屋外用の蛇口を交換する方法 - 自分で出来る対処法と修理費用
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ガーデニングや、窓や壁の掃除などに便利な屋外用の蛇口。 あるととても便利ですが、気候による影響をとても受けやすく、 屋内用と比べても定期的なメンテナンスは欠かすことができません。
ここでは、そんな屋外用の蛇口に何らかの不具合が出て、 蛇口そのものを交換する方法についてくわしく解説していきたいと思います。
プロに依頼した場合の費用相場の目安
屋外用の蛇口を交換する際の費用の目安をご紹介します。
各種交換の費用目安
水栓まわり部品交換
8,000〜11,000円
カートリッジ交換
8,000〜11,000円
単水栓(壁付)交換
8,000〜12,000円
混合水栓(壁付)
10,000〜14,000円
屋外用の蛇口が不具合を起こしてしまう原因
屋外にある蛇口は、屋内に設置されているものとは違って、気候による影響をまともに受けてしまいます。 さらに雨風などが続くと、その分外側はもちろん、内部も劣化や損傷などが起きてしまいます。 屋外の蛇口の交換は、屋内にくらべて危険性や後始末のリスクも少なくなりますので、比較的簡単に行うことができるでしょう。
屋外用の蛇口を取り替える方法
ここでは、実際に蛇口を交換するときの方法をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
用意しておくもの
- 蛇口用シールテープ
- 歯ブラシ
- マイナスドライバー
実際の対処法
STEP1 水道を閉める
水道の元栓を閉めておきます。マイナスドライバーを時計回りに回すことで栓を閉じることができます。 サビなどで動かない場合には、無理をせずに専門業者にお願いするようにしましょう。 栓を壊してしまうと、水道が溢れて止まらないという事態になってしまいかねません。
STEP2 古い蛇口を取り外す
メーカーによって違いますが、根元部分をしっかりと持って、反時計回りに回すことで取り外せることが多いです。 屋外にある蛇口の場合、古くなって錆びついていることも十分に考えられます。 硬くなってしまっている場合には、多少強めに蛇口を回すようにしてみてください。
STEP3 配管を掃除する
新しい蛇口を取り付ける前に、配管の掃除を行います。 特に、ネジ山部分などにはゴミが溜まりやすいので、 新しい蛇口を取り付けやすいように使い古した歯ブラシなどを使ってしっかりと取り除いておきましょう。
ここでゴミなどが影響してきちんと取り付けることができないと、水漏れの原因になってしまいます。 マイナスドライバーなども使って、ネジ山部分に付着している古くなったシールテープ、錆、ゴミを綺麗に落としてあげましょう。
STEP4 新しい蛇口を取り付ける
新しい蛇口に蛇口用のシールテープを巻いていきます。 途中でちぎれないように、巻いたどの部分にも同じ力がかかるように引っ張りながら約5~6回巻きつけていきましょう。 コツとしては、両手で引っ張るような感じで、テープがたるまないように巻くようにします。
巻き終わったら蛇口をゆっくりと時計周りに回しながら取り付けていきます。 本体が水平になるように取り付けることができたら、最後はモンキーレンチで固定していきます。
STEP5 水が出るかを確認
取り付けが終わったらSTEP1で閉じた止水栓を開けて水が出るかを確認します。 マイナスドライバーで、反時計回りに回すことで開栓することができるでしょう。 水漏れがない場合は完了ですが、どこかからか水が漏れている場合には、 最初からやり直すか、自信のない場合は専門業者に依頼した方がよいでしょう。
予防方法と注意点
蛇口の交換時期は、平均で15年ほどだといわれていますが、使用している環境などによって大きく変わってきます。 特に屋外用の場合には、内部で腐食などが起きている場合が多く、定期的なメンテナンスは欠かすことができません。
屋外の蛇口はなかなかこまめに手入れを行うことは難しいかもれませんが、汚れやカビが付着しやすく、 これが原因で腐食などのトラブルが起きる可能性が高くなります。 水垢などの落ちにくい汚れには使い古しのストッキングに水とクリ-ムクレンザ-をつけてこすってみると効果的です。
摩擦力と伸縮力、そして小回りがきくというメリットのおかげで、 手の届かない入り組んだ場所や裏側の隠れた場所の掃除にも大変役に立ってくれます。 自分で行うのが困難な場合には、専門業者にメンテナンスを依頼してみるといいでしょう。
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