点です。 これまで高機能洗面化粧台を使っていた人には、機能の少なさから物足りなさや使いづらさを感じるかもしれません。

洗面ボウルはとても小さく、キャビネットがあるとはいえ収納は十分とは言えませんが、 限られた狭いスペースであっても設置できるコンパクトさが、エスタの魅力です。 シンプルでオシャレな洗面化粧台ですが、このようなデメリットもあるということをきちんと頭に入れておきましょう。

まとめ

LIXILのエスタは、洗面化粧台に機能性をそれほど求めない人や、2台目の設置を考えている人に向いている商品です。 シンプルデザインですので、見た目はとても美しく、一目惚れする人も多いかと思いますが、 きちんと使い勝手も理解しておかないと、購入後に後悔する可能性があります。

収納も少なく、洗面ボウルはとても小さいため、メインの洗面化粧台として使うには、毎日小さなストレスを感じてしまうかもしれません。 それでもあえて選びたくなるような不思議な魅力があるのがエスタの特徴です。

シンプルな洗面化粧台を検討している人は、ぜひLIXILのエスタも購入候補に入れておきましょう。 特別な機能はありませんが、所有欲を十分に満たしてくれる。エスタはそんなミニマムスタイルの洗面化粧台です。

LIXILのエスタ以外の洗面化粧台については下記にまとめていますので、洗面化粧台を選ぶ際の参考になさってください。

また、こちらのページでは洗面所リフォームの施工事例やその他お役立ち情報をまとめています。 洗面所リフォームをご検討の方はぜひ参考にしてください。

洗面所 リフォームのお役立ち情報まとめ

洗面所リフォームと併せて、お風呂のリフォームを検討している方はこちらのページも参考にしてください。

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